こんにちは!
表参道店の吉野です。
一口にスーツといっても様々なモデルなどが存在するのは皆さまご存知でしょうか?
今回は世界3大スーツと呼ばれるスーツの代表をご紹介します!!
まずは世界3大スーツとは!!
「イギリス」「イタリア」「アメリカ」
この3か国のスーツをさします!
それぞれのスーツの成り立ちやスタイルなどを詳しく見ていきましょう!
【イギリスのスーツ】
イギリスのスーツの始まりは、
農民が着用していた「フロック」と呼ばれる作業着が由来とされています。
そこから上質な生地を使用したおしゃれ着から軍服へと変化、
現代のスーツへと進化を遂げました。
~イギリススーツの特徴~
イギリスのスーツといえばしっかりとした生地が特徴です。
イギリスの気候は、常に霧が発生しやすく雨が降りやすい為、
シワになりにくい地の厚いしっかりとした生地が好まれます。
~イギリスのスーツスタイル~
肩パットをしっかり入れて、ウエストを細めにすることで
スタイルをよく見せる独自のスーツデザイン。
紳士を彷彿させる気品が感じられるスーツとして根強い人気があります。
【イタリアのスーツ】
イギリスを訪れたイタリア人が自国に持ち帰り、
イタリアンスタイルに仕上げなおしたと言われています。
イタリアの気候と嗜好に合わせたスーツで、
柔らかい生地を使用しています。
~イタリアスーツの特徴~
イギリススーツに比べてリラックスした着やすいデザインと生地が特徴です。
イタリアは地中海性気候により、朝夜と昼の気温差が大きいため
気温に合わせて脱ぎ着しやすいスーツや、軽量性・快適性が重視されます。
~イタリアのスーツスタイル~
「ファッションの国」として楽しむことを意識したスーツデザインです。
肩のシルエットはパッドを薄くしたナチュラルなラインで、
Vゾーンを深くすることで適度なセクシーさを演出しています。
【アメリカのスーツ】
アメリカのスーツは、ヨーロッパからスーツ文化が伝わり、
20世紀から本格的に生産されはじめました。
オーダーメイドとは異なり、工場で大量生産されたものが主流で
体型に関係なくどんな人にも合わせやすいスーツです。
~アメリカスーツの特徴~
アメリカスーツは、気候の観点よりも身体のラインを強調しない
緩やかなラインのスーツが特徴です。
「自由の国アメリカ」を象徴するような、動きやすく取り入れやすいスーツです。
~アメリカのスーツスタイル~
「サックスーツ」と呼ばれるゆとりのあるシングルタイプのスーツがメインになり、
ウエストは絞らずナチュラルなラインのスタイルです。
現在は、動きやすさと見た目のスタイリッシュさを併せ持つスーツが増えており、
必ずしもゆったりとしたデザインばかりではなくなってきています。
世界中で着用されているスーツにもさまざまなルーツがあるのは
とても興味深いですね!!
みなさまのお手持ちのスーツはどの国のスタイルでしたでしょうか?
グローバルスタイルでは主に「イギリスモデル」「イタリアモデル」の取り扱いとなります。
お仕立ての際は、モデルごとの違いもお楽しみください!!!
表参道店でお待ちしております!!