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転職面接の服装はスーツが基本?マナーや男性・女性別の着こなし方を徹底解説

(最終更新日:2024.11.01)2019.11.22 # リクルートスーツ・転職・インターン・就活

面接(転職)の装いとは?

面接に着ていく服装はスーツが大半ですが「コレ!」と言ったイメージをお持ちでしょうか?よく分かりにくいのが “スーツが無い場合” “スーツの色柄” “私服可” などではないでしょうか。そこで今回は、服装を考えている時間を短縮!『転職面接におけるスーツマナー』『転職面接の服装と着こなし』『面接の服装~スーツに合わせるアイテム別~』について見ていきながら、面接のスーツ、服装の着こなし方やマナーをご紹介していきます。

 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  転職面接におけるスーツマナー
2.  スーツじゃないとダメ?転職面接の服装と着こなし
2-1.  【1】スーツの場合
2-2.  【2】服装自由・私服可の場合
3.  転職面接のスーツスタイルのポイント~男女別~
3-1.  男性の場合
3-2.  女性の場合
4.  面接(転職)の服装~スーツに合わせるアイテム別~
5.  季節で見る面接のスーツ
5-1.  夏のスーツスタイル
5-2.  冬のスーツスタイル
6.  まとめ

 

転職面接におけるスーツマナー

面接のスーツは、清潔感・TPO(意識)の高さを感じられる装いが良いでしょう。面接官の立場になった時に、どのような装いが好印象になるかと考えるとイメージが湧きやすいです。


<全体の印象に関わる清潔感>

第一印象に大きな影響を与える “清潔感”。スーツのシワ・汚れなどが目立つスーツはNG。余裕を持ってクリーニングに出すなど、綺麗なスーツ・ワイシャツで印象を良くして面接に臨みましょう。スーツを2着~3着用意しておくと、連日面接が続いた場合でも安心です。また、容姿を整えることも忘れずに、髪やひげは面接前に鏡の前でチェックしておきましょう。


<TPO・企業の求めるドレスコードへの意識>

面接の場は、自分をアピールする場所でもありますが、「これから企業の社員となる可能性がある」という意識を持ち、ドレスコード(服装のルール)をしっかりと確認することが大切です。相手に敬意を表すことを前提にTPOにあった服装・スーツを心掛けるようにしましょう。

<自分に合ったサイズ選び>

どれだけいいスーツを着ていても、袖が長すぎたり、ジャケット・パンツがブカブカなど体のサイズに合っていないものを着用しているとだらしない印象になったり、逆に細身すぎるスーツを着用していても窮屈そうに見えてしまいます。
自分のサイズに合ったスーツを選ぶことで清潔感や爽やかな印象を与えることができるので、新しくスーツを用意する場合には意識したいポイントです。

▲(それぞれ左)サイズが合っていないスーツ (それぞれ右)サイズぴったりのスーツ▲

▽自分に合ったサイズのスーツを作りたい方はこちら。

■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~

 

スーツじゃないとダメ?転職面接の服装と着こなし

では実際に面接にふさわしいスーツはどのようなスタイルなのでしょうか。ここからは、面接時に覚えておきたい基本的なスーツの選び方を見ていきます。スーツのマナーや疑問についても参考にどうぞ。

【1】スーツの場合

スーツで面接に臨む場合は、ブラック・ダーク系のネイビーやグレーが良いでしょう。明るい色は避け、柄は “無地” を選ぶのが無難です。色柄の選択肢は新卒での就職活動の場合とほぼ同じですが、転職時の面接では、リクルートスーツ(フレッシャーズ用など)は若すぎる印象を与えてしまうため、あまりオススメしないスーツになります。


◇スーツの着こなしに多い疑問◇
●ストライプ柄のスーツは良いのか●
スーツの柄としても人気のストライプですが、主張の強いストライプは基本的には避けましょう。面接のスーツは、無地が無難とされているため、ストライプ柄は“主張が強い”という印象が大きくなります。着用する場合は、ストライプ柄の中でもシャドーストライプなどの主張の弱い柄を選ぶようにしましょう。※広告業界・アパレル業界・外資系の一部では、ストライプ柄の着用でも問題ないとされている企業も多いです。


●ボタンの留め方は●
ジャケットのボタン配列には、2つボタンと3つボタンの2種類があります。2つボタンの場合は、一番下のフロントボタンは掛けずに上のボタンだけを留めるようにしましょう。3つボタンの場合は、真ん中のボタンのみを掛けるようにしましょう(段返り3つボタンも同様)。ボタンと合わせて覚えておきたいのが、ポケットのフラップをどうするかです。屋外にいる場合はポケットの外側に、室内ではポケットの内側にしまっておくとスマートです。

▲(左)2つボタン(中央・右)3つボタン▲

●そもそもスーツが無い場合●
スーツが指定されていても、中にはスーツを持っていないなんて場合もありますよね。面接時のスーツは、ビジネスマンになっても使用できる色柄もあるので、ジャケット・白シャツ・パンツの3点は1着ずつ用意しておくことをおすすめします。やってはいけないスタイルはラフすぎる服装。大事なのは「清潔感」です。

 

【2】服装自由・私服可の場合

企業によっては「服装自由・カジュアルな装い」「私服可」などと書いてある場合もあり、何を着ていけば良いのか悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。そんな時に着ていく服装を見ていきます。

私服可(普段の服装)・カジュアルな装いと指定された場合は、ジャケットとパンツスタイル、スマートカジュアル(ビジネスカジュアル)な服装が良いでしょう。スーツは、私服ではないため避けるようにすると無難です。もし服装について指定がない場合は、スーツを着用すると印象が良くなるでしょう。


●スマートカジュアル・ビジネスカジュアルな装いとは●
面接の場合は、基本的にジャケットを着用するときちんと感と清潔感を出すことができておすすめです。シャツは襟付き長袖のデザインで、落ち着いた色味の無地、パンツはチノパンやスラックスを合わせるとカジュアルになりすぎずに好印象なスタイルにすることができます。パーカー、デニムパンツ、スニーカーなどは、ラフすぎる印象となるためNGとなります。

▽面接にふさわしい服装を知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:面接にふさわしい服装とは《画像付きで解説》スーツ・髪型・メイクなど身だしなみのマナー

 

転職面接のスーツスタイルのポイント~男女別~

転職面接でのスーツスタイルは、男女ともに「清潔感が感じられること」「TPOに合わせた服装になっていること」が大きく共通するポイントです。そのほかに、男女別で気を付けたいポイントを解説していきます。

●男性の場合●

男性の場合、流行に左右されないベーシックなデザインで、ブラックや明るすぎないネイビーやグレーのスーツを着用すると良いでしょいう。柄は無地または控え目なシャドーストライプを選ぶことで、派手過ぎずビジネスシーンにもマッチする印象を与えることができます。

シャツの色は白がベストですが、薄い青系のカラーでも清潔感を演出することができるので、着用して問題ありません。ただし、色付きのボタンや襟型のデザイン性が高いシャツはラフな印象を与えることが多いため避けるようにすると良いでしょう。

ネクタイについては派手になりすぎない程度に明るい色がベターで、柄もカジュアルになりすぎない無地や小紋柄、ストライプが無難です。ベルトや靴については、スーツに合わせて選ぶと全体の統一感を出すことができます。

●女性の場合●

女性の場合は、スカートスーツとパンツスーツのどちらでも問題ありませんが、ジャケットを着用するスタイルにするのが基本です。スーツカラーも男性と同様にブラックや落ち着いたネイビー、グレーを選択すると良いでしょう

インナーはシャツ、ブラウス、カットソーのいずれでも問題ありません。色は白か淡いパステルカラーで透け感が少ないものを選ぶと清潔感を出しつつ顔周りも明るく見えて印象がアップすることができます。ただし、柄物のシャツやブラウスだとラフな印象に見えることが多いため注意が必要です。

また足元はシンプルな黒のパンプスにすることで全体の印象をまとめることができます。スーツの色柄に合わないようであればベージュなどのカラーを合わせるのも良いでしょう。
パンプスを履き慣れておらず苦手という場合は、ローヒールなどで全体のバランスに違和感がないようにまとめると良いでしょう。

面接(転職)の服装~スーツに合わせるアイテム別~

せっかくスーツの装いがしっかりしていても、組み合わせるアイテムがマッチしていないと残念な印象になってしまいます。ワイシャツやネクタイなどのアイテムにも注目してスマートな着こなしを意識しましょう。

 

<ワイシャツとネクタイ>
面接時に、ジャケットを脱ぐ機会はほとんどないのですが、ワイシャツやネクタイもアイロンでシワをのばした清潔感のあるモノを用意。ワイシャツは、白無地が基本スタイルとなります。襟(レギュラーカラー)や袖部分は、しっかりと見える部分なので汚れなどを事前にチェックしておきましょう。

ネクタイは、ビジネスシーンでもオーソドックスな“無地”・ストライプ(レジメンタル)・小紋柄が良いでしょう。色に決まりはありませんが、ビビットカラー・ピンク・パープルは避けるようにしシンプルに見せる。


<ベルトと靴(靴下)>

ベルトは、革製のモノを選び金具やカジュアルなモノはスーツに合わないので避けるようにしましょう。色は靴と合わせると、スーツの着こなし全体の印象が良くなります。

靴は、ビジネスシューズ一択と考え、色はブラック、ブラウン(濃い茶色)が良い。明るい色や、靴の先が尖っているデザインはNGとなります。靴下は、黒やスーツと同じ色が良い。足元は、意外と見られている箇所の1つ“革がボロボロ”になっていたり“汚れ”がついている印象が悪くなってしまいます。

 

<その他のアイテム>
携帯(スマートフォン)で時間をチェックするのではなく、時計をつけるのが無難です。バックは、A4サイズの書類が入るビジネス用のモノを選びましょう。

 

季節で見る面接のスーツ

面接の時期は、企業によって様々、特に転職(中途採用)は季節問わず行われているところもあります。そこで最後に、夏、冬の場合の服装について紹介していきます。

<夏のスーツスタイル>

企業から服装の指定がある場合でも、ジャケット着用が基本的なスタイルとなります。そこでオススメなのが、夏用に涼しく軽い生地でつくられたスーツ。汗をかきやすい方は、アンダーシャツを着たり、タオルやハンカチを忘れずに持っていきましょう。


<冬のスーツスタイル>

冬は、防寒性に優れた素材を使用したスーツを着用することで季節に合ったスタイルにすることができます。もしくは、スーツの下にセーターを着用して寒さ対策を行いましょう。また、保温性のあるインナーシャツを選ぶのも良いでしょう。スーツの上に羽織るコートは、スーツとの相性が良く上品な印象となるチェスターコートやステンカラーコート、柄は無地で揃えるとよりスマートな印象になります。


*****
面接当日が雨の場合は、服が濡れた時に拭き取れる防水アイテムを持っていくと良いでしょう。折り畳み傘は常に持っておきましょう。

まとめ~ポイントを押さえたスーツスタイルで好印象に~

いかがでしたでしょうか?面接のスーツは、受ける企業のジャンルや期間によって着こなしが異なる場合があります。事前に、面接当日の内容や持ち物の把握、清潔感のある服装を意識して臨みましょう。

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