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スーツのお手入れ方法

スーツのクリーニング・洗濯頻度は?~清潔に保つためのお手入れ方法~

(最終更新日:2024.11.01)2018.08.07 # スーツのお手入れ方法

スーツのクリーニング(洗濯)~お手入れ方法~

スーツのクリーニング

スーツの着用期間を大きく分けると、春夏・秋冬・オールシーズンの3つになります。スーツの使い方に、個人差があるように、“汗のにおい”“汗をかく量”にも人それぞれ個人差があり、仕事をする環境によってクリーニングの頻度も迷ってしまいますよね。ですが、「できれば長く愛用したい!」という気持ちは、誰しもが思うことなのではないでしょうか?特に、自分のこだわりを形にしたオーダースーツならなおさらですよね!

スーツのクリーニング(洗濯)の頻度
そこで今回は、スーツを清潔に保って充実したスーツライフを!『スーツのクリーニング頻度の目安とは?』『スーツのクリーニング時の注意点!』『スーツを着た後にやるべきお手入れ方法』『スーツの定期的なお手入れ方法』について見ていきながら、スーツのクリーニング頻度・お手入れ方法をご紹介していきます。

スーツのクリーニング頻度・お手入れ方法
 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  スーツのクリーニング頻度の目安とは?
2.  スーツのクリーニング時の注意点!
3.  スーツを着た後のやるべきお手入れ方法
4.  スーツを自宅で洗濯したい場合
5.  スーツの洗濯2つの方法
6.  定期的なスーツのお手入れ方法

 

スーツのクリーニング頻度の目安とは?

クリーニングに出す頻度については、“汗の量”がポイント。そのため、自然と汗をよくかく夏場の方が、冬に比べてクリーニングに出す回数が増えるのが一般的となります。同じ暑い夏でも、出張が多いビジネスマン・営業マン・エアコンの効いたオフィスで仕事をする人など、環境によって異なり、さらに、スーツの素材や仕立てによっても違いが出てきます。

スーツのクリーニング頻度の目安とは?

<春夏のスーツ>

春夏のスーツは“背抜き”仕様、背中の裏地をカットし軽量で通気性が良いモノが多い。着用する頻度が高く、汗をかきやすい夏場は最低「2週間に1回」くらいのクリーニング頻度がおすすめ。

春夏のスーツクリーニング(洗濯)頻度:ネイビースーツ

<秋冬のスーツ>

秋冬のスーツは“フランネル”“ツイード”“ウール100%”など、厚みのある生地や保温性のある生地が増えてきます。そのため、頻繁にクリーニングにだしてしまうと、生地が傷んでしまったり、糸切れを起こしてしまう場合があります。「1シーズンに一回」くらいの頻度でクリーニングに出すのが一般的です。

秋冬のスーツクリーニング(洗濯)頻度:チェック柄グレースーツ

<汗をかきやすい人>

先程、少し触れたように、クリーニングに出す頻度については、“汗の量”がポイントになります。汗をかくほど、どんどん汚れが蓄積されていき、黄ばみ・ニオイの原因になっていきます。特に夏用スーツの素材に多い化学繊維のスーツは、汚れが繁殖しやすいため、クリーニングはこまめに出すのがおすすめ。

汗をかきやすい人
 

スーツアイテム別で見るクリーニング時の注意点!
【1】スーツ(ジャケット+パンツ)

スーツをクリーニングを出すときには、上下セットがおすすめ。別々だと洗浄や乾燥の工程によって着心地・風合いに変化がおきる場合があります。また、クリーニング店に行くとよく聞かれるのが「シミ抜きは行いますか?」事前に把握しておき、クリーニング店のホームページがあれば確認しておくとスムーズです。意外と忘れがちなのが、ポケットの中味。チェックがされない場合があるので、こちらも事前に確認しておきましょう。

スーツアイテム別で見るクリーニング時の注意点!【1】スーツ(ジャケット+パンツ)
クリーニング後についているビニール袋がついている状態は通気性が悪い状態となります。そのため、保管したい場合は一度外し、風通しの良い部屋で陰干しし、湿気をとるようにすると、より良い状態で保管しておくことができます。

スーツは、風通しの良い部屋で陰干し

▽スーツの収納術が気になる方はこちらもチェック。

■ 関連ページ:スーツの寿命が伸びる収納術!~たたみ方・持ち運び方法のポイントとは?~

 

*****
クリーニングを利用する前に知っておきたいこと

衣類全般には“洗濯表示(取り扱い表示)”があり、洗濯をする際の注意がすべて記載されているので、まずは確認することが大切です。また、着用⇒クリーニング⇒着用⇒クリーニングを繰り返すことで、機能が低下し傷んでしまいます。クリーニングし過ぎも避けるように、日々のメンテナンスも重要です。

クリーニングを利用する前に知っておきたい洗濯表示(取り扱い表示)”
▲細かな洗濯表示は「消費者庁ホームページ」でどうぞ▲
(引用:http://www.caa.go.jp/)
 

スーツを着た後のやるべきお手入れ方法

◇スーツ専用ハンガーにかける◇
スーツのジャケットは、他の衣類と違い肩の部分が人体のラインを意識して形、肩の丸みに沿って仕立てられている為専用のハンガーにかけることが大切です。ポイントは、ジャケットの肩幅を意識して、肩先の厚みが4㎝以上がおすすめです。また、スーツのジャケット用には、丈夫で型崩れしない木製ハンガーが良いでしょう。

スーツのお手入れ方法,スーツ専用のハンガー
スーツのシワが気になる方は、手軽にできるシワ取りスプレーを使用することをおすすめします。この時、スーツのポケットの中身(裏地ポケット)を確認し何も入っていない状態にしておきましょう。物の重みでポケット周りの生地が伸びたりシワになる原因となってしまいます。

スーツのお手入れ方法,スーツのシワ取り
(引用:https://guard.lion.co.jp/)

◇直射日光のあたらない風通しの良い場所で保管◇
1日着たスーツは、1日以上休ませることが必要になります。スーツを2日以上着続けたり、ハンガーにかけずソファーに置いたり、椅子にかけるだけなどを行うと、シワが寄りやすく型崩れの原因になります。

スーツのお手入れ方法,風通しの良い場所
よくクリーニング後のビニールをかけたままにしておく方も多いようですが、通気性が悪くなってしまいます。長期間保管する場合は、しっかりとしたカバー(防虫カバー)などをかけて保管しておくと良いでしょう

スーツのお手入れ方法,スーツの防虫カバー
(引用:http://www.st-c.co.jp/)
 

スーツを自宅で洗濯したい場合

上記で紹介したようなに、“スーツのクリーニング頻度”“日々のお手入れ”をバランスよく行うことで、スーツをより長く清潔さを保つために必要なことになってきます。ですが、「スーツのクリーニング代が高い…」「忙しくて日々のお手入れの時間がない…」なんて方も多いのではないでしょうか。そこでここからは、自宅で出来る洗濯について見ていきます。


<スーツは洗濯できる?>
まずはじめに知っておきたいのが、スーツの種類(素材・デザイン)などによって、洗えるスーツとそうでないスーツに分類されます。最近では、スーツをそのまま洗える“ウォッシャブルスーツ”があり、ノーアイロンでも型崩れしないことから、忙しいビジネスマンを中心に人気があります。

その他、一番分かりやすく見分けるには、洗濯マークをチェックすること。「水洗い可」「水洗い不可」「手洗い可」といったような表示が付いています。水洗い不可のマークがある場合は、自宅での洗濯はNGとなります。汚れた時は、クリーニングに持っていくことをオススメします。また、スーツの中でも繊細な素材(起毛感のあるモノ・シルク・カシミヤ)で仕立てられているスーツはクリーニングに出すようにすると良いでしょう。

 

スーツの2つの洗濯方法
【1】洗濯機で洗濯

洗濯表示や素材を確認し自宅で洗えるスーツの場合は、主に2つの方法があります。ここで気を付けたいのが、スーツを洗った後に起こりうる“色落ち”“ほつれや穴あき”。

●色落ちの確認・・・ティッシュに洗剤の原液を付け、スーツの目立たないところに5分程置いておく。スーツの色がついていなければOKとなります。

●ほつれや穴あきの確認・・・ほつれや穴あきがあるスーツを洗濯するとダメージが広がり傷つけてしまう場合があります。


◇用意するもの◇
・おしゃれ着用の中性洗剤
・洗濯ネット(スーツ用)

◇スーツの洗濯手順◇
① スーツをたたむ(ジャケットは二つ折り・パンツは三つ折り)
② 洗濯ネットに入れる(洗濯ネットの大きさは、スーツが動かない程度)
③ ドライコースや、おしゃれ着コースなど、素材に負担がかからない洗濯
④ 脱水はタオルドライを行う(洗濯機で行う場合は約30秒を目安に)

(引用:https://www.amazon.co.jp/ https://kadenfan.hitachi.co.jp/)

【2】手洗いで洗濯

◇用意するもの◇
・おしゃれ着用の中性洗剤
・洗濯桶
・タオル

◇スーツの手洗い手順◇
① 型崩れしないようにボタンやファスナーなどを締め綺麗にたたむ
② 洗濯桶(洗面台)に水を入れ、洗剤を溶かす。スーツを優しく押し洗う(強く洗うのはNG)
③ 押し洗いを繰り返し後、形を整え約10~15分ほどつけおきをする
④ 水ですすぎ洗いを押し洗いと同じくらい繰り返し行う

スーツを購入する場合、“クリーニング・水洗い・手洗い”の表示を事前に確認し、自分のライフスタイルに合ったスーツを選ぶことで、より清潔感のある状態を長く保つことに繋がっていきます。

 

定期的なスーツのお手入れ方法
~クリーニングしない間の保管~

<ハンガー(ブラッシング)>
スーツの着用後は、ブラッシングでホコリを落とし風通しの良い場所で保管すると良い。また、型崩れを防ぐ為に、正しいサイズのハンガーを選ぶと、スーツをより長く綺麗な状態を保てます。

スーツをクリーニングしない間の保管方法:正しいサイズのハンガー

▽スーツ用ハンガーとブラッシングついて気になる方はこちらもチェック。

■ 関連ページ:スーツ用ハンガーの選び方~型崩れを防ぐおすすめの使用法とは?~
■ 関連ページ:ブラシでスーツのお手入れ~ブラッシングの効果とメリット~


<アイロン>

ワイシャツやネクタイの洗濯後に持っておくと良いのがアイロン。シワが気になる部分には、スチームアイロンをかけることで、シワが軽減されます。

洗濯後に持っておくと良いのがアイロン

<消臭スプレー>

特に夏場、着用後のニオイが気になる方は、消臭スプレーがおすすめ。

消臭スプレー
(引用:https://www.myrepi.com/)
▽毎日のお手入れ方法やよくある質問はこちらをチェック。

■ 関連ページ:スーツのお手入れ方法|オーダースーツならGlobalStyle

***
いかがでしたでしょうか?

スーツのクリーニング(洗濯)~お手入れ方法~
スーツのクリーニングは、着用する環境や季節、素材によって異なってきます。また、クリーニング後、梱包ビニールを早めにはがしたり、各アイテムにあったサイズのハンガーに変えることなどのケアも覚えておくと良いでしょう。

 

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“オーダースーツを、ビジネスマンの皆様にもっと気軽に楽しんでほしい。オーダースーツの新しい在り方を提案していきたい。”

そんな想いから生まれた、オーダースーツ専門店のグローバルスタイル。


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