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センターベントとサイドベンツどっちがおすすめ?デザインの由来から分かる選び方!
ジャケットの裾にあるベント(ベンツ)とは
皆さんは、スーツを選ぶときに“ベント”という言葉を聞いたことがありますか。はじめてジャケットに袖を通す前、後ろ側に × のしつけ糸がされていますが、その切れ目の部分を指します。このベントには、いくつかのデザインがあり、スーツのシルエット、見た目の印象が変わってきます。
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. センターベントとサイドベンツの由来
2. センターベントとサイドベンツの特徴
3. 切れ目のないノーベントとは
4. その他、ベントの選び方の疑問について
センターベントとサイドベンツの由来
<センターベントの由来とは>
英国人が乗馬をする際に、上着の裾幅が狭くなり動きが窮屈になるのを防ぐため、裾を割って乗りやすくしたことがはじまりとされている。日本では、センターベントは “馬乗り” と呼ばれることもあります。背中線の中心に切れ込みが入っています。
<サイドベンツの由来とは>
このデザインは昔、騎士たちがサーベルを抜く際、下げる際に上着が邪魔にならないよう便利さを追求し両脇を開けたことに由来している。日本では “剣吊り” と呼ばれることもあります。背中部分の両脇に切れ込みが入っています。ベントの中でもこれに限り「ベンツ」と複数形で呼ばれています。
センターベントとサイドベンツの特徴
ここからはセンターベントとサイドベンツの特徴から似合う体型やイメージについて見ていきます。
●ベントとは・・・上着の動きやすさを求め、裾に切り込みを入れたもの。
<センターベントの特徴と似合う体型とは>
センターベントとは、中央に切れ込みが入っているのが特徴。ヒップ(腰囲) が標準の人の場合は、バックスタイルをスッキリと見せてくれます。動きに合わせてサイドに広がるのを抑えられるため、シンプルな着こなしとなります。
<サイドベンツの特徴と似合う体型とは>
サイドベンツとは、左右に2本の切れ込みが入っているのが特徴。ヒップ(腰囲) が大きい人は、ベンツの開きで圧迫感がなくなります。動きや風の流れに合わせて大きくなびくため、エレガントな着こなしとなります。
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最近の傾向は、若者を中心に短い着丈、細身のスーツを着る方が増え、“センターベント” になっているものが多いです。短い着丈でサイドベンツにすると腰の位置でベンツが広がり、見た目の印象が悪くなります。
切れ目のないノーベントとは
<ノーベントの特徴とは>
センターベントやサイドベンツと違い、ベントに切れ込みが入っていないのが特徴。冠婚葬祭に着る礼服(タキシード・フォーマル)スタイルが主流となります。しかし、礼服以外でもエレガントなイメージが好きな方にオススメです。ノーベントは、ビジネスシーンではあまり見かけません。
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オーダースーツの場合は、「フックベント」と呼ばれるデザインもあります。ベント上側がカギ型(フック)に曲がったセンターベントの1種。アメリカントラッドの特徴的なデザインとなります。
その他、ベントの選び方の疑問について
Q.1 動きやすいのはどのデザインが良いか?
A. 切れ目が2つあるサイドベンツ。自分の歩き方やお仕事での動きに合わせるのも良いでしょう。
Q.2 後ろ姿のシルエットが気になるのですが?
A. 通販サイトで購入する場合は、実際に着ることができないので難しいのですが、スーツ専門店を利用する場合は、しっかりと鏡でシルエットを見た上で選ぶのが良いでしょう。
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いかがでしたでしょうか?
▼▼▼既製服ではなかなかベントデザインまで選べませんが、オーダー専門店ならベントデザインもお好みのものを選べます。
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