こんにちは。
やっと前回の本題です。
ローファー以外にもカジュアルに使っていただきやすい革靴が御座います。
Berwick1707
4477
¥36,300
パラブーツのシャンボードでもお馴染みのUチップです。
ここ数年は多くのセレクトショップでも取り扱われており、本当に良く見かけるデザインです。
Uチップでもこちらのようなコロンとした丸みのあるフランスらしいUチップはカジュアルにぴったりです。
元々は狩猟やゴルフなどのカントリースポーツ向けに履かれていたUチップ。
J.M.WESTONではそのままゴルフとして展開されていますね。
Uチップといっても様々なデザインがありますが、バーウィックの4477もフレンチっぽい丸みのあるデザイン。
フランスといえば機能より美しさを求めるイメージですが、この愛嬌のあるデザインっがフランスらしいというのも面白いですね。
ルーツがスポーツなだけに機能性優先の歩行しやすいデザインです。
履かせているビブラム社のガムライトソールは発泡ゴムでとても軽く柔らかいです。本当に軽くて驚きました。
最早スニーカーですというのは言い過ぎですが、そのくらい軽いです。
オフィシャルでガムライトと記載されているのでそれを引用しましたが、ソールパターン的にイートンソールなのかなと思っておりますが詳細は分かっておらず、申し訳ないです。
いずれにしても非常に軽いソール且つ歩行しやすい形状なので、休日のお出かけにも活躍してくれます。
最早流行りすぎている感もあるBarbourのジャケットにデニム、足元はUチップでというコーディネートは定番になっています。
冬の休日の横浜駅付近では日に5人は見かけるのではないでしょうか。
それだけカジュアルにも相性が良いUチップ、ドレススタイルではジャケパンスタイルでそのポテンシャルを発揮してくれます。
スーツは着なくてもジャケットは羽織るという方も多いようなので、ビジネスもカジュアルも兼ねてご使用いただけます。
スーツに合わせる方もいらっしゃいますが、私個人としては中々…。
というのが本音ですが、ここ数年はそんなコーディネートも多くなっておりますので、アンコンのスーツなど柔らかい雰囲気のスーツスタイルにも合わせてしまいましょう。
そこはルールではなく感覚ですので、Uチップの持つ個性を理解して上手く装いに取り入れていきましょう。
17歳から10年以上革靴しか履かずに過ごしてきた物好きとしては私服に革靴を合わせるということは特別高いハードルはないです。
寧ろその方が私の装いとしては自然でした。
ここ数年でハイキングやランニングなど運動を始めたこともありスニーカーを履くことも増えました。
とはいえやはりお洒落をして出かけようというときには革靴を選んでしまいます。
慣れていれば革靴でも長時間の歩行や軽いランニングくらいはできます。勿論おすすめはしません。
仕事ではスーツを着て、休みの日はセーター、運動時はジャージを着るように装いには適材適所の機能や役割があります。
革靴=フォーマルやビジネスという認識の方もとても多いですが、デザインや構造によってもっと広く使えるはずです。
スニーカーも起源はバスケやテニスなどのスポーツにあるものが多いです。
日常でスニーカーがありならば革靴だってありじゃないでしょうか。
いつもの装いがなんだか引き締まるはずです。
オーダースーツショップのブログですのでお読みいただいている方はそもそもスーツを着られる方が多いとは思いますが、スーツはいらないけど革靴履きたいなという方も是非ご相談ください。靴屋さんにも負けない濃度でご案内いたします。
Premium Marunouchi 横浜スカイビル店
曽根