英国ヴィンテージ生地の数々 Global Style大阪
こんにちは!
9月の一時の冷え込みは何処へやら、、
もう直ぐ11月とは思えない程の暖かさが続きますが、
昨夜からスッキリしない天気ですね。
ワタクシ事ではございますが、先日連休を頂戴しており元々友人と予定を立てて
いたのですが、友人の諸事情によりドタキャンとなりましたので、例の如く発作が
おきまして(笑)、自転車片手にしまなみ海道へぶらり一人旅へ出掛けてきました。
今回は一人旅でたまにはいいだろうと電車旅でしたが、プライベートでは自転車か
車移動ですので正直のところプライベートではいつ以来よ??
という程までに久々の電車でしたが、電車旅は楽ですし良いですね~
自宅からしまなみ海道の起点となる尾道駅まではちょうど300キロ、
しまなみ海道を自転車で往復で約140キロ、
約800キロの行程を基本的にはいつも一人で運転(自分の車ですので、、)
していたので、600キロ分の移動をしなくていいのはホント楽でした。
まあ、電車だと時間の制約が出来てしまいますし、車の運転も大好きなので
悩ましいところではございますが(笑)
天候も夏空の如くの快晴の中、少し寄り道などもした結果160キロ程をのんびり
走ってきまして、同僚や友人達にも真夏ですか??という程に真っ黒に焼けて
いるナカモトでございます(笑)
さて、世間話は程々に致しまして、
一昨日の神田店佛圓のエントリーにもある通り、新たなヴィンテージ生地が入荷
致しましたので、本日はそちらをご紹介致します!
オーダースーツフロアの入口にどっかりと鎮座する新着生地たち!
今回の入荷の生地に関しては、現在では中々お目にかかれない様な
色合いや織り感の物が多く見受けられるので、正に所有欲をくすぐる一着と
なる事でしょう!
価格帯としては、
単品オーダー¥38,000(2着コンビ¥48,000)
単品オーダー¥58,000(2着コンビ¥78,000)
の2つの価格帯がございますが、以下ワタクシのお勧め生地としてご紹介するのは
単品オーダー¥58,000(2着コンビ¥78,000)の価格帯の生地となります!
さて、ご覧下さい!
“ANGLET”(英国)
何れも英国的な打ち込みの強さでハリとコシがしっかりとあります。
その打ち込みの強さに加えてブルーやレッドといった挿し色となる
ストライプやネップが入っているものが多く、より一層のヴィンテージ感を
漂わせております!
こちらは、少し甘めの打ち込みによるネイビーベースに銀×金糸のピンヘッド地
さらに絶妙なアクセントとして赤糸が所々に入っておりゴージャス感タップリ!
モードモデルや来月投入予定のコンケープモデルで仕立てると、セクシーな
一着になる事でしょう!
“KAVE & STEWART”(英国)
こちらも英国特有の打ち込みの強さが大きな特徴です。
細畝のヘリンボーン地をベースに白×赤のピンストライプ(画像1枚目)や
グレーベースのマイクロチェック柄に色とりどりのネップ入り(画像2枚目)
と、何とも絶妙なる挿し色のアクセントが風合いをより一層引き立たせております。
着こんでいく事によって生まれる風合いの変化は正に英国生地の特権ですので、
長く付き合っていける1着になる事でしょう!
“THORNTON JONES”(英国)
今では謳われる事の無い”Super 80’s”という誇らしげなる耳の表記が、
当時においては最高級品として君臨した事を物語る証でもあり、往年の
ヴィンテージの風格を漂わせております。
ソフトな質感が好まれる昨今において、この強烈なるハリとコシは稀有な存在で、
長年における付き合いをしていくには恰好なる1着に仕上がる事でしょう!
“PAUL BAXTER”(英国)
今回、ワタクシが最も一押しの生地がコチラです。
一見すると何の変哲もないシャークスキン地は、派手さも無いですし面白くなく
映る方が多い事でしょうが、強烈な打ち込みの強さから生み出されるハリとコシが
より一層のスパイスとなり正に仕立映えする事間違いなしでしょう!
“CARVEN”(仏)
英国調のトレンドへの流れから俄然注目度が高まるグレンチェック。
渋み漂うグレーブラウン地にブルー×パープルのオーバーペーンは
現在ではまずお目にかかれないであろう色合わせの妙ですね。
ウール100%ですが、カシミヤタッチの質感で極上の肌触りです~!
織り元不明の英国生地ですが、当時は英国のトップといわれる生地屋の機織りを
手掛けていたのであろうと推測できる重厚感ある生地のオーラを感じられます。
変則的な太さの畝で織りだされるストライプに、ほんのりブルーの挿し色ストライプ
が入る事で生地により一層の深みを与えた、こちらも仕立映えする事間違いなしな
生地です!
とまあ、個人的なお勧め生地を抜粋致しましたが、ヴィンテージという性格ゆえ
基本的には1点モノとなりますので、ホント早い者勝ちでございます!!
英国ヴィンテージは勿論の事、英国マーティンソンやそれに全く引けを取らない
日本が誇る葛利毛織の貴重なションヘル機によって現代へと甦った”織技”
コレクションetc… 魅力的な生地を豊富に取り揃えておりますので、
きっと自分だけの1着が見つかる事でしょう!
生憎の天候ですが、本町・神田両店とも元気一杯に営業しておりますので、
皆さまのご来店を心よりお待ちしております~
最後に、先日のしまなみ一人旅からの一コマです。
明日はスカッと晴れて欲しいですね~
By: NAKAMOTO