女性のクールビズ対策~どこまでOK?スーツの選び方やおすすめコーデ~
女性のクールビズ
毎年、この時期(5月~9月)が近づくと、ファッション業界では「クールビズ」をテーマとしたオシャレスタイルの提案が増えてきます。「これは、クールビズなの?」「クールビズってどうすればいいの?」不安になったりすることありませんか?特に女性の場合は、露出が増えたり・スタイルを間違えると違和感を覚えさせたり、周囲からの目に不快感を与えてしまうことも。
2021年4月からクールビズ『COOL BIZ-クールビズ』が廃止に?
2020年(令和2年)3月31日、環境省は “軽装や重ね着” などで冷暖房の過度な使用を控える「クールビズ」の実施期間を廃止し、2021年(令和3年)4月1日から実施すると発表。これは、環境省が管轄する啓発事業の効率化が目的としている。しかし服装を軽装にしエネルギーを節約するのも目的の一つ、継続して意識したい。
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. 女性のクールビズにおける基本的なマナー
2. 女性のクールビズマナー【アイテム別】
3. クールビズ時のシャツの透け対策
4. 夏のクールビズにおすすめのコーディネート【女性編】
そもそもクールビズとは
「cool」(涼しい)と「business」(仕事)を組み合わせた日本の造語。海外では夏になるとロングバケーションがありますが、日本では夏でも勤務日数がしっかりあります。女性の場合は必ずしもスーツではないが、スーツを着る機会にはクールビズなスタイルがおすすめです。
地球温暖化対策の一環として、平成17(2005)年度から政府が提唱する、過度な冷房に頼らず様々な工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイル。室温の適正化とその温度に適した軽装などの取組を呼び掛けています。軽装以外の取組としては、省エネ型エアコンへの買換え、西側の日よけのブラインド、日射の熱エネルギーを遮蔽する効果がある緑のカーテンなどを推奨しています。(引用元:https://www.env.go.jp/press/)
■環境省のホームページに、令和5年度のクールビズについての内容がありますので、気になる方はチェックしてみてください。⇒https://www.env.go.jp/press/press_01503.html
女性のクールビズにおける基本的なマナー
女性のクールビズの服装の基準は曖昧で分かりづらいです。基本的なマナーや注意したいポイントを整理しておきましょう。
<全体のスタイルイメージ>
ラフすぎる格好はNG
冒頭でも触れたように、クールビズはビジネスのための服装に変わりはありません。軽装となりカジュアル寄りになるからとラフな格好は避けたい。きちんとし涼やかな服装を意識しましょう。
露出度が高いものを避ける
女性の場合は、トップスの種類も豊富です。ノースリーブなど露出が高いモノや胸元が開きすぎているトップスは避けましょう。その他、キャミソール、シースルーも避ける。少し露出度が高いと感じる場合はカーディガンを羽織るようにしましょう。
<シャツや小物の基本的なマナー>
クールビズに適したシャツを使用する
クールビズに適したシャツを着用する。通気性、吸水性、消臭性の高い素材を選び、快適さを求めるのも良いでしょう。長袖、七分袖、半袖と、袖の長さの違うシャツを揃えておくと安心です。また、シャツの襟型を変えて見せるのも良いでしょう。一般的に多いのが “レギュラー” や “ボタンダウン” です。クールビズ用に “オープン” や “スタンド” など首周りをスッキリさせた襟型を選ぶのもありです。
下着の透け対策&ストッキングを着用する
涼しさを重視しすぎると生地が薄く下着が透けて見えている場合があります。組み合わせる時には、下着のラインや色が透けないように確認して対策をしておきましょう。シャツやパンツ、スカートはタイト(短い)過ぎるモノは避け、程よく体のラインにフィットしたデザインを選びましょう。また、スカートを穿くときは、ストッキング着用が基本的なマナーです。黒色は避け、肌の色に近いモノが無難です。
女性のクールビズマナー【アイテム別】
ここからは、クールビズに適した “トップス” の選び方や着用ポイントを、OKパターンとNGパターンに分けて見ていきます。
トップスの選び方やポイント
トップスの選び方では、“首周り” “袖” “柄” の3つのポイントについて見ていきます。
OK(写真上) ⇒ 鎖骨が少し見える
NG(写真下) ⇒かがむと下着が見えてしまう、開きが広いデザイン
OK(写真上) ⇒フレンチスリーブ、半袖、長袖、七分~九分袖
NG(写真下) ⇒肌の露出が多くなるノースリーブ、キャミソール、シースルー
OK(写真左) ⇒色は淡い色やオリーブ・ネイビー・黒など
NG(写真右) ⇒赤など鮮やかな色は、ビジネスシーンには合わない
NG(写真下) ⇒カジュアル過ぎる大柄、プライベート寄りなデザイン
ボトムスの選び方やポイント
女性のボトムスの選択肢は “パンツ” と “スカート” の2種類です。選び方のポイントは、短すぎる丈はNGです。パンツの場合は、くるぶし丈のテーパードやクールなセミフレアなど、涼し気なデザインがオススメ。かがんだ時に下着が見えてしまうことがあるので、しっかりとベルトをするようにしましょう。
スカートの場合は、膝が見えてしまうものは避け、立っている状態で膝下にかかる長さが望ましいです。フレアスカートのようなシーンを選ばないデザインもおすすめです。ストッキングの着用は基本的なマナーとなるため必要です。特に夏はムレやすいため、忘れずに穿いておきましょう。
靴の選び方やポイント
靴の選び方はクールビズでもパンプスが基本的なマナーです。夏になると、オープントゥのパンプスやサンダルのデザインが出てきますが、つま先やかかとなどが露出しているデザインはNGです。ヒールが高すぎるモノも避けましょう。色は黒など落ち着いた色、少し明るめのベージュやグレーがオススメ。夏場は汗をかきやすいので、清潔感を保つためにも連日着用は控え、2~3足ほど揃えておくと良いでしょう。
【番外編】クールビズのジャケットの選び方
特に暑い日はジャケットを着用しない方が増えてきますが、商談や営業周りなど大事な仕事の日は、ジャケットを着用するようにしましょう。夏用のスーツ、軽量、清涼、ウォッシャブルなどの機能性の高いモノを利用するのが良いでしょう。また、ジャケットの裏地を背中央あたりから裾にかけて裏地がない仕様 “背抜き” にすることで背中の通気性が良くなるので夏用としておすすめです。
クールビズ時のシャツの透け対策
シャツの透け感対策としては、シャツの下に着るデザインを変えることで対策できます。例えば、ハーフトップのプラジャー、ラン型やスリーマーと言われるデザインのインナーを着用するのがオススメです。暑くなると敬遠されがちですが、さらっとした着心地の夏専用のインナーであれば、涼しく、汗対策にもなり快適に過ごせます。
夏のクールビズにおすすめのコーディネート【女性編】
▼長袖シャツ×パンツ
長袖シャツとパンツとの合わせは、夏のクールビズにかかせないコーディネートです。シャツの色を変えれば簡単に着回しができます。涼しい印象のホワイトやブルーで清涼感を。落ち着いた印象を出したい方はブラウンなど、着用シーンに合わせてどうぞ。パンツは、テーパードで女性らしいシルエットを意識しています。
▼長袖シャツ×スカート
長袖シャツとスカートの合わせは、パンツよりもフォーマルさが強くなりますが職場を選ばず合わせられるので揃えておきたい。スカートの長さに注意しスマートに着こなしましょう。
▼ニット×パンツ
女性人気が高く種類の多いニット、季節問わず着る方も多いのではないでしょうか。クールビズシーズンには、 五分袖や七分袖など袖の長さを変えてスタイルをつくれます。冷房が効きすぎている時はネックデザインも豊富なので少しアレンジして楽しむこともできます。
▼ジャケットスタイル
クールビズの装いでは、ジャケットは脱ぐ事を推奨されていますが、会社での商談や大事な会議などではジャケットを着用しておきたい。ジャケットの色柄は、会社内での服装ルールを事前に確認しておくと良いでしょう。ベージュをベースとした細かいチェック柄のスタイル、全体をアースカラーでまとめるとナチュラルに。淡いブラウンにストライプ柄を組み合わせたスタイルで、オフィスカジュアルにまとめています。ジャケット着用時は、落ち着いた色合いの方が印象が良くなります。合わせるパンツの色は、ジャケットとのカラーバランスを考えて合わせましょう。
▼スーツスタイル
クールビズでもスーツを着る方にオススメ。爽やかなブルースーツに、グレーのインナーを合わせたシンプルなコーディネート。パンプスとニットの色を合わせるなどトータルコーディネートを意識するとより綺麗にまとまります。クールな印象のミディアムグレーにシャドーストライプで柄はさりげなく。シャツはペールトーンの色味を加えて、ビジネスシーンにも最適なコーディネートです。
クールビズ用こそオーダーメイドで
自然と薄手のコーディネートになるクールビズシーズン。シャツやパンツなどのサイズ感がとても大切になってきます。オーダーの場合は、体型に合わせてつくれます。体型に合っていないアイテム同士の組み合わせは格好よく見えません。野暮ったい印象よりは、スッキリとした装いの方が好印象ですよね。また、色柄へのこだわりを形にできたり、夏専用の生地の取り扱いも多く機能性を重視したモノもあります。
***
いかがでしたでしょうか?
▼▼▼クールビズの装いにこだわりたい方は、体型やテーマに合わせてつくれるオーダーがおすすめ。
オーダースーツ専門店「Global Style (グローバルスタイル)」とは?
“オーダースーツを、ビジネスマンの皆様にもっと気軽に楽しんでほしい。オーダースーツの新しい在り方を提案していきたい。”
そんな想いから生まれた、オーダースーツ専門店のグローバルスタイル。
グローバルスタイルの6つの特徴
【1】上質なスーツをリーズナブルな価格で!
【2】選べるスーツ生地が豊富!
【3】選べるスーツモデルが豊富!
【4】スタイリストによるカウンセリング
【5】ご家族や友人と一緒に“ENJOY ORDER!”
【6】充実の安心保証!
⇒ ⇒ 店舗一覧
(札幌・仙台・東京・横浜・埼玉・千葉・静岡・名古屋・大阪・奈良・京都・神戸・広島・福岡)
⇒ ⇒ 「ご来店予約」はこちら
⇒ ⇒ 毎月変わる!最新のフェア情報へ
⇒ ⇒ オンラインオーダーサービスへ
⇒ ⇒ Global Style 公式サイト