スーツ生地・素材
デニムスーツのコーディネート5選!~選び方やおすすめブランドも紹介~
スーツ-デニム
“スーツをデニム(調)” とイメージする方は少ないのではないでしょうか。実は、ドレスライク・カジュアルライクにも見せれる“デニムスーツ”。プライベート用とは違う印象、他の人と差をつけたスーツが欲しい方にオススメ。
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. デニムスーツとは
2. デニムとジーンズの違い
3. デニム(スーツ)生地の種類
4. デニムスーツの選び方と着用シーン
5. デニムスーツのおすすめのコーディネート
6. オーダーでつくるデニムスーツ~おすすめブランド~
6-1. Ermenegildo Zegna-トロフェオデニム
6-2. Loro Piana-デニムタイム
6-3. GUABELLO-デニムフランネル
6-4. SONDRIO-ソンドリオ
デニムのスーツとは
カジュアルでラフな印象がオシャレなデニムですが、ジワジワと人気が上がっているのが“デニムスーツ”。中々見かけないスタイルですが、オシャレ感度の高い人は着こなしのバリエーションの1つとして持っている方も多いようです。オーダースーツ生地のブランドによっては、シリーズ化して打ち出しているモノもあります。
デニムとジーンズの違い
一般的にも知られている “デニム” と “ジーンズ” の違いについても触れておきましょう。
●デニムとは
デニムとは生地のこと。重さの違い、濃淡の違い、光沢のある生地など様々な種類があります。“デニムジャケット・パンツ”などのカジュアルなアイテムに使用され、デニムを使用した小物・雑貨も多い。
●ジーンズとは
デニムの生地や、他の素材(綿)生地を使用したパンツのこと。または、金属製のリベットで補強されたパンツ。このリベットは、主にポケットのステッチ部分を補強する役割や、デザイン性の高さを上げる役割もあります。
デニム(スーツ)生地の種類
デニムの生地は、インディゴ染料で染めた経(たて)糸と、染色をしていない緯(よこ)糸を使用した綾織りの生地のことをいいます。綾織りとは、横糸1本に対し、縦糸を2 本以上連続して織ったもの。織目が斜めに見えるのが特徴。風合いが柔らかく、伸縮性に優れ、シワがよりにくいとされています。
生地の厚さは“オンス”重さで区分され、オンスの数が大きいと生地が厚くなります。一般的に、10オンス以下を“ライトオンス”15オンス以上の生地は“ヘビーオンス”と呼ばれています。
デニムスーツの選び方と着用シーン
ここまで“デニム”について簡単に解説してきましたが、ビジネスシーンで着用するデニムスーツとはどのようなモノが良いのか?実際の着用画像と共に着こなし方について見ていきます。一般的なビジネススーツとの素材感・見た目に違いについても参考にどうぞ。
【見た目の違い】
スーツ用のデニム生地は、通常のデニム生地と比べると柔らかさがあり、光沢感・丈夫さのあるモノが多くあります。また、色落ちやシワになりにくいなど機能性のあるモノも。デニムの良さをそのままに、しなやかな風合いを楽しめます。
【着用シーン・着こなし方】
デニム生地は、“フランネル・サキソニー・ツイード”のように、カジュアル寄りなスーツになります。社内外問わず、大事な会議・接客がある場合には避けるようにしましょう。パーティーやイベントなど、他の人とは違った装いをしたい方にもオススメです。
デニムスーツのおすすめのコーディネート
<ライト系デニムスーツ>
清涼感漂うシングルスーツスタイル。ウール地に比べるとパリッと固さを感じる印象に仕上がります。同色系のシャツやネクタイと合わせ、カラーバランスを整えています。パンツの裾をダブル仕様にスッキリと見せるがオススメ。
<ダーク系デニムスーツ>
上品さを感じられるシングルスーツスタイル。年代問わずオススメできる色合いです。カジュアルな装いにオススメのニットタイとの相性もバッチリ。あまり派手過ぎず、でも他の方と差をつけたい方にも。成人式のスーツとしても良いかも知れません。
<ジャケット&パンツスタイル>
着こなしのシーンを広げたい方は、ジャケット、パンツそれぞれで持っておくのも良いでしょう。風合いを楽しめるデニムは無地モノがほとんど、組み合わせるアイテムを選ばずコーディネートの幅を広げることができます。
<レディースデニムスタイル>
メンズライクなスーツ、テーラースタイルが流行りの傾向としてあるレディース。シルエットにこだわり事でスタイリッシュな印象になります。ボトムスは、パンツスタイルがオススメ。
オーダーでつくるデニムスーツ~おすすめブランド~
【1】イタリア:Ermenegildo Zegna-トロフェオデニム
ゼニアの中で最も有名で高品質なトロフェオがありますが、そのシリーズに比較的新しい素材(2017年)として注目されているのが、“トロフェオデニム”。ウール素材でデニム感を再現しており非常に柔らかく艶感もあります。
【2】イタリア:Loro Piana-デニムタイム
ロロピアーナの“デニムタイム”は、先程紹介した “トロフェオデニム” はウール100%に対し、ウール・シルク・リネンの三者混が特徴です。デニムの風合いにスーツの高級感を織り交ぜ、カジュアルでエレガントな表情が特徴です。
ロロピアーナでは、ジャージ素材のような伸縮性が特徴の “JERSELY” 生地があります。柔らかさのある生地感は、ラフな着こなしを楽しみたい方にオススメ。オン・オフでも使いやすい色合いも魅力の1つです。
【3】イタリア:GUABELLO-デニムフランネル
繊維の自然な持ち味と快適な着心地を楽しめる生地、色調にこだわりたい方にオススメしたいグアべロ。秋冬の主役“フランネル”に、デニム風の雰囲気を兼ね備えた生地が“デニムフランネル”です。
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ストレッチが効いたデニムスーツ
デニム特有の硬さが苦手な方に、ストレッチが効いたデニムスーツもあります。こちらは、ジャケットのセレクト生地「アソシエ」コレクションで仕立てることができます。一歩抜きんでるオシャレスタイルです。
【4】イタリア:SONDRIO-ソンドリオ
イタリア北部スイス国境近くに拠点を持ち、コットンをはじめ天然素材を得意とするブランド。ファンシーなモノも多い中で、デニム調生地の取り扱いもあります。こちらは、コットン+ポリウレタンが入った素材感、伸縮性があり かたすぎない着心地を楽しめます。
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いかがでしたでしょうか?
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