スーツのビジネスマナー
スーツのポケットの正しい使い方とマナー!フタは出す?出さない?
スーツのポケットについて
スーツのジャケットにデザインされている“ポケット”には、意味やマナーがあります。社会人になるとスーツを着る機会が増え、TPOに合わせた着こなしが大切になってきます。ビジネスマナーの中では、主にスーツの色・シャツやネクタイ・靴などの合わせ方がよく注目されます。細かい部分になりますが、スーツのポケットも見た目の印象に繋がってきます。
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. スーツのポケットの必要性とは?
2. 各ポケットの名称と場所
3. スーツのポケットのマナー!フラップは出す?
4. スーツのポケット6つの種類
4-1. 【1】フラップポケット
4-2. 【2】スラントポケット
4-3. 【3】チェンジポケット
4-4. 【4】アウトポケット
4-5. 【5】ノーフラップポケット
4-6. 【6】胸ポケット
5. パンツポケットの3つの種類
スーツのポケットの必要性とは?
スーツのジャケットには、腰ポケット、胸ポケット、内ポケットがあります。このジャケットの形は、長い歴史の中で変化しながら変わってきた伝統的なデザインとなります。現代的な使用方法で言うと、バックを持たずにちょっとした外出時に、胸ポケットにハンカチ程度の小物、内ポケットにはスマホを入れるなど、必要なモノをスーツのポケットに入れて出かける方は多いようです。
■ 関連ページ:ポケットチーフの基礎知識 折り方・入れ方5選とシーン別の選び方を徹底解説!
各ポケットの名称と場所
スーツには様々なポケットがデザインされています。装飾的な意味合いの強いデザインも多いですが、知っておくことでスーツを纏う姿も違って見えるかもしれません。
胸ポケット
内ポケット
腰ポケット
スーツのポケットの中では、容量の多いデザインとなる “腰ポケット” 。モノを取り出しやすい位置にあるため、つい小物を入れたくなりますが、基本的には何も入れない方が良いでしょう。オーダーの場合には、ポケットのデザインを色々選べるようになり、スーツの見た目の印象を変えることができます。
スーツのポケットのマナー!フラップは出す?
スーツのポケットには、「フラップ(ふた)」と呼ばれるモノがデザインされています。このフラップは本来、屋外での雨や埃などを避けるためにあります。①屋外では外に出す ②屋内では中に入れる、と覚えておくと良いでしょう。ただ実際はここまで使い分けることは難しいので、フラップが左右統一されているか、中途半端に出ていないか、など最低限のことを気をつけておくことが大切です。
もう一つ覚えておきたいことが「スーツのポケットに物を入れていいのか?」ということ。結論、就活時やビジネスシーンでは物を入れるのはNGとなります。その理由は、スーツの綺麗なラインがポケットに荷物が入っていることでシルエットが悪くなってしまったり、荷物の重さでスーツが型崩れが起こってしまう場合があります。荷物は、しっかりとバックに入れて持っていくことを心掛けましょう。
スーツを着る機会には、冠婚葬祭に着る “礼服” や “喪服” などもあり、マナーが気になるシーンも多いのではないでしょうか。
▼冠婚葬祭でスーツを着用する時のポケットマナー▼
・各ポケットにモノを入れすぎは見栄えが悪くなりNG
・小物を入れたい場合は内ポケットへ
・プライベート感の強い小物は控える
<結婚式でのポケットに関するマナー>
結婚式シーンでは、スーツの “胸ポケット” にポケットチーフを挿して華やかなイメージに、結婚式では定番の装飾となります。是非、機会がある方は身につけてみてはいかがでしょうか。腰ポケットのフラップはしまっておくのが良いでしょう。ただし、最近ではカジュアルな結婚式も多くその場合にはあまり気にすることはないでしょう。
<葬式でのポケットに関するマナー>
結婚式の時とは違い、細心の注意が必要になるのが葬式の場。世界基準のマナーではポケットチーフを挿しても問題ないですが、日本の葬儀では好ましく思われないことが多くポケットチーフを挿すのは控えるようにしましょう。腰ポケットのフラップは、屋外では出し、屋内ではしっかり入れるなど礼儀正しくしましょう。葬儀時に多いのが、香典を “内ポケット” から出すこと。ポケットが膨れてしまうのでバッグから出すようにする方がスマートです。
スーツのポケット6つの種類
【1】フラップポケット-最も基本的なデザイン
【2】スラントポケット-視覚的にシャープに
【3】チェンジポケット-英国スタイルに多い
【4】アウトポケット-カジュアルタイプに最適
【5】ノーフラップポケット(パイピング)
【6】スーツの胸ポケット(アウトポケット)
パンツポケットの3つの種類
スーツのジャケットよりも、実用性が高いポケットが多いパンツ。
【1】サイドポケット
パンツの脇に付いている “サイドポケット” 。縫い目部分のあることから “シームポケット” とも呼ばれます。手荷物をなるべく少なくしたいと色々なモノを入れたくなるポケットの1つ。量が入るのでたくさんのモノを入れがちですが、モノを入れて膨れている様子は不格好になってしまいます。また、取り出しやすい位置にあるので、手やモノを頻繁に出し入れすることで生地を傷めたりシルエットを崩す原因になりやすいポケットでもあります。
【2】フォブポケット
ポケットの種類として知る人ぞしる存在の “フォブポケット” 。ベルトループ近くウエストに沿ってつけられ、懐中時計を入れるためのポケットになります。近年では、懐中時計を持ち歩く方が少なく、オプションとして用意されていることが多いです。カジュアルなジーンズによくみられチップを渡すための小銭入れとして使われいています。
【3】ピスポケット
パンツ(スラックス)の後ろ、お尻部分についている “ピスポケット” 。ヒップポケットとも呼ばれる。フラップがあるフラップポケットと、フラップがない玉縁ポケットがあります。ビジネススーツでは、フラップがなくボタンで留める仕様が多いです。パンツのお尻部分は「座る・立つ」という動作が多く摩擦によるダメージが大きい部分になります。ハンカチなど、生地を傷めにくいモノを入れる程度は良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
▽オーダーでこだわったスーツを検討中の方はこちら。
■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~
オーダースーツ専門店「Global Style (グローバルスタイル)」とは?
“オーダースーツを、ビジネスマンの皆様にもっと気軽に楽しんでほしい。オーダースーツの新しい在り方を提案していきたい。”
そんな想いから生まれた、オーダースーツ専門店のグローバルスタイル。
グローバルスタイルの6つの特徴
【1】上質なスーツをリーズナブルな価格で!
【2】選べるスーツ生地が豊富!
【3】選べるスーツモデルが豊富!
【4】スタイリストによるカウンセリング
【5】ご家族や友人と一緒に“ENJOY ORDER!”
【6】充実の安心保証!
⇒ ⇒ 店舗一覧
(札幌・仙台・東京・横浜・埼玉・千葉・静岡・名古屋・大阪・奈良・京都・神戸・広島・福岡)
⇒ ⇒ 「ご来店予約」はこちら
⇒ ⇒ 毎月変わる!最新のフェア情報へ
⇒ ⇒ オンラインオーダーサービスへ
⇒ ⇒ Global Style 公式サイト