こんにちは。
今回は大人気のバーウィックのストレートチップ3モデルを比較してみます。
クラシカルな佇まいな5224。
小ぶりなキャップでコロンとした丸みのあるトウシェイプは、
裾巾のやや広いベーシックなスタイルとの相性が良いです。
全体的に広めの巾で足幅の広い方に向いた木型です。
前側は広めに取られているものの、踵や土踏まずは比較的しっかりと絞られているためフィット感は高いです。
つま先の捨て寸は少な目の為、どちらかというと足はコンパクトに見えます。
全体的にシャープな印象の5382。
見た目の通り全体的に細身な木型の為、足幅の細い方に向いた木型です。
捨て寸もしっかりと取られているため、細身な木型がより際立ちます。
今風な細身なテーパードパンツとの相性が良さそうです。
全体的に細身で横幅でフィットさせるようなフィッティングの為、
足幅の広い方ですと窮屈に感じやすく、かといって大きくしてしまうと踵が抜けてしまうので、
やはりすらっと細身な方向けな木型になっております。
ソールはビブラムの発泡ゴムですので非常に軽いです。
唯一の革底モデルの5217。
他の2足と比べると¥3,300ほど金額が上がりますが、
その木型は甲の立ち上がりから踏まずのくびれまでとても立体的です。
弊社のスーツモデルでいうカイザーモデルのように立体的なつくりは足に面で沿ってくれるため、
多くの方にとって最も履き心地が良いかと思います。
程よく角の取れたチゼルトウで印象もスッキリしており、
私個人としては最もおすすめなモデルです。
革底に対して抵抗を持たれる方もいらっしゃるかと存じますが、
しばらく履いた後に、ハーフラバーを張られる方も多いです。
付き合い方を工夫すれば革底は柔らかさや抜けの良さなどメリットも多いかと存じます。
それぞれ特徴のある木型ですので是非実際に履き比べていただき、
ご自身の足に合う一足を見つけていただきたいです。
Premium Marunouchi 横浜スカイビル店
曽根