どうもこんにちは、村山です。
投資の世界に、「麦わら帽子を買うなら冬に買え」という言葉があるそうですが
要するに 需要が低い時に買っておけば安く手に入る 経済的な考え方を表すことわざのようなものらしいのです。
弊社では生地価格は年間通して変わらずご提供しておりますが、残り要尺(在庫)はまた別の話。
夏に人気が出る素材は、新入荷したの今のうちのタイミングでしか出会えない可能性もございます。
そこで今日はこのバンチのご紹介。
MAXIM COLLECTION -BREZZA-
【Cotton Twill 1着¥69,000-/コンビ¥49,000ー】 【Cotton Twill Stretch/Chino 1着¥85,000-/コンビ¥60,000ー】
【Cotton Sucker Solod/Stripe 1着¥80,000-/コンビ¥57,000ー】 【Cotton Cord lane 1着¥80,000-/コンビ¥57,000ー】
【Indigo Denim 1着¥85,000-/コンビ¥60,000ー】 【Indigo Denim Stretch 1着¥90,000-/コンビ¥64,000ー】
【Linen 1/25 Plain 1着¥116,000-/コンビ¥82,000ー】 【Linen Plain Top 1着¥110,000-/コンビ¥79,000ー】
毎年更新され人気の高いマキシムコレクション。
高品質のコットンとリネンを中心に構成されたサマーコレクション“ブレッツァ”。
特に今年は注目のトレンドカラーが追加されたようです。
特にお勧めしたいのはやはりリネン素材でございます。
麻素材はウールやコットンの生地が登場するはるか前から人間と密接な関係にある素材です。
オッドジャケットとしてもスーツとしてもお勧めですが、是非リネンの生地はセットアップで仕立てて欲しい生地でございます。
服地によく使われる麻素材の一つ”亜麻(リネン)”のメリットとデメリット
◎メリット
・繊維が強靭なため型崩れが起こりにくい
→生地が強いとそれだけ長期的に使用することが出来、コスパ○
あらゆる繊維の中でトップクラスの強度を誇るため破けてしまう心配も少ないです。
・夏場は通気速乾性に優れ、冬場は保温性に長けた素材
→熱伝導の効率が高く、繊維が太い為生地を織った時に隙間ができやすいという特性の相乗効果で
夏は汗などを素早く気化させて涼しく。冬は繊維の隙間に温度を閉じ込めて暖かく過ごせる器用な素材です。
日本より高緯度に位置する欧州圏では冬でも衣服に麻を取り入れることがあります。
・トレンディー且つナチュラルな風合い
→昨今のアースカラーブームやコロニアルスタイルにマッチしやすい素材感で、取り入れやすいです。
大人のオフスタイルとしてリゾート地などに旅行に行くとき、リネンのジャケットは非常に重宝するはず。
◎デメリット
・皺を気にする方には向かない素材
→特性上、皺がつきやすいのでドレッシーに着用したい方には不向きです。
リネンの風合いや特性を残しつつシワ感を抑えたい方には”コットンリネン“や”ウールリネン“などの混紡素材がオススメ。
・色落ちしやすく毛羽立ちやすい
→クリーニングや汗などの水分が原因でデニムのように色抜けや当たりが出やすい素材です。
ブラッシングを着用後に徹底していただいたり、いっそのこと色落ちを楽しんでみたりなんかもよいかもしれません。
長所と短所が明確な素材ですから良いと思った人には須らくおすすめです。
万人受けする素材ではないので、リネンは実際に店頭で触れてご確認いただくのがよろしいかと思います。
梅雨のジメジメに向けて、是非お気に入りのリネン素材に触れてみては。
GINZAGlobalstyle銀座本店
村山