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スーツに合わせるベルト選びのポイントは?おすすめブランド5選&ベルトなしスタイルを紹介!
ビジネススーツに限らず、カジュアルな服装においても欠かせないベルト。ビジネススーツに合わせるベルトは、ワイシャツの裾が外に出ないようにする、パンツ(スラックス)がずれ落ちないようにフィットさせる、おしゃれでスマートな印象を演出するなど、さまざまな役割があります。スーツのトータルコーディネートにおいて、ベルトは見た目の印象を見た目の印象を左右しかねない重要なアイテムとなります。
そこで今回は、ベルトを身に着ける意識が変わる!『知っておきたいベルトの種類』『ビジネススーツに合わせたいベルト選びのポイント5選』『ビジネスシーンでのベルトのNGマナー』『おすすめのベルトブランド5選』『スーツにベルトはなしでも良いか』『ベルトなしでもOKなパンツ』『ベルトあり・なしの判断方法』『【シチュエーション別】ベルトを活かしたおすすめスタイリング』『ベルトまでこだわってスーツを着こなそう』について見ていきながら、ビジネススーツに似合うベルトの選び方をご紹介していきます。
目次
知っておきたいベルトの種類
ベルトの種類には、大きく分けて3種類あります。まずは、ビジネス・カジュアル・フォーマルなど、シーンに合わせてよく知られているベルトの種類を見ていきます。
1.プレーンベルト(ビジネスシーン)
プレーンベルトは、ビジネスマンのスーツに合わせるベルトの王道となります。世界中で使用されているオーソドックスな形で、シンプルなデザインが多く、色柄によって印象が変わります。ベルトの幅やバックルの違いでカジュアルにも見せることができます。ビジネスシーン以外にも結婚式などのフォーマルシーンでの使用や、プライベートなどの普段使いもできるため色々な場面で活躍します。
2.メッシュベルト(カジュアルシーン)

3.サスペンダー(フォーマルシーン)
サスペンダーは、主にフォーマル(結婚式)シーンに使用されることが多いアイテムとなります。ベルトと併用することはなく、パンツのシルエットをスマートに見せてくれます。スリーピーススーツの場合、ベストがサスペンダーを隠してくれるため、身に着けている方もいます。
▽サスペンダーを使ったスーツコーデについて知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:スーツスタイルが決まるサスペンダー(ブレイシーズ)の魅力とお洒落なコーディネート
ビジネススーツに合わせたい
ベルト選びのポイント5選
ビジネススーツにベルトを合わせる際はいくつかの選ぶポイントがあります。選ぶ際のポイントを見て自分に合ったベルトを選びましょう。
①ベルトの素材
毎日のスーツスタイルに欠かせないベルトは使用頻度が高いため、ベルトの素材もこだわりましょう。ベルトの素材には、大きく分けると「本革」「合皮」の2つがあります。ビジネスシーンでは、質感や見栄え、丈夫で長持ちする本革のベルトがおすすめです。本革のベルトは、天然素材が持つ革独特の風合いを経年変化と共に長く楽しめるのも魅力です。
②ベルトのデザイン
ビジネスシーンで定番の「プレーンベルト」は、デザイン選びが重要です。基本的にはシンプルなものが好まれますが、バックルのデザインやレザーの質感によって印象が変わります。例えば、営業職など人と接する機会が多い場合は、控えめなデザインのものを、逆にクリエイティブな職種であれば、個性的なデザインのものを選ぶのも良いでしょう。
カジュアルなパーティーなど、ビジネスシーン以外では、より自由にデザイン性の高いベルトを楽しむことができます。スーツの色柄だけでなく、ベルトにもこだわることで、ワンランク上のスタイルを実現できます。
③ベルトの幅
ビジネスシーンのベルト選びで、ベルトの幅は意外と重要なポイントとなります。ベルトの幅によってはバランスがおかしくなってしまい、ジャケットを脱いだ際に、より目立ってしまう場合があります。1㎝違うだけで見た目が変わり、細いとフォーマルに、太いとカジュアルさが強くなります。
■ビジネスシーンにおすすめ!:2.5cm・2.7~3cm
プライベートでも合わせやすく汎用性が高いベルトとして重宝します。スーツの着始めとなる就職活動時や、プレゼントにも最適です。幅は、ベーシックな2.7㎝~3㎝が良く、クラシカルな装いが好きな方は、細めな2.5㎝がおすすめです。
■カジュアル寄りなスタイル!:4cm
ビジネスシーンには、あまり向かない幅となります。プライベートでのおしゃれを楽しみたい方におすすめです。ラフなスタイルとの相性が良い幅になります。幅が広いためデザイン性の高いものも多くあり、インパクトを重視したい方に最適です。

④ベルトの長さ
スーツを格好良く着こなすためには、ベルトの長さも重要です。ビジネスシーンで使用するベルトは、通常穴が5つ空いているものが一般的です。ベルトを締める際は、3番目の穴に合わせるとバランスよく見えます。普段あまり意識していない部分にはなりますが、ベルトのサイズや長さを調整できることで、着こなしの幅が広がります。ベルトの長さは、見た目だけでなく、身だしなみのマナーとしても大切です。ベルトの穴は奇数個(3/5/7)となり、自分が合わせやすく調整がしやすいものを選ぶと良いでしょう。
⑤ベルトの色
ベルトは、ジャケットを羽織ると見えない部分がほとんどとなりますが、ベルトと靴(シューズ)の色を合わせるのが基本的なスタイルになります。「ブラックの靴×ブラックのベルト」「ブラウンの靴×ブラウンのベルト」など同系色と合わせることで、ビジネスのスーツスタイル全体をよりスッキリと見せる効果があります。ネクタイや時計などの色をさりげなく合わせるのも良いでしょう。
ビジネスシーンでのベルトのNGマナー
ビジネスシーンに相応しくないNGなベルトは、大きく分けて4種類あります。ビジネスシーンで活躍するプレーンベルトですが、「カジュアル感の強いもの」は避けましょう。ビジネスの場でのカジュアルすぎるアイテムは、印象を大きく変えてしまう可能性があります。「バックルが派手なデザイン」もビジネスには不向きです。おしゃれを意識する場合は、派手すぎないものを選びましょう。また、「メッシュベルト」や「ベルトの幅が広いベルト」はデザイン性の高いものも多くありますが、プライベート向きです。このようなベルトはビジネススーツに合わないので、カジュアルなものはプライベートで楽しむ、ビジネスシーンでは、シンプルで上品なベルトとメリハリをつけると良いでしょう。
おすすめのベルトブランド5選
ベルトのブランドには、定番ブランドからハイブランドまで様々あります。ここからは、おすすめブランド5選を紹介します。ブランドの特徴を見て、自分のビジネススタイルに合ったベルトを見つけましょう。
Paul Smith(ポール・スミス)
(参考:https://ginza6.tokyo/shops/ https://www.paulsmith.co.jp/)
1970年に、ポール・スミスがスタートしたイギリスブランド。英国発のブランドらしい遊び心と上品さを抑えたデザインが特徴で、ポール・スミスの代名詞ともいえるカラフルなストライプの柄が取り入れられているものや、ツイストループをあしらったベルトがあります。基本的にシンプルなデザインのため、ビジネスシーンだけでなく、フォーマルシーンでも自分らしさを演出できるアイテムとして、多くの方に愛用されています。
Calvin Klein(カルバン・クライン)
(参考:https://japan.calvinklein.com/)
若年層から高い支持があるアメリカのファッションブランド。アパレル、アンダーウェア、アクセサリーなど幅広いアイテムを展開しています。大きくロゴをあしらったデザインもあれば、ブランド名の主張が少なくビジネスシーンでも使いやすいデザインのベルトもあります。リバーシブルタイプのベルトは、裏表で異なるカラーを楽しめます。1本で2通りの使い方ができるため、コーデの幅が広がります。
Orobianco(オロビアンコ)
(参考:https://orobianco-jp.com/)
1996年にイタリアで発祥したファッションブランド。イタリアらしい鮮やかなカラーや洗練されたデザインのベルトがあります。バッグが発祥ではありますが、財布や靴、ベルトなどの革製品を扱っています。本革仕様のベルトを取り揃えているため、ビジネスシーンで使えるシンプルなデザインが多く、イタリアらしいエレガントな雰囲気を演出したい方におすすめです。
dunhill(ダンヒル)
(参考:https://ginza6.tokyo/shops/ https://www.dunhill.com/jp)
1893年に創業されたイギリスを代表する高級ファッションブランド。シンプルながらデザイン性の高いベルトが取り揃えてあり、品質の高さが魅力です。ビジネスシーンで使用することで、スーツスタイルを上品にします。洗練されたデザインのため、特別な日の選択肢としても選びやすくさまざまなシーンで活躍します。
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
(参考:https://jp.louisvuitton.com/)
150年以上も世界中の人々に愛され続けるフランス・パリのエッセンスを取り込んだ高級ブランド。ブランドロゴが大きくあしらわれ、デザイン性が高く個性を演出できるベルトが取り揃えてあります。メタルループやベルトの端にデザインされている控えめなベルトもあるため、さりげないおしゃれを楽しみたい方でも選びやすいベルトになります。
ベルトなしスーツのよくある質問
スーツにベルトはなしでも良い?
ビジネスシーンではスーツを着用する際、基本的にベルトを着用することがマナーとされています。特に仕事中は、ベルトを締めてスーツを着こなすことが一般的となっています。しかし、カジュアルスタイルが可能な職場や、カジュアルなパーティーなどの場では、ベルトレスパンツ(ベルトなし)でも問題ないこともあります。その場の雰囲気に合わせて決めると良いでしょう。また、女性の場合も、ベルトループがあるパンツの際には、基本的にベルトを装着しましょう。おしゃれの一部にベルトを取り入れると、引き締まり華やかな印象になります。
ベルトなしでもOKなパンツ
パンツの種類によってベルトの着用が不要な場合もあります。ここからは、ベルトをしないパンツやベルトの種類を紹介します。
1.ベルトレスパンツ(サイドアジャスター)
ベルトレスパンツは、ベルトループがついていないタイプのパンツになります。通常のスラックスとは異なり、ウエスト部分がすっきりとしたデザインになっているため、より洗練された印象を与えます。、また、ベルトループがないパンツは、帯と呼ばれる部分には脇尾錠を付けるのが一般的です。パンツのポケットの上の部分に金具(アジャスター)を付けることがで、少量ながらウエストの調節が可能となります。オーダースーツ専門店ではオプションとして追加することもでき、ベルトレスのデザインとして人気があります。ベルトレスパンツは、ベルトなしでもきちんと感を保てるため、ビジネスシーンやフォーマルシーンでも活躍します。
また、スリーピーススーツ着用時も、ベルトレスにすることでメリットがあります。ベストは、境目が無くひとつなぎのようにトラウザーズ(パンツ)と繋がるのが美しいとされています。ベルトレスにするとベストの浮きを防ぎ、より美しいシルエットを実現できるメリットがあります。また、ベルトレスの場合は股上がへそあたりの高さになるため、シャツがはみ出しにくくなり、だらしない印象を防ぐことができます
2.ドローコードパンツ
(参考:https://www.esquire.com/jp/)
ドローコードパンツは、ウエスト部分に紐(ドローコード)が付いてあり、脱ぎ履きがしやすいのが特徴です。紐を使ってウエストのサイズを自由に調整できるため、ベルトなしでも快適にフィットします。ベルトループが付いているデザインであれば、ベルトを装着することも可能です。かっちりしすぎずカジュアル感を求めている方にはおすすめですが、カジュアル過ぎる印象を持たれてしまう場合もあるので、着用する際には注意が必要です。
3.サスペンダー
サスペンダーは、ベルトの種類の一つになりますが、サスペンダーを着用する場合は、ベルトを併用する必要はありません。サスペンダーは大きく分けて2種類となり、パンツのウエスト部分に挟んで簡単に装着できるクリックタイプや、パンツに専用のボタンが付いている本格派スタイルのボタンタイプがあります。サスペンダーはスーツスタイルのアクセントとして注目されています。普段のスーツスタイルに新たなおしゃれを取り入れたい方におすすめです。
ベルトあり・なしの判断方法
スーツを着こなす際、ベルトあり・なしは重要なポイントです。判断基準の一つとして、まずパンツにベルトループがあるかを確認しましょう。ベルトループがある場合、ベルトを着用するのが一般的です。また、着用シーンや相手の服装に応じて選ぶのもポイントです。相手がカジュアルスタイルではなく、かっちりとしたスーツスタイルの場合は、ベルトを着用した方が適切でしょう。一方で、スリーピーススーツを着用する場合は、サスペンダーを選ぶのもおすすめです。サスペンダーを使うことでウエスト周りの締め付けがなくなり、エレガントなシルエットを演出できます。
ベルトレスパンツでも、デザインによってはカジュアルさを抑えることができます。オーダーで仕立てたスーツであれば、着用したいシーンに合わせたスーツを作ることができます。ベルトレスパンツを着用する場合は、TPOを意識しながら、自分に合ったスマートな着こなしを心がけましょう。
▽ベルトに合うスーツをオーダーでご注文を検討中の方はこちら。
■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~
(番外編)ベルトレスの歴史について
昔のスーツスタイルは、ベルトではなくブレイシーズ(サスペンダー)で吊って着用するものでした。ヨーロッパでは現在でもスーツにおいてベルトレスが主流です。明治時代に西洋化が進んだ日本にもスーツスタイルは取り入れられ、当時はヨーロッパと同様に日本でもベルトレスが主流でした。
【シチュエーション別】ベルトを活かしたおすすめスタイリング
ベルトを上手に使いとおしゃれ度がアップします。ベルトを活かしたスタイリングをシチュエーション別でご紹介します。
ビジネスシーン
ビジネスシーンに人気のネイビーにはブラックで上品に。グレーのスーツには、落ち着いた雰囲気にピッタリのブラウンがおすすめ。
▽ビジネスシーンでのオーダースーツの着こなし一覧はこちら。
■ 関連ページ:「ビジネス」のオーダースーツの着こなし一覧
カジュアルシーン
カジュアルなジャケパンなどには、ジャケット・シャツのカラー選ばないブラウンベルトが良いでしょう。無地シャツにすることでベルトがアクセントになり、オシャレな印象になります。
▽カジュアルシーンでのオーダースーツの着こなし一覧はこちら。
■ 関連ページ:「カジュアル」のオーダースーツの着こなし一覧
フォーマルシーン
ダーク系のスーツが多いフォーマルシーンでは、ドレスコードの確認が必要ですが、基本的にはブラックで統一するのが良いでしょう。
▽フォーマルシーンでのオーダースーツの着こなし一覧はこちら。
■ 関連ページ:「フォーマル」のオーダースーツの着こなし一覧
ベルトまでこだわってスーツを着こなそう
毎日のスーツスタイルには欠かせないベルト。ベルトにはいくつかの種類があり、選ぶベルトによって雰囲気が変わります。なかにはベルトなしでもOKなパンツもあるので、用途によって使い分けをしましょう。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、ベルトに合うスーツをご用意しています。是非、この機会にスーツ着用時のベルトについて意識してみてはいかがでしょうか。
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