今後益々注目の”DORMEUIL”フランス本社へ
こんにちは。
大分久々の投稿となりましたが…
本日は西日本は雪予報。とてつもなく寒くなりそうなので皆さまくれぐれもお気を付けください。
さて、本日は恒例のミラノウニカ生地展示会に行ってきたレポートでもと思いましたが
その前に寄った、フランスのドーメル本社にてミラノウニカに先んじてコレクションを見させて頂いた
レポートの方をしようかなと思います。
凱旋門は50mもあるんですね…確かに大きかったです。
本題のドーメル本社ですが、とても素敵なオフィスでした。
所々に遊びのある感じがフランスらしいですね。
オフィスの仕切りも収納で仕切られていて効率的。
入口付近にはこれまでの生地コレクションのネームをどっさり入れたディスプレイなどなど
コレクションの多さがうかがえる1枚がこれです。
これは今までのコレクションのバンチブックです。
これは一部ですが…こんなにあるのか!と一同びっくりしていました。
名立たるラグジュアリーブランドの中でも私の中では一番クリエイティブなブランドだなーと
常々思っておりますが、それを確信させるだけの物がそこにはありました。
ドーメルのクレスト(紋章)にある3匹の羊はドーメル創業者の息子3人を表すものだそうです。
そしてこのSPORTEXはドーメルを代表する生地コレクションですが、生地耳に商品名を入れた初めての生地。
175年の歴史があってもモダンなドーメルならではのクリエイションの一端に触れる事により
自分もまたファンになってしまいました。
これは当時のSPORTEXのPOPです。
フランスらしい風刺画みたいな感じがするのは私だけでしょうか?笑
こういう所も粋ですね。
ドーメルは今、自身を”ミル・マーチャント”として更に進化していっているようです。
因みにミルとは簡単に言うと、生地を自社で製造しているという事。
マーチャントは簡単に言うと、生地を様々な他社工場で製造し販売する商社です。
元々はフランスの会社が英国の生地を販売するマーチャントだったわけですが、
今では自社で生地工場も構えていたりする背景もあり”ミル・マーチャント”として進んでいるようです。
そんな最高の原料を使い、モダンなクリエイションを発揮するドーメルには今後注目し
我々もコレクションを増やして行こうかと検討中です!
さて、GSは今季の17SS物としては「セレナーデ」というコレクションを展開しております。
こちらは、クオリティー・柄共に全てGS別注品!!!他社さんでは一切取り扱いのないラインです。
歴史あるドーメルと我々のクリエイションが交差したとても良い生地ですよ。
アマデウス365よりも、より日本の「オールシーズン」に対応するべく開発して頂きました。
是非店頭でご覧になってみて下さい。
色・艶・柄ともに、ドーメルのラグジュアリーなイメージと共にライトウェイトで使いがってのよいセレナーデは
GSとしても人気商品の一つで、自信を持ってお勧めいたします!!
そして今後のGSでのドーメル生地展開をお楽しみに!!!
それでは今日はこの辺で…
佛圓