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ネクタイ・チーフ・ベルト

スーツに合わせるベルト選びのポイントは?マナーやブランドの選び方を紹介

(最終更新日:2024.12.02)2018.11.09 # ネクタイ・チーフ・ベルト

ビジネススーツに限らず、カジュアルな服装においても当たり前のように着用しているベルト。ビジネススーツに合わせるベルトの必要性は、“ワイシャツの裾が外に出ないようにする” “パンツ(スラックス)がずれ落ちないようにフィットさせる” “オシャレでカッコ良い”など、スーツのトータルコーディネートを考える上で、見た目の印象を左右しかねない重要なアイテムとなります。

そこで今回は、ベルトを身に着ける意識が変わる!スーツにベルトはなしでも良いか』『知っておきたいベルトの種類』『ビジネススーツに合わせたいベルト選びのポイント』『ビジネスシーンでのベルトのNGマナー』『ベルトブランドの選び方』『【シチュエーション別】ベルトを活かしたおすすめスタイリング』について見ていきながら、ビジネススーツに似合うベルトの選び方をご紹介していきます。

 

スーツにベルトはなしでも良いか

日本のビジネスシーンではスーツを着用する際、基本的にベルトを着用することがマナーとされています。特に仕事中は、ベルトを締めてスーツを着こなすことが一般的となっています。しかし、仕事後の飲み会や親しい人同士でのカジュアルなパーティーなどの場では、ベルトの着用に関して多少の自由があり、その場の雰囲気に合わせてベルトを外しても問題ないこともあります。また、女性の場合も、ベルトループがあるパンツの際には、基本的にベルトを装着しましょう。おしゃれの一部にベルトを取り入れると、引き締まり華やかな印象になります。

 

知っておきたいベルトの種類

まずは、ビジネス・カジュアル・フォーマルなど、よく知られているベルトの種類を見ていきます。

1.プレーンベルト(ビジネスシーン)

プレーンベルトは、ビジネスマンのスーツに合わせるベルトの王道となります。世界中で使用されているオーソドックスな形で、シンプルなデザインが多く、色柄によって印象が変わります。ベルトの幅やバックルの違いでカジュアルにも見せることができます。ビジネスシーン以外にも結婚式などのフォーマルシーンでの使用や、プライベートなどの普段使いもできるため色々な場面で活躍します。

2.メッシュベルト(カジュアルシーン)

メッシュベルトは、デニム・カーゴ・チノなど、どのパンツにも対応でき、カジュアルな向きなベルトとなります。編み目が多く自由自在にサイズ調整ができるため、体型を気にせず身に着けることができます。カジュアルな印象が強いので、ビジネスの場では不向きとされています。

ベルトの種類 メッシュベルト
(引用:http://www.beltlab.com/)

3.サスペンダー(フォーマルシーン)

サスペンダーは、主にフォーマル(結婚式)シーンに使用されることが多いアイテムとなります。ベルトと併用することはなく、パンツのシルエットをスマートに見せてくれます。スリーピーススーツの場合、ベストがサスペンダーを隠してくれるため、身に着けている方もいます。

 

ビジネススーツに合わせたい
ベルト選びのポイント5選

ビジネススーツにベルトを合わせる際はいくつかの選ぶポイントがあります。選ぶ際のポイントを見て自分に合ったベルトを選びましょう。

①ベルトの素材

ベルトの素材、大きく分けると「本革」「合皮」

毎日のスーツスタイルに欠かせないベルトは使用頻度が高いため、“ベルトの素材”もこだわりましょう。ベルトの素材には、大きく分けると「本革」「合皮」の2つがあります。ビジネスシーンでは、質感や見栄え、丈夫で長持ちする本革のベルトがおすすめです。本革のベルトは、天然素材が持つ革独特の風合いを経年変化と共に長く楽しめるのも魅力です。

②ベルトのデザイン

ビジネススーツに合わせたいベルト

ビジネスシーンでよく着用される「プレーンベルト」は、デザインにも気を配っていきましょう。スーツに合わせるベルトはシンプルなモノを選び、職種や営業先によって特に注意が必要になります。バックルのデザインや、レザーの質感によって、着こなし全体の雰囲気も変わってきます。
カジュアルなパーティーに出席する場合は、雰囲気に合わせてデザイン性の高いベルトを選び、オシャレを楽しむのも良いでしょう。スーツの色柄にこだわるように、ベルト1本にもこだわりを持つとワンランク上のスタイルを演出できます。

③ベルトの幅

ビジネスシーンでのベルト選びで、意外と重要なポイントとなるのが“ベルトの幅”ベルトの幅によっては、バランスがおかしくなり、ジャケットを脱いだ時には、より目立ってしまう場合があります。1㎝違うだけで見た目が変わり、細いとフォーマルに、太いとカジュアルさが強くなります。

■ビジネスシーンにおすすめ!:2.5cm・2.7~3cm

ビジネスシーンにおすすめ!また、プライベートでも合わせやすく汎用性が高いベルトとして重宝します。スーツの着始めとなる就職活動時や、プレゼントにも最適です。幅は、ベーシックな2.7㎝~3㎝がオススメ。クラシカルな装いが好きな方は、細めな2.5㎝がおすすめ。

最も一般的な3~3.5㎝

■カジュアル寄りなスタイル!:4cm

ビジネスシーンには、あまり向かない幅!プライベートでのオシャレを楽しみたい方や、ラフなスタイルとの相性が良い。幅が広いためデザイン性の高いモノも多くあり、インパクトを重視した方におすすめ。

カジュアル寄りな4㎝
(引用:http://www.beltlab.com/)

④ベルトの長さ

ビジネスベルトの幅

スーツを格好良く着こなすためには、ベルトの長さも重要です。ビジネスシーンで使用するベルトは、通常穴が5つ空いているものが一般的です。ベルトを締める際は、3番目の穴に合わせるとバランスよく見えます。普段あまり意識していないかもしれませんが、ベルトのサイズや長さを調整できることで、着こなしの幅が広がります。ベルトの長さは、見た目だけでなく、身だしなみのマナーとしても大切です。ベルトの穴は奇数個(3/5/7)となり、自分が合わせやすく調整がしやすいものを選ぶと良いでしょう。

⑤ベルトの色

ベルトは、ジャケットを羽織ると見えない部分がほとんどとなりますが、ベルトと靴(シューズ)の色を合わせるのが基本的なスタイルになります。「ブラックの靴×ブラックのベルト」「ブラウンの靴×ブラウンのベルト」など、ビジネスのスーツスタイル全体をよりスッキリと見せる効果があります。ネクタイや時計などの色をさりげなく合わせるのも良いでしょう。

 

ビジネスシーンでのベルトのNGマナー

ビジネスシーンに相応しくないNGなベルトは大きく分けて4種類あります。ビジネスシーンで活躍するプレーンベルトですが、「カジュアル感の強いモノ」は避けましょう。ビジネスの場でのカジュアルすぎるアイテムは、印象を大きく変えてしまう可能性があります。「バックルが派手なデザイン」もビジネスには不向きです。おしゃれを意識する場合は、派手すぎないものを選びましょう。また、「メッシュベルト」「ベルトの幅が広いベルト」はデザイン性の高いモノも多くありますが、プライベート向きです。このようなベルトはビジネススーツに合わないので、カジュアルなモノはプライベートで楽しむ、ビジネスシーンでは、シンプルで上品なベルトとメリハリをつけると良いでしょう。

ビジネススーツに合わないカジュアルなベルト

 

ベルトブランドの選び方

ベルトのブランドには、定番ブランドからハイブランドまで様々あります。定番ブランドには「ポール・スミス」「カルバン・クライン」などがあり、シンプルでビジネスシーンに使いやすいデザインが多く取り揃えています。定番ブランドは、品質が安定しており、機能性とデザイン性のバランスが取れているため、日常のビジネスで使いやすいのが特徴です。

(上段引用:https://www.paulsmith.co.jp/shop/men/accessories/belts/products)
(下段引用:https://japan.calvinklein.com/shop/itemList?shopCode=MENS,UNISEX&largeCategoryCode=BL)

また、ハイブランドには「ダンヒル」「ルイ・ヴィトン」などがあり、デザイン性が高く、素材や細かいところにこだわりが感じられるアイテムが多いです。小物で個性を演出したい方や、特別なシーンでのアクセントとしておすすめです。

(上段引用:https://www.dunhill.com/jp/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88_cod22062218bk.html)
(下段引用:https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/men/accessories/belts/_/N-t1g9dx5w)

 

【シチュエーション別】ベルトを活かしたおすすめスタイリング

ベルトを上手に使いとおしゃれ度がアップします。ベルトを活かしたスタイリングをシチュエーション別でご紹介します。

ビジネスシーン

ビジネスシーンに人気のネイビーにはブラックで上品に。グレーのスーツには、落ち着いた雰囲気にピッタリのブラウンがおすすめ。

カジュアルシーン

カジュアルなジャケパンなどには、ジャケット・シャツのカラー選ばないブラウンベルトが良いでしょう。無地シャツにすることでベルトがアクセントになり、オシャレな印象になります。

▽カジュアルスーツのコーデについて知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:カジュアルスーツならオーダーメイド!魅力やポイント、スタイルを紹介

フォーマルシーン

ダーク系のスーツが多いフォーマルシーンでは、ドレスコードの確認が必要ですが、基本的にはブラックで統一するのが良いでしょう。

フォーマルシーン ブラックスーツ×ベルトのスタイル

▽フォーマルスーツのコーデについて知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:フォーマルスーツとは~メンズの正しい装いと選び方~

 

ベルトまでこだわって
スーツを着こなそう

毎日のスーツスタイルには欠かせないベルト選ぶベルトによって雰囲気が変わり、周りに与えるイメージも変わっていきます。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、ベルトに合うスーツをご用意しています。是非、この機会にベルトについて意識してみてはいかがでしょうか。

▽ベルトに合うスーツをオーダーでご注文を検討中の方はこちら。

■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~

 

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