ネクタイ・チーフ・ベルト
ネクタイピンの正しい位置は?種類やシーン別の選び方を解説
ネクタイピンの魅力
ビジネススーツに合わせるファッションアイテムと言えば“ネクタイ”。そしてネクタイに合わせるアイテムと言えば“ネクタイピン(タイバー)”。実は、便利で実用性が高く、正しい付け方や位置を知ることでオシャレの幅も広がります。一般的なビジネスマナーの一つに「上着(ジャケット)を着ない時は、ネクタイをネクタイピンで留める」というマナーもあります。
そこで今回は、ネクタイとセットでスーツスタイルに取り入れておきたい!ネクタイピンについて『ネクタイピンはなぜ必要?正しい位置・NGな位置とは』『ネクタイピンの種類』『シーン別での付け方』について見ていきながら、さりげなくオシャレなネクタイピン(タイバー)の魅力をご紹介していきます。
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. ネクタイピンはなぜ必要?
2. ネクタイピンの正しい位置は?
3. ネクタイピンのNGな位置
4. ネクタイピンの種類は?
5. シーン別!おしゃれなネクタイピンの選び方
ネクタイピンはなぜ必要?
<ネクタイの揺れを抑える>
ネクタイピンの使い方は、ネクタイがブラブラしないように固定させるアイテムで、多くのビジネスマンが身に着けています。特に、ジャケットを脱いでいる時、ネクタイがブラブラしてしまい、不便に感じてしまうこともありますよね。。。食事・手洗いに、ネクタイが汚れるのを防ぐためにもネクタイピンは重要です。また、しっかりと固定されている方が好印象です。
<ネクタイの消耗が抑えられる>
ネクタイはジャケットやワイシャツなどと擦れることで毛羽立ちや色落ちが起こり、消耗していきます。その点、ネクタイピンを付ければ他の衣類などとの擦れを抑えられます。特にシルクなどの繊細な生地のネクタイを着用する場合はネクタイピンで固定して長持ちさせましょう。
ネクタイピンの正しい位置は?
ネクタイピンは、付ける位置が間違っていると、全体のイメージを崩しかねません。正しい位置でネクタイピンを楽しめるように、“ジャケット・ワイシャツ”着用時の、4つの場面で見ていきます。
ジャケットありの場合⇒「ジャケットの第1ボタンから少し上の位置」
出張・商談など、相手に与える印象が大事な場面でネクタイピンを付ける場合は、ジャケットからさりげなく見えると上品な雰囲気になります。付けているからには、お洒落のアクセントとして楽しむのも良いでしょう。
ワイシャツのみの場合⇒「ワイシャツの第4ボタンと第5ボタンの中間の位置」
主に、ジャケットを脱ぎオフィス内で過ごす方やデスクワークが多い方は、覚えておきましょう。スッキリとスマートに見え、前屈みやしゃがんだ時など何気ない動きにネクタイがブラブラするのを防ぐことができます。
ベスト・ジレ・カーディガンを着用する場合⇒「付ける必要なし」
ベストやジレ、カーディガンを着用する場合は、ネクタイが覆われる面積が広いので “ネクタイピン” を付ける必要はありません。また、このようなアイテムは体型に合わせた装いが中心となる為、付けることで窮屈な印象を与えてしまいます。ベストやジレ、カーディガンを脱ぐ場合は、ネクタイピンを別で持って起き、付け替えられるようにしておきましょう。
お祝い事に参加する場合⇒「ワイシャツの第3ボタンのすぐ下の位置」
結婚式やパーティーなどのお祝い事の時は、ネクタイピンを積極的に取り入れるようにしましょう。華やかな場では、付けていることでコーディネートが映えます。付ける位置の目安は、ワイシャツの第3ボタンのすぐ下の位置、ジャケットのVゾーンより高い位置につけるようにしましょう。
ネクタイピンのNGな位置
ネクタイピンを付ける位置に「絶対にココ!」という決まりごとはありませんが、上記で記したジャケット・ワイシャツなど、着ている服装やシーンに応じて適した位置が変化します。ビジネス時に身に着ける場合は、デザインによっては軽い印象を与える場合があるため付けることを避けるようにしましょう。また、基本的には“ネクタイがブラブラしないように固定させるアイテム”なので、高すぎたり、低すぎる位置につけることはNGとなります。
ビジネスシーンにオススメ!ネクタイピンの種類
スーツに合わせるネクタイに様々な種類があるように、ネクタイピンにもいくつかの種類があります。ここでは特にビジネスシーンによく使われる「タイクリップ」と「タイバー」の違い、特徴を見ていきます。
最も主流な「タイクリップ(ワニロ式)」
最も標準的なタイプでよく見かけるネクタイピン。バネの力を加えて、ネクタイの大剣・小剣とワイシャツを挟むように使用します。様々なネクタイの厚さに対応しながら、落ちづらく、扱いやすい特徴があります。
シンプルなデザインが多い「タイバー(クリップ式)」
タイクリップとは違った、シンプルな見た目がスマートなネクタイピン。バネを使わず、金属そのものの力で挟むように使用します。ニット・ウール生地など厚さのあるネクタイを控えることをオススメしますが、シンプルなデザインが多いのが特徴です。
装飾目的で華やかな「タイタック」
タイタックは、針を通して留める仕様なので、しっかりとネクタイをホールドする事ができます。お洒落なデザインのモノが多く、見栄えも良くなります。針を扱うので、ラペルピンとも呼ばれています。何度も同じ箇所に付けてしまうと、通す穴が広がってしまい生地を傷めてしまいます。付ける時は注意が必要です。
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ナロータイに合わせやすい「ショートクリップ」
その名の通り、ショートクリップは小さいサイズのモノです。正しい位置につけ、さり気なく使用したい方にオススメです。ショートクリップは、ナロータイとの相性が良いのでよく使用する方は持っておいても良いかも知れません。
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シーン別!おしゃれなネクタイピンの選び方
ネクタイピンは、数少ないオシャレポイントとなるアイテム。スーツと合わせた時の役割を考えると、ネクタイにボリュームを持たせること、オシャレのアクセントとして楽しむなど、見た目での違いを出すことができます。
ビジネスシーンでのネクタイピンの選び方
ビジネスシーンでは、ネクタイピンはシンプルなものが良い。清潔感のあるタイクリップタイプがオススメ。
■ 関連ページ:ネクタイの色と柄の選び方とは | スーツをお洒落に見せるポイント3点
結婚式シーンでのネクタイピン
結婚式など、華やかなシーンにオススメなのが、タイタック。ワンパターンになりがちなスーツスタイルでも、ジュエリーのようなネクタイピンが相まって、こだわりのオシャレスーツスタイルが楽しめます。
-Global Style- ネクタイピンスタイル【スタイリスト編】
ネクタイピンは、スタイリストの間でも人気があります。特に、個性的なネクタイ柄に合わせ、アクセントとしてオシャレさを演出したり、他の人とは違った見せ方、付け方をするのもありですね。
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いかがでしたでしょうか?
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