こんにちは。
鈴木(晴)です。
普段仕事でシャツを着用する方を見ていると、人それぞれ様々な方法で購入することに気が付きます。
一着ずつという人もいれば、まとめて5着という人もいます。
グローバルスタイルは3着が一番安く作れるため3着が最も多いです。
シャツの買い方
シャツの買い方は元々1着を試しに作って、サイズが問題なければ同じ生地・デザインでさらに5着を追加で作るという「半ダース買い」、もしくは合計12着購入する「ダース買い」というのが主流でした。
100年以上英国王室の注文を受けている「Turnbull & Asser」のビスポークシャツは最低6着から受け付けており、上記の1着届いて何度か洗濯してサイズを確認してから残りの縫製を始めると言います。
※トランクショーで日本のオーダー会が開かれる際は、2着からスタートらしいです。
なぜそこまで着数が必要なのかというと、シャツに対する考え方の違いです。
シャツは下着という考え方でしたので、日常に着る服の下はすべてシャツを着ていました。
また、貴族は寝巻→朝食→移動→昼食→仕事・・・など一日の中で事あるごとに着替えており、そのためにシャツの枚数が現在よりも多く必要だったと考えられます。
また、現代よりも高価で手間がかかるため長く着用できるように頻度を減らすためともいわれています。
現代ではまとめ買いするにしてもデザインも生地も釦も変えるという人が圧倒的に多いです。
個人的にその買い方は好みません。
自身の着こなし、スタイルがぶれてしまい統一感が無く所謂流行りに載ったミーハーのような軽さが出ると感じるからです。
これを機に一貫性のあるスタイルを確立してみませんか。
鈴木(晴)