こんにちは。
2025年です。
個人的に今年は大きな変化がある年になるのでとても楽しみな新年です。
ビジネスシーンにおいてはコロナ以降カジュアル化の流れが強く、スーツを着ない方も非常に多くなっているようです。
革靴についても、リモートワークが増える中で非常に厳しい状況にあったという話も耳にしました。
一方でカジュアルウェアとしてセットアップや革靴をお召しになる方は増えているように感じております。
ヨーロッパの一流革靴ブランドでもレザースニーカーやカジュアルなスリッポンなどの展開が増えています。
ストレートチップなどいわゆるなドレスシューズではないデザインの革靴は休日の装いを引き締めてくれる便利なアイテムです。
Berwick1707
5260
¥36,300
Berwick1707
4545
¥36,300
コインローファーはその最たるものですね。
諸説あるようですが「怠け者」を意味するローファー。
靴紐を結ばずにサッと履けるから「ローファー」というのが通説になっています。
日本だと学生が制服に合わせてというイメージが強いですね。
何故制服にローファーを合わせるようになったのでしょうか。
履きやすさは学生にとって強いアドバンテージですが、紐靴の方が教育としては良さそうに感じますが…。
更には成長過程にある子供の足には…。余談でした。
紐靴ほど堅苦しさはなく、スニーカーより品がある為もっと多くの男性がカジュアルに履いても良いのにと思っております。
欧米のビスポークメーカーですとローファーをカジュアルと呼称するという話も聞いたことがあります。
デニムなどカジュアルウェアを代表するものとの相性もピッタリです。
冬の寒さには履き口の広さが玉に瑕ですが、ウールの厚手のソックスで乗り切りましょう。
多くのブランドが展開しているコインローファー。
木型やモカ部分のステッチで大きく雰囲気は変わります。
4545は全体的に細身でシャープな印象ですが、トウについては割とぽってりしているので程よい柔らかさを感じます。
5260はウィズも広めで無骨な印象。アッパーの質感も相まってカジュアルな印象が強いです。
この5260で使用されているレザー。ガラスレザーのような艶感ですが似て非なるもののようです。
樹脂加工がなされているのは同様ですが、
ワックスを染み込ませた後に薄く加工を施しているということでクリームもしっかり入り、
ガラスレザー特有のひび割れなどは起きないそうです。
どのような経年変化になるのか…。
スーツも靴も素材は年々進化していて追いかけるのも大変ですがとても楽しい世界です。
明らかに脱線が過ぎておりますが、Premium Marunouchi 横浜スカイビル店でご用意しているローファーはいずれもカジュアルに使っていただきたい物ですということです。
足入れが容易だからといって靴ベラを使わないと踵の芯が潰れてしまいます。
最低限靴ベラは必ず使いましょう。
なんだか本日は久しぶりに饒舌になってしまいました。
他にもご紹介しようと思っておりましたがまた次回に。
前職では靴磨きをしておりましたので、靴の話は楽しいです。
ご要望がございましたら必要以上にお話も致しますので是非店頭に足を運んでみてください。
Premium Marunouchi 横浜スカイビル店
曽根