シーン別スーツ(春夏秋冬・クールビズ)
【2018年春夏トレンド】春夏のスーツ・ジャケットは英国調にアメリカンやアイビーテイストをミックス!
2018年春夏スーツトレンドは・・・英国調に(アメリカン)やアイビーテイストをミックス!
ビジネスマンはもちろん、シーン別によって着る機会の多いスーツですが、着こなし方で、「清潔感」や「誠実さ」を出せます。そこに、トレンドを取り入れることで、オシャレな印象をプラスしてスーツスタイルに変化をつけることができます。
トレンドといっても、毎年のように変化し、テーマがあります。そこで今回は、2018年春夏のトレンド情報をみていきましょう。
▼2018年春夏トレンド傾向▼
『ここ数シーズン続いている英国テイストの流れは継続されながらも、アメリカンやアイビーなどの新しいキーワードが出てきている。また、ナチュラルなコロニアルテイストやマリンテイストなども17年春夏から継続してトレンドとして打ちだされている。』
▼5つの傾向がこちら▼
【1】COLOR(カラー)
オフ系、ベージュ系、ブラウン系などのコロニアルカラー。オリーブやブルー、ホワイト×ネイビーなどがトレンドカラー。
【2】SUIT(スーツ)
ストライプ柄やダブルスーツなどクラシックな打ち出しが増えている。
【3】JACKET(ジャケット)
金ボタン使いブレザーなどのアイビーを思わせるテイストがトレンド。
【4】PANTS(パンツ)
タック入りパンツがさらに増え、ワタリも広めのゆったりとしたテーパードパンツが中心になってくる。コインポケットなどのディテールもトレンド。
【5】SHIRT&TIE(シャツ&ネクタイ)
シャツは、ボタンダウンが増え、襟型ではラウンドカラーやタブカラー、クレリックがトレンド。ネクタイは、ヴィンテージタッチのプリント柄やアメリカンなレジメンタルタイなどがトレンド。
「英国テイスト」の流れは継承されながらも、“アメリカンやアイビー”などの新しいキーワードをアクセントとしてミックスすることが春夏のトレンド傾向といえます。
そこで、ここからは先述にある<2018年春夏トレンドの傾向>を、5つのアイテム毎にご紹介していきます。
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. 18年春夏トレンド-COLOR(カラー)-
1-1. ◇大注目!コロニアルカラー◇
1-2. ◇その他、注目の4つのカラートレンド◇
2. 18年春夏トレンド-SUIT(スーツ)-
3. 18年春夏トレンド-JACKET(ジャケット)-
4. 18年春夏トレンド-PANTS(パンツ)-
5. 18年春夏トレンド-SHIRT&TIE(シャツ&ネクタイ)-
【1】COLOR(カラー)
特に18年春夏注目!!コロニアルカラーとは?
~トレンドテーマ~
オフ系、ベージュ系、ブラウン系などのコロニアルカラー。オリーブやブルー、ホワイト×ネイビーなどがトレンドカラー。
◇今季を象徴するコロニアルカラー◇
19世紀のインドやアメリカなどの英国植民地スタイル。英国人がかつて植民地に訪れる時に着用していた麻やコットンのサファリジャケットなどの服装を指します。それらをイメージさせるオフ系やベージュ系、ブラウン系などのカラーのことになります。
ビジネスマンのスーツに欠かせないネクタイですが、スーツもカジュアルなモノが多くなっています。その為、サファリジャケットをアウターとして着るのではなく、タイドアップ(ネクタイを締めるスタイル)してジャケットとしてお洒落を楽しむのも良いでしょう。
コロニアルなイメージの“アイボリー”のスーツに、春夏に人気のリネン素材で夏の紳士のスタイルがオススメ。同じく夏の時期と言えば“ベージュ”のスーツ、都会的・リゾート的な合わせができ、1着持っておきたいカラースタイリングです。
▼-Global Style- COLOR(カラー)トレンドイメージスタイル▼
その他、注目の4つのカラートレンド
①ライトトーンのブラウン系
濃いブラウンではなく、明るく軽いカラートンのブラウン系。白シャツとシンプルに合わせ、自然な色合いを感じられるコーディネートでまとめると良い。
■ 関連ページ:ブラウン無地(織柄)スーツの着こなし方
②オリーブやカーキ系
冬のミリタリーウェアのイメージがありますが、トレンドのダブルスーツで、よりタイトに着こなすことで、都会的でクール・スマートさを表現することができます。
■ 関連ページ:カーキ(グリーン)スーツのおしゃれな着こなし方~ネクタイ・シャツ・靴のコーディネート~
③明るめのネイビーやブルー系
濃紺な色合いには、チェック柄で暗くなり過ぎず季節感のあるスタイルがオススメ。ネイビーやブルー系は、同色系で統一感を出すとお洒落さが増します。
■ 関連ページ:ブライトネイビースーツの着こなし方~トレンド背景と与える印象~
④ホワイト×ネイビーやブルー×オリーブなどの配色
マリンテイストで涼し気な“ホワイト×ネイビー”の組み合わせは、一気に春夏らしさを演出できます。ネクタイの配色としても楽しむのも良いでしょう。
▼-Global Style- COLOR(カラー)トレンドイメージスタイル▼
【2】SUIT(スーツ)
クラシックなスーツスタイルがトレンド
~トレンドテーマ~
ストライプ柄やダブルスーツなどクラシックな打ち出しが増えている。
◇ストライプ柄◇
ストライプ柄にも、ピンストライプ・ペンシルストライプなど、デザインが違うモノがあります。また、幅の間隔で見た目が変わり、細く狭いと、繊細でドレッシー。広く太いと華やかで力強い印象になります。ストライプの種類を選ぶときには、線(ライン)の間隔も重要です。
◇ダブルスーツ◇
野暮ったさ・重厚感のあるダブルスーツのイメージも、ルーズさがなくなりスタイリッシュな形が増えています。春夏は、クラシカルなスーツがトレンドの傾向があり、爽やかな無地のネイビーや太目のストライプ柄で主張を強くしたスタイルもオススメです。
▼-Global Style- SUIT(スーツ)トレンドイメージスタイル▼
【3】JACKET(ジャケット)
アメリカルーツの“アイビー”テイストがトレンド
~トレンドテーマ~
金ボタン使いブレザーなどのアイビーを思わせるテイストがトレンド。
◇金ボタンブレザー◇
通称“紺ブレ”と言われる。もともとは1829年のアメリカの大学対抗レガッタのボートレースで着用されたフランネルのジャケットが起源。日本では、80年代後半から90年代前半に空前のブレザーブームを巻き起こしたアイテムです。
◇アイビー◇
1954年にアメリカの大学生の間で発祥したトラディショナルなスタイル。アメリカの東海岸の名門私立大学グループの“アイビーリーグ”の学生の間で流行していたファッションを、ヴァンジャケットの創設者である石津謙介が60年代に日本に取り入れ、空前の大ブームを起こしている。
アイビースタイルは、今季トレンドの金ボタン(シルバーボタン)、ナチュラルショルダー、センターフックドベントなど、デザインに特徴があります。トレンドとなれば、時代の古さを感じさせることなく、お洒落なスタイルになります。今季は、特にアメリカルーツのトラディショナルな着こなしに注目が集まっています。
***チェック柄のジャケットも相変わらず多い***
ここ数年、英国テイストが継承され、チェック柄が今季も変わらずトレンドの一つとしてあります。“グレンチェック”“ウインドウペンチェック”などが引き続き人気。
▼-Global Style- JACKET(ジャケット)トレンドイメージスタイル▼
ビジネススーツとは違い、カジュアルな装いとして着用している方も多い“ジャケパン”スタイルに取り入れるのがオススメ。一般的にグレーのスラックスとの合わせが多く、春夏らしい明るい色を取り入れたチェック柄のジャケットとの相性が良くなります。
▽春夏向けジャケットの注文を検討中の方はこちら。
■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~
【4】PANTS(パンツ)
2タック入りやコインポケットなどのディテールがトレンド
~トレンドテーマ~
タック入りパンツがさらに増え、ワタリも広めのゆったりとしたテーパードパンツが中心になってくる。コインポケットなどのディテールもトレンド。
◇タック入りパンツ◇
タックとは、パンツの前身にある生地を畳んだヒダヒダの部分になります。タックがないものをノータック、タックが1本入っている場合はワンタック(1タック)といいます。タックが多いと、ウエストやヒップの腰周り・袖幅に余裕ができるため動きやすくなります。
タック入りパンツは、腰回りにボリュームがあり、従来はクラシカルなアイテムとして比較的中高年の方に好まれて着られていました。さらに、高級スーツなどでは、他の部分を身体にフィットさせ、あえてパンツをツータック仕様に。少しボリュームを出すことで、スーツを着こなしたときに全体が綺麗にまとまるようなスタイルが人気です。
◇コインポケット◇
あると便利な“コインポケット”は、ディテールのデザインとしても楽しめます。
【5】SHIRT&TIE(シャツ&ネクタイ)に、トレンド要素を!
~トレンドテーマ~
シャツは、ボタンダウン、ラウンド、タブカラー、ピンホールなど、クラシックな襟型がトレンド。ネクタイは、ヴィンテージタッチの柄や暖色系のスタイリングがトレンド。
◇SHIRT-シャツ-◇
▼セミワイド▼
程良い襟の大きさのオーソドックスなスタイルは、場所・着用シーンを選ばず重宝します。
▼ボタンダウン▼
王道的なアメリカンシャツを髣髴とさせる、小振りの襟型はカジュアルスタイル。最近ではクールビズの印象が強く、スーツ全体を引き締める効果があります。
▼ラウンド▼
元々クラシックなドレスシーンで用いられた襟型なので、クラシックアイテムとの相性は抜群です。また、モードスタイルのスーツに取り入れる事で適度な柔らかさも加える事ができ、デニムやチノに代表されるカジュアルアイテムとの相性も良いです。
▼タブカラー▼
両襟にあるタブを留める事によって、ネクタイを持ち上げ美しいタイドアップスタイルを演出するクラシックなスタイルの襟型。クラシックかつ華やかな印象が特徴です。襟がピタッと首周りにフィットすることで、カッチリとした印象になります。
◇TIE-ネクタイ◇
ネクタイは、ヴィンテージタッチのプリント柄やアメリカンなレジメンタルタイなどがトレンド。
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いかがでしたでしょうか?
春夏は、カラーの特徴がはっきりと出てくる時期になります。そのため「英国テイスト」「トレンドカラー」を抑えることで、よりオシャレなスーツスタイルを作ることができます。また今季は「金ボタン」「アイビー」など新しいキーワードが出てきており、さりげない魅せポイント1つを軸にするだけでもトレンドを意識したスタイルを楽しめるので、是非、参考にしてみてください。
2018年春夏スーツのトレンドをアイテム別でおさらい
▼5つのトレンドはこちら▼
【1】COLOR(カラー)
オフ系、ベージュ系、ブラウン系などのコロニアルカラー。オリーブやブルー、ホワイト×ネイビーなどがトレンドカラー。
【2】SUIT(スーツ)
ストライプ柄やダブルスーツなどクラシックな打ち出しが増えている。
【3】JACKET(ジャケット)
金ボタン使いブレザーなどのアイビーを思わせるテイストがトレンド。
【4】PANTS(パンツ)
タック入りパンツがさらに増え、ワタリも広めのゆったりとしたテーパードパンツが中心になってくる。コインポケットなどのディテールもトレンド。
【5】SHIRT&TIE(シャツ&ネクタイ)
シャツは、ボタンダウンが増え、襟型ではラウンドカラーやタブカラー、クレリックがトレンド。ネクタイは、ヴィンテージタッチのプリント柄やアメリカンなレジメンタルタイなどがトレンド。
今年の春夏、スーツを新調する際は、今回ご紹介した春夏のトレンドを取り入れてみてはいかがでしょうか?
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