<トラウザース>オーダースーツ東京(神田)
こんにちわ。
最近ネタに困りつつある私ですが…
今日は「トラウザース」についてちょっと考えたいと思います。
「トラウザース」とは、所謂パンツの事ですね。
ちょっと違う言い方をしたかっただけですw
さて、本題ですが…
昨今、「細みのパンツ」とおっしゃられる方が多いのですが
正直な所私は「見た目も着心地も細いパンツ」はお勧めしておりません。
それはなぜかと申し上げますと…
昔、知り合いの外国人の方から言われた事があります。
日本人はみんな「ゲイ」なのか??と…
「どーして?」と聞くと
ジャケット丈は短くて、ヒップ丸出しのパンツがピタピタしてるって事は
男を誘ってるんじゃないの?
と…
なるほどー…気を付けないとなーと思った事があります。
女性から見てもスパッツの様にピタピタのパンツは不評のようです。
パンツのサイジングには気を付けなければ!!
と言う事で書くに至りました!w
と長々と説明をしてきましたが…順を追って説明していきます!
まずパンツは上からウェスト・ヒップ。
ここは直接は細さに関係ありませんがピタピタ過ぎるのはいただけません。
ヒップの余りを気にする方がいらっしゃいますが(大きすぎるのは度外視して)
スーツのトラウザーズは「デニム」じゃありませんので少しゆとりが(遊び)があったほうが
合理的ですし、見た目も悪くありません。お尻の形が全部見えた方が果たしていいのか…
そこを少し考えてサイジングを決めていきましょう。
ヒップと太もものつなぎ目、所謂「渡り」と言われる個所。
太もも部分も細すぎるのはちょっと頂けません。なぜなら…
立ち仕事ならまだしも、座ったり立ったりする状況やかがんだりする際に
ゆとりが無いとかなり破れやすくなります。ここも気を付けましょう。
ここを細くするよりも次に御説明する部分を細くしすぎるよりもいいかもしれません。
分かりにくいですが、膝巾です。
細くするなら膝巾と…
裾幅!この二点を細くする方が
「見た目細く・そして楽」的な所に近づくと思います。
イメージ的には↓(TAKE IVY参照)
こちらは結構極端な表現ですが、60年代位の写真です。
太ももにゆとりはありますが、細く見えませんか?
膝から裾幅にポイントを置いてみて下されば分かりやすいかと思います。
こちらも膝から下にかけて細くなっておりますが、太ももには余裕がありますね。
シルエットも綺麗です。
結局何が言いたいかと言うと、太もも(渡り)が太いから太いパンツではない
と言う事です。
なんでもかんでも細くすればいいって訳でもないですね。
あと…スーツの組下(トライザース)はデニムじゃない事もお忘れなく…
サイジングを間違えて細いけどしんどい…的な事にならないように
気をつけましょう!
勿論GSスタイリストがしっかりパンツのサイジングについても
御提案致しますので、お気軽にお尋ね下さいませ~。
では今日はこの辺で…
Global Style神田中央通り店
佛圓