<チェックの種類>オーダースーツ東京(神田)
こんにちわ。
週半ばの祝日いかがお過ごしでしょうか?
少しまた肌寒くなってきており皆様そろそろご使用のスーツを
秋・冬仕様に変えていらっしゃるのでしょうか?
今日はなんとなくチェックの種類についてぼんやり考えていたものですから
チェックの種類ってどんなだっけ?と言う事で
自分のおさらいも兼ねまして代表的な所から思い出してみようかと思います。
まずは「ウィンドウペン」
これは皆さん既知のもので良く見かけるものでしょうかね?
GSのスーツ紹介でもしばしばみられるチェックの代表的なものですね。
これも代表的なもので一応チェックの部類に入るみたいです。
「ハウンドトゥース」
これも以前のブログでご紹介したと思いますし、様々な服地などに使用されていますので
皆様既知のものでしょう。
ハウンドトゥースやん!って言いたいところを我慢して頂いて…
こちらは「ガングラブ・チェック」といいます。
まあハウンドトゥースでもいいと思うんですが一応こんな由来があります。↓
ガンクラブチェックは地糸に2色以上を使った千鳥格子柄で、
元々は英国の狩猟クラブ(ガンクラブ)のユニフォームの柄でした。
ツィードなどに当時は良く使われていました。今もツィードの代表的な柄として
あります。
またまたこれもポピュラーですが、「ギンガムチェック」
シャツの素材によく使われていますが昨今ではジャケット素材の柄としても
多様されて来ていますよね。
ギンガムチェックとおんなじやん!って言いたくなりますが
厳密には「シェファードチェック」といいます。個人的にはギンガムでええやん…
といいたくなりますが、シェファードチェックSheperd’s checkって言った方が
「通」っぽいですねwうんちくてきには↓
18世紀後半、新興土地所有者がハイランドに牧羊を導入し、
そのためにボーダー地区の羊飼いたちを雇用しました。
シェパードとは羊飼いの事で、彼らが身にまとっていた4ヤード丈の伝統的な布は、
黒糸6本・白糸6本の綾織によるチェックで、そのためにこの名が由来しました。
他にも茶か青と白を使用したものもあります。
ハウンドトゥース・チェックやギンガムチェックと似ていますが、
一つ一つの柄にぎざぎざがないところが違います。
また一般にハウンドトゥースよりも小柄です。婦人物に多用されます。
続きましては、これも皆さん御周知の「グレンチェック」です。
こちらについてはうんちくはいりませんねw
こちらは「グループドチェック」
形を変えて様々な所で仕様されていますが意外と気づきませんよねw
「群格子」と直訳すれば読めますね。
いわゆる 数本の線がグループになって格子を形作る柄のことです。
色を混ぜて使い、変わった感覚になったものは、ファンシーグループドチェックとも呼ばれる。
で…柄紹介はこの辺にしておいてw
最後に御紹介した「ファンシーグループドチェック」の仲間になるとおもうコチラ↓
生地が分かりにくいので拡大します。
こんな感じですね。
こちらはDARROW DALE(英)の生地でスリムフィットモデルでお仕立て。
グレー時に白×黒のグループドチェックに更にピンクのオーバーペンと
賑やかですが、先程の全体像を御覧になって頂ければそうでもない事に
お気づきになりましたよね?
柄の一部分だけをみると結構派手ですがw
この柄ならスーツ&ジャケットとしてもお使いいただけるので
1着持っておくと結構便利です。
今日ご紹介した様々なチェック柄どれを選ぶかにも個性はでますし
色々と愉しんで頂けると思います!!
生地から選べるオーダーの楽しみを是非味わって下さいね!!
では今日はこの辺で…
Global Style神田中央通り店
佛圓