ニット・タートルネック・カーディガン
スーツに合わせるセーターの選び方~おすすめの着こなし術とは?~
スーツに合わせるセーターの役割
秋冬になると、スーツにシャツだけでは肌寒さを感じる日が増えてきます。そのため、防寒対策の1つとして、スーツの下にセーターを合わせる方も多いのではないでしょうか?
平成17年度から冬期の地球温暖化対策のひとつとして、環境省が呼びかけている『WARM BIZ』(ウォームビズ)。暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイルを推奨していることから、セーター、ニットの着用機会がオフィスなどでも増えてきているようです。
※ウォームビズの着こなしのコツには、首、手首、足首の「3つの首」をあたためるために、マフラー(レッグウォーマー)、手袋、を活用し、太い血管のある部分を重点的に暖めることで、体全体をあたためるなど、冬の着こなしには欠かせません。※
そこで今回は、会社に着ていくセーター、ニットに悩んでいる方や、防寒対策としてだけではなくお洒落に着こなしたい方に『スーツに合わせるセーターの選び方』とおすすめの着こなし方をご紹介していきます。
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. まず、知っておきたいセーターとニットの違いとは?
2. スーツに合わせるセーターが分かる4つのポイントとは?
2-1. 【Point1】セーターには、ゲージと編み方の違いがある
2-2. 【Point2】セーターの種類の選び方
2-3. 【Point3】セーターの色の選び方
2-4. 【Point4】ビジネスシーンにもおすすめのセーター
3. スーツカラー別でわかるセーターの着こなし方
1. まず、知っておきたいセーターとニットの違いとは?
ニットと聞くと、セーターをイメージする方も少なくないでしょう。そのことから“セーター”=“ニット”と、勘違いされやすい部分になります。
<ニットとセーターの違いとは?>
「ニット」・・・1本の糸でループを作りながら編まれた生地、衣類を作るための素材
「セーター」・・・ニット生地で作られた衣類の種類の一つ
セーターだけをニットと呼ぶのではなく、ニット生地で作られたカーディガンやマフラー、帽子などをまとめてニットと呼ばれています。
<セーターの素材と、気になる服の静電気について>
ニットは、使われる糸の繊維によって区別されます。ウールニット(羊の毛)、カシミヤニット(ヤギの産毛)、動物性の天然繊維。レーヨン、ナイロン、セーターによく使われるアクリルなど、化学繊維の種類も豊富にあります。そのため、暖かさや肌触りなど着心地の良さにも違いがあります。
写真下:ナイロン混・アクリル▲
素材について知ったところで、もう一つ気になることが、重ね着している衣類を脱ぎ気する時に発生しやすい「静電気」。特に、空気が乾燥し始める秋冬は、静電気が起きやすい季節になります。静電気は、衣類の異素材同士がこすれることで、電気を帯びる「帯電」、帯電している衣類から静電気が「放電」されることにより発生されます。(※参考サイト:https://lidea.today/)
※上記の図にあるように、衣類の素材には「プラス」と「マイナス」があり、電気を帯びやすいものと、そうでないものがあります。「プラス」と「プラス」「マイナス」と「マイナス」の組み合わせも静電気は発生しにくくなります。冬に欠かす事が出来ない、セーターやフリースの組む合わせは暖かいのですが、距離が離れているため静電気が発生しやすくなります。※
今回のテーマにある「セーター」を選ぶときの参考に、スーツのジャケット・シャツ素材も一緒にチェックしておくと良いでしょう。
2. スーツに合わせるセーターが分かる4つのポイントとは?
【Point 1】セーターには、ゲージと編み方の違いがある
▼セーターには、ゲージと編み方の違いがあり、同じセーターでも見た目の印象が大きく変わってきます。ゲージとは、編み目の密度のこと。密度が高いものから低いものになるにつれ「ハイゲージ」>「ミドルゲージ」>「ローゲージ」と呼ばれています。
2-2. 【Point 2】セーターの種類の選び方
▼Point1で説明したように、編み方の違いでセーターの印象が変わります。また、編み方の種類もたくさんあるので、大きく2つに分けて考えることで選びやすくなります。一つは、編み模様に派手さがあり表情のあるモノ。もう一つは、無地のような表情のないモノがあります。ビジネスシーンには、表情のない“ハイゲージ”のセーターがオススメです。
▼基本的には「Vネックセーター」を選び、袖・首元のリブがしっかりしているデザインは、ドレスライクな雰囲気を崩さずに取り入れやすいセーターとしてシャツとの組み合わせも綺麗に決まります。
2-3. 【Point 3】セーターの色の選び方
▼セーターの色を選ぶ時は、基本はスーツの色を基準にして考えると良いでしょう。ネイビーにはネイビー系、グレーにはグレー系といったように、同色系でまとめるとシックな印象を与えると共に、上品なスーツスタイルになります。スーツに合わせるシャツやネクタイも同色系で揃えることで、全体の雰囲気が綺麗にまとまり、オシャレになります。
▼明るく華やかな印象を与えたい場合は暖色系、知的でクールな印象を与えた場合は寒色系のセーターを取り入れるなど、季節に合わせた色合いで、人に与える印象もセーターによって変えることができます。また、少しトーンのバランスを変えると、セーターのオシャレさを主張でき、着こなしの幅を広げることもできます。
2-4. 【Point 4】ビジネスシーンにもおすすめのセーター
▼セーターを選ぶ上で、肌触りも重要です。中には「チクチク肌に触れる感じが苦手」という方も多いかと思います。そこでオススメなのが、編み目の細かいニット生地でつくられた“ハイゲージ”のセーター。網目の細やかさから肌への刺激が軽減されます。通常は、12ゲージ以上のセーターを“ハイゲージ”とされていますが、数値(30以上など)が高くなればなるほど、刺激が少なくスッキリとした着心地になります。
▽▽▽セーターとスーツのコーディネートが気になる方はこちらもチェックしてみてください。
■ 関連ページ:
ニット(セーター)のメンズコーディネート!~ディレクターがオススメするスーツとの着こなし方~
3. スーツカラー別でわかるセーターの着こなし方
選び方で印象が変わるセーターを、実際にスーツと合わせた時のイメージを、スーツカラーの基本色“ネイビー・グレー・ブラック”に分けたセーターの着こなし方をご紹介。ビジネスカジュアルやウォームビズ対策にもなる、ジャケパンに合わせた着こなし方、カーディガンやベストとのレイヤードスタイルなど幅広く見ていきます。
<ネイビースタイル>
ビジネススーツのカラーの中でも人気のネイビーは、同色系のセーターがオススメです。ネイビーカラーの上品なオシャレさをそのままに保つと良いでしょう。ちょっとカジュアルな印象にしたい場合は、スーツカラーの濃淡に合わせてセーターの色味を変えていくのがポイントです。ブラウンのセーターなどでアクセントをつけるとお洒落です。
<グレースタイル>
グレーのスーツは、合わせるアイテムのカラーを選ばない相性の良さが特徴です。同色系で落ち着いた雰囲気を演出したり、グレーとの相性が良いネイビー(ブルー)のセーターでも派手さのないお洒落なスタイルになります。
<ブラックスタイル>
ブラックスーツに合わせるセーターは、ブラックが良いでしょう。フォーマルな印象が強くなるので、チノパンなどで合わせたジャケパンスタイルにオススメです。
***
いかがでしたでしょうか?
カジュアルファッションでは、サマーニットなどがあり、春夏秋冬で楽しめるアイテムとして着用の機会は多くあります。スーツスタイルが基本のビジネスマンは、会社によっては着用が限られてしまう場合もありますが、秋冬の防寒対策としてではなく、スーツとの合わせ方や、セーターの基本や特徴を知った上で、自分に合ったセーターを数枚持っておくと良いでしょう。
ビジネス以外でも冠婚葬祭など、セーターは活躍のシーンが多くあります、是非スーツの着こなしの幅を広げ、お洒落を楽しんでみてください。
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