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シャツ・インナー

スタンドカラーシャツの魅力と着こなし方のポイント~おすすめコーデ14選!~

(最終更新日:2024.12.02)2019.05.24 # シャツ・インナー

シーンに合わせて選びたいワイシャツの襟デザイン

スタンドカラーのシャツは、どちらかと言うと“カジュアル”な印象が強くなり、襟デザインの中でも首元の印象が大きく変わります。例えば、白無地のシャツでドレッシーに、色柄のあるシャツでカジュアルにといったようにテーマ性のある着こなしが楽しめます。

(引用:https://www.ozie.co.jp/)

そこで今回は、首元の印象が大きく変わる着こなしを!『スタンドカラーシャツとは?』『スタンドカラーシャツのメリット』『スタンドカラーシャツの着こなし方・コーディネート【きれいめ編】【カジュアル編】【季節別】』について見ていきながら、スタンドカラーシャツの魅力と着こなし方をご紹介していきます。

(引用:https://shop-list.com/)
 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  スタンドカラーシャツとは?
2.  スタンドカラーシャツ3つのメリット
3.  「バンドカラーシャツ」と「ノーカラーシャツ」との違い
4.  スタンドカラーシャツを1枚で着こなすためのポイント
5.  スタンドカラーシャツの着用コーディネート5選【きれいめ編】
6.  スタンドカラーシャツの着用コーディネート5選【カジュアル編】
7.  スタンドカラーシャツの着用コーディネート4選【季節別】
8.  スタンドカラーをオーダーシャツでつくる!

 

スタンドカラーシャツとは?

スタンドカラーシャツは、よく目にする“襟”の折り返しがなく、首に沿って立った襟型(立襟)が特徴。また、ノーネクタイ専用なので、首元をスッキリと洗練された印象になります。一般的なビジネススーツと合わせることの多い「レギュラーカラー」のシャツと比較するとその違いがはっきりと分かります。

 

スタンドカラーシャツ3つのメリット

<1> 程よいラフさ

一般的にスーツに合わせるシャツは、襟先がとがっているデザインが多くキッチリ感が強くなります。その点、スタンドカラーシャツは、首回りの印象がクルーネックのように丸くなり柔らかい雰囲気になります。周りと差をつけたい時、いつもの定番スタイルに変化をつけたい方にオススメです。※スタンドカラーのシャツは、基本的には全部のボタンをとめて着る方が多く、レギュラーカラーのシャツは、第一ボタンを外して着る方が多いです。

(引用:https://www.lusc.jp/)
 


<2> スリムに見える

スーツ・カジュアルファッションにおいて、細身のスーツやシルエットの良いアイテムを選ぶ方が増えてきています。首回りをスッキリとスマートな印象を与えてくれるスタンドカラーシャツは、シャツ1枚でイメージを変えることができます。

(引用:https://shop-list.com/)
 

<3> コーディネートの幅が広がる

スタンドカラーシャツは、カジュアル感の強いジャケットやカーディガンとの相性が良くまとまります。フォーマルよりなドレッシーな装いからカジュアルまで幅広く使用することができます。

(引用:https://clubd.co.jp/)



ビジネスでの着用は避ける!

スタンドカラーシャツは、ネクタイを付けることができないデザイン。その為、ネクタイを締めるビジネススーツでの着用は避けるようにしましょう。また、会社での服装のルールや雰囲気にあわない場合はNGとなります。

(引用:https://item.rakuten.co.jp/)

最近では、クールビズやオフィスカジュアルなど、服装の選択肢が増えていますが、カジュアル感の強いスタンドカラーシャツの着用は自由な服装がOKとされている場合に限ります。スタンドカラーのシャツジャケットや、ふっくらソフトな風合いのガーゼ生地のシャツで季節を意識したスタイルはいかがでしょうか。

(引用:https://www.lusc.jp/)
 

 

「バンドカラーシャツ」と「ノーカラーシャツ」との違い

「バンドカラーシャツ」は、台襟が付いているデザインとしては “スタンドカラーシャツ” と同じですが、台襟の高さが低いモノになります。バンドカラーはスタンドカラーの一種で着こなし方や特徴は同じです。「ノーカラーシャツ」は、襟羽根・台襟がなく、襟に帯状の布をつけたデザインシャツになります。その為、カジュアル度はこの中で一番高いモノです。

▲(上)スタンドカラー(左下)バンドカラー(右下)ノーカラー▲
(引用:https://www.amazon.co.jp/ https://www.shipsltd.co.jp/g/g111114331/)
 

スタンドカラーシャツの長い歴史

日本で“スタンドカラーシャツ”がファッションアイテムの1つとして有名になったのが1980年代。イッセイミヤケがコレクションで発表したことがキッカケと言われています。ノーネクタイながら、ドレッシーさのあるオシャレスタイルとして定番化。スタンドカラーシャツの起源は、1300年頃でフランスのノルマンディ地方の貴族が防寒と洋服の補強のために作られた“襟の形”が元となっている。以降、軍服から派生した学生服の詰襟(ツメエリ)などにも使用されています。

 

スタンドカラーシャツを1枚で着こなすためのポイント

襟の折り返しがなくスッキリとした見た目のスタンドカラーシャツ。程よいラフさなどを与えるメリットがあり、カジュアルな装いに多く使用されます。ここでは、スタンドカラーシャツを1枚で着こなすためのポイントを見ていきます。

第一ボタンの開閉で印象が大きく変わる

スタンドカラーシャツは、襟の形が最大の特徴といえます。きちんと感を出したい場合は留める。留めない場合は、リラックス感のあるラフスタイルになります。他の襟シャツでも同じですが、第一ボタンを留めるか留めないかの違いで印象が大きく変わりますが、スタンドカラーシャツの場合は、スタイルの違いが明確に出ます。

 

抜け感を出すために…袖まくりをする

カジュアル過ぎず、フォーマルすぎない範囲で肩の力を抜いたような着こなしの事を「抜け感」と言います。スタンドカラーシャツは、一般的なシャツよりもラフな印象となり、腕まくりをしても違和感なく楽しめます。

▲袖をまくる場合、腕時計など小物を合わせるとオシャレです▲
 

 シンプルなコーデにメリハリをつけるために タックイン

スタンドカラーシャツをタックイン(押し込む)することで、シンプルなコーディネートにメリハリが付きます。その際はベルトをアクセントするのがおしゃれ。脚を長く見せてくれるスタイルアップ効果も期待できます。

●タックインとは・・・シャツなどのトップスをパンツに入れ込むこと。

(引用:https://wear.jp/vivacematsu/19032905/ https://item.rakuten.co.jp/z-craft/)
 

スタンドカラーシャツの着用コーディネート5選【きれいめ編】

一般的に多いシャツの襟型 “レギュラーカラー” や “ワイドカラー” に比べると、カジュアルなイメージとなるスタンドカラーですがドレスライクなアイテムや見せ方できれいめなコーディネートになります。

<スタンドカラーシャツのドレスカジュアルスタイル>

(写真:左)白シャツとの相性が良いネイビーカラーのカーディガンにモスグリーンのパンツで爽やかな着こなし。(写真:右)シャツインスタイルでも、素材感のあるバンドカラーシャツでクラシックに。(写真:下)シンプルな白シャツにブラックパンツを合わせたモノトーンスタイル。

(引用:http://blog.livedoor.jp/)
(引用:https://jp.newchic.com/incerun-shirts-12209/)
 

<スタンドカラーシャツの同色系スタイル>

同色系のパンツと合わせたスタイル。スタンドカラーと合わせることでかっちりし過ぎずリラックスした印象になります。ポイントは、シャツとパンツを同色にしていること。青系の濃淡を作ることで爽やかな印象になります。

(引用:https://www.hugoboss.com/jp/)

<スタンドカラーシャツのセットアップ風スタイル>

ベージュなどカジュアルな色合いのスーツにスタンドカラーシャツを合わせたスタイル。セットアップ風の組み合わせで程よい抜け感がオシャレです。この時、合わせのシャツはフィット感のあるモノを選びシルエットを整えるようにすると、タックインの場合でも格好良く着こなすことができます。

(引用:https://www.hugoboss.com/jp/)
 

スタンドカラーシャツの着用コーディネート5選【カジュアル編】

スタンドカラーシャツの魅力の1つ、カジュアルな装いにも合わせやすくオシャレさを広げられます。

<スタンドカラーシャツのカジュアルスタイル>

(写真:左)カットソーの上からスタンドカラーの青シャツで合わせ、前開けスタイルでカジュアルに。(写真:右)印象が重くなりがちな黒ジャケットですが、首回りがスッキリ見えるスタンドカラーシャツでスマートに。(写真:下)ストライプ柄のスタンドカラーシャツにネイビースーツを合わせたカジュアルスタイル。

(引用:https://item.rakuten.co.jp/zip/55-811/)
(引用:https://item.rakuten.co.jp/zip/55-811/)
 

<スタンドカラーシャツのカジュアルジャケットスタイル>

グレンチェック柄のジャケットに合わせたスタイル。こちらのコーディネートのポイントは、シャツと靴の色を合わせていること。カジュアルな装いでも、取り入れるカラー数が多いとまとまりが無くなります。ジャケットスタイルでは、脱いだ時のイメージも膨らませることが大切です。腕まくりしこなれ感を出すとオシャレです。

<スタンドカラーシャツのダブルジャケットスタイル>

上級者向けの合わせダブルジャケット×スタンドカラーシャツのスタイル。ジャケットを前閉じで着ると首周りが若干窮屈な印象になります。前開けスタイルで爽やかに見せると良いでしょう。パンツの色を明るくすることで、ダブルジャケット特有の重厚感あるイメージを軽快にすることができます。

 

スタンドカラーシャツの着用コーディネート4選【季節別】

秋・冬におすすめのコーデ

秋冬のスタンドカラーシャツとの合わせは、重ね着を意識したコーディネートがオススメ。春夏はメインアイテムとして見せることができますが、秋冬はニットやアウターとの合わせが必要になります。コーディネートのポイントは、シャツをアクセントにするか、トータルで見せるのかによって変わってきます。ニットと合わせる場合は、襟立ちのあるスタンドカラーシャツは、スリムな印象になります。アウターとの合わせでは、同色系でまとめるとコーディネートのバランスが取りやすくなります。

(引用:https://www.clubd.co.jp/mensfashion/ https://www.hugoboss.com/jp/)

春・夏におすすめのコーデ

春夏のスタンドカラーシャツとの合わせは、爽やかな印象が欠かせません。汎用性の高い白シャツは、ジャケットやカーディガンのように羽織ることで様になります。幅広い着こなしを楽しみたいなら白シャツはマストで持っておきたい。カジュアル寄りな印象になりますが、ワンサイズ大きめのシャツを選び、ゆったりと着こなすコーディネートもオススメです。パンツのサイズ感は、太めだとカジュアルライクな印象になります。テーパードタイプだとドレスライクな印象になり、バランスを見ながら合わせると良いでしょう。

(引用:https://www.hugoboss.com/jp/ https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E457426-000/)
 

スタンドカラーをオーダーシャツでつくる!

オーダーシャツは、既製服と違い、首への“締め付け”がなく、快適で立体的な襟元を実現できます。また、体型に合わせて腕回り、ウエスト回り、アームホールのフィット感を自由に変えられるので、スマートなシルエットで心地よい着心地をご体験いただけます。

襟の形のバリエーションやカフスデザインも幅広い形から選ぶことができます。また、色柄で個性を出したい方は、生地・素材からもこだわれるので、お気に入りのシャツとして毎日でも着たくなること間違いなしです。


***
いかがでしたでしょうか?

スタンドカラーシャツは、なかなか売り場で見かけることが少なくなっているアイテムです。ですが、ドレッシーな装いからカジュアルまで幅広く楽しめるシャツとして愛用されている方も多いです。是非、この機会に他の人と差をつけれるシャツを検討してみては。
 
 

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