みなさま、こんにちは。

銀座新本店の山口でございます。

 

大阪・関西万博が開幕しましたね。

報道では負の側面ばかりが取り沙汰されていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

期間は10月半ばまでとのことなので、ぜひ訪れてみたいところです。

 

 

今回は「Ermenegildo Zegna：エルメネジルド・ゼニア」（ブランド）の「ELECTA：エレクタ」（生地銘柄）というシリーズに焦点を当て、ご紹介させていただきます。

なお、同じくゼニアの生地をご紹介した過去2回のブログ（↓）も併せてご覧いただけますと、それぞれの特徴などが比較できるかと思います。

 

エルメネジルド・ゼニア：トロフェオとは。

https://www.global-style.jp/archives/622525

 

エルメネジルド・ゼニア：トラベラーとは。

https://www.global-style.jp/archives/621868

 

 

さて、「エレクタ」ですが、その名には、ラテン語で「高品質」「秀逸」の意が宿され、1929年の登場以来、長きにわたってゼニア社を牽引してきました。トロフェオが2009年、トラベラーが2010年にリニューアルされる中、エレクタだけはリニューアルされることなく、一種の完成形として今日に至っています。

 

1mあたりの目付は300～320gほどで、しっかりとした重みがあり、主に秋冬の定番生地として名高い存在です。また、高級スーツに多くみられる艶感・光沢感もあり、一般にハリがあって丈夫なイギリス生地と、しなやかで光沢のあるイタリア生地とを折衷する、いわば好いとこ取りな存在でもあります。

 

高級スーツ特有の美しい光沢と滑らかさ、翻って丈夫さやシワの復元力。一見、相反するこの特徴を贅沢にも一つにまとめ上げ、具現化したのがエレクタというわけです。なにかゼニア社の本気が垣間見えるようですね。

はじめての高級生地で仕立てるスーツとしても挑戦しやすく、非常におすすめです。

 

 

スーツ1着価格124,000円～（税込136,400円～）

スーツコンビ価格76,000円～（税込83,600円～）

 

主に秋冬の生地ということで、気温が下がるのはまだ先ですが、いまからでも想像を巡らすことは面白く楽しいものです。秋の紅葉狩りや冬のホリデーシーズンなんかに着用されたら粋ですね。

 

みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。

 

 

GINZAグローバルスタイル銀座新本店

山口