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シャツ・インナー

シャツの襟型の選び方~好みのテイストに繋げる合わせのルールとは~

(最終更新日:2024.12.02)2020.06.29 # シャツ・インナー

シャツ襟型について

皆さんは、シャツの襟型にこだわったことはありますか。着用シーン(ビジネス・冠婚葬祭・プライベート)によっては、一般的なマナーがありますが、シャツの襟型に注目してみると、新しい着こなし方に繋げることが出来ます。スーツ、ジャケットスタイルによっても違いを楽しめるデザインの1つです。

そこで今回は、キーワード “テイスト”と“合わせ方のルール”!『テイスト別で分かるシャツの選び方』『シャツの合わせ方のルール』『スーツとシャツの選び方』について見ていきながら、シャツの襟型の選び方をご紹介していきます。

 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  テイスト別で分かるシャツ襟の選び方
1-1.  ① イタリアテイストの襟型
1-2.  ② イギリステイストの襟型
1-3.  ③ アメリカテイストの襟型
1-4.  ④ モードテイストの襟型
2.  シャツの合わせ方のルール
2-1.  ① ボタンダウンシャツ
2-2.  ② ラペルのゴージライン
2-3.  ③ ラペルの幅とシャツ襟
3.  イメージに近づくスーツとシャツのコーディネート

 

テイスト別で分かるシャツ襟の選び方
① イタリアテイストの襟型

まずはじめに、シャツの襟型を国別のテイストで分けると、「イタリアテイスト」「イギリステイスト」「アメリカンテイスト」「モードテイスト」の4つの軸があります。シャツの襟型は、見せたい印象にも繋がるので各襟型の特徴と共に見ていきます。

▲ご紹介の襟型は、オーダースーツ専門店『Global Style』のデザイン例です▲
 


イタリアテイストは、遊び心があり、色気がありながらもクラシカルな印象になります。

オススメの襟型:セミワイド・カッタウェイ・ワイドボタンダウン

▼一般的なシャツの襟型には、“ワイド” “ショート”タイプの2つがあります。イタリアテイストは、襟が長すぎず程よく広がりのある「セミワイド」や、襟の開きが(約190度以上)少し後ろにカットされた「カッタウェイ」など、胸元に色気をプラスできるデザインが一番のオススメ。ボタンダウンの形が好きな方は「ワイドボタンダウン」も良いでしょう。

▲(左から)セミワイド⇒カッタウェイ⇒ワイドボタンダウン▲
 

② イギリステイストの襟型


イギリステイストは、カッチリとしたデザインが良く、真面目さ・安心感のある印象になります。

オススメの襟型:タブカラー・ピンホール・ワイド・レギュラー

「レギュラーカラー」や「ワイドカラー」など、ビジネスシーンやカジュアルにも着れる汎用性の高い襟型がオススメ。また、左右の襟部分に先端をつなぐ紐(タブ)が付いている「タブカラー」や襟先の中ほどにアイレット(ハトメ)と呼ばれる穴にピンを通す仕様の「ピンホール」など、ネクタイとの合わせを綺麗に立体感のある表情になるデザインも良いでしょう。

▲(左から)レギュラーカラー⇒タブカラー⇒ピンホール▲
 

③ アメリカテイストの襟型


アメリカテイストは、かわいさがあり、カジュアルな印象になります。

オススメの襟型:ラウンド・ボタンダウン・タブカラー・ピンホール

▼襟先を大きく丸く柔らかい印象を作り出す「ラウンド」は、クラシカルなイメージがありながらも、どこか懐かしさを感じさせるデザイン。元はスポーティーな形がアイビーリーガーに好まれアメリカで開発された「ボタンダウン」今ではドレスシャツとしても人気。アメリカは、ブリティッシュの影響を受けている為“タブカラー”や“ピンホール”も良いでしょう。

▲(左から)ラウンド⇒ボタンダウン▲
 

④ モードテイストの襟型


モードテイストは、シャープなイメージ、スタンダードながら遊び心のある印象になります。

オススメの襟型:ショートポイント・ショートポイントボタンダウン

▼襟の短さが特徴的な「ショートポイント」は、カジュアル寄りなイメージになります。モードテイストの概念は難しいですが、国別とのテイストと少し異なり、各アイテムとのバランスが大切です。リゾート・デイタイム・オフタイムなどにオススメ。ボタンダウンの形が好きな方は、「ショートポイントボタンダウン」も良いでしょう。

▲(左から)ショートカラー⇒ショートボタンダウン▲
 

シャツの合わせ方のルール
① ボタンダウンシャツ

“レギュラーカラー”や“ワイドカラー”と並び使用頻度が多くなっている“ボタンダウンシャツ”。カジュアルな印象があるので、クールビズやジャケパンスタイルなどでの着用は良いが、通常のビジネススーツスタイルの組み合わせとしてはできるだけ避けたほうが印象が良くなります。


■できるだけ避けた方がよいスタイル■
・ブリティッシュトラッドスタイル
・クラシコイタリアのスーツスタイル
・ドレッシーなピークドラペル

※“ボタンダウンシャツ”はアメリカントラッドでは王道のアイテムになる。アメトラの紺ブレなどにボタンダウンなどは合わせても良い。

▽ボタンダウンシャツの着こなし方を知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:ボタンダウンシャツ(メンズ)の着こなし方~アメリカとイタリアでの違いとは~

 

② ラペルのゴージライン

ジャケットのラペルのゴージラインとドレスシャツの襟の開きが平行に近いと襟元がスッキリ見えてバランスの良い印象になる。

●ゴージラインとは・・・ジャケットの上襟と下襟との縫い合わせ部分のこと。
●ラペルとは・・・ジャケットの縫い目のライン堺に下襟部分のこと。

▲(左から)①上襟→②下襟→③ゴージライン▲

<バランスの良い例>

・ゴージラインが並行であればワイドカラーなど襟が平行なタイプ
・ゴージラインが下に下がっていればレギュラーカラーなどのタイプ

▲バランスの良い例を参考に▲

<バランスの悪い例>

・平行なゴージラインに対して襟が下がっているレギュラーカラーなどを合わせる
・下がっているゴージラインに対して襟が平行なワイドカラーを合わせる

▽ゴージラインについて詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:スーツの襟(ラペル)の種類や選び方は?ステッチやポケットでおしゃれにきめる着こなし方を紹介

 

③ ラペルの幅とシャツ襟

ラペルの幅とシャツの襟の大きさがあっていた方がバランスがとれる。


<バランスの良い例>

・細い襟のナローラペル×小さい襟のショートポイントカラー
・広い襟のワイドラペル×横に広いワイドカラー

▲バランスの良い例を参考に▲

<バランスの悪い例>

・細い襟のナローラペル×長い襟のロングポイント
・広い襟のワイドラペル×小さい襟のショートポイントカラー

 

イメージに近づくスーツとシャツのコーディネート

ここまで、テイスト別でみる襟型の印象と、シャツの合わせ方について見てきました。最後に、シャツとの組み合わせがとても重要になるスーツとの合わせ方をスタイル別で紹介します。

<クラシコイタリア>
(一例)ワイドスプレッドカラー・セミワイドカラー・カッタウェイカラー・ホリゾンタルワイドカラー・セミワイドボタンダウン・イタリアンカラー

 

<ブリティッシュトラッド>
(一例)レギュラーカラー・ワイドスプレッドカラー・ホリゾンタルワイドカラー・クレリックカラー・ラウンドカラー・ウィングカラー

▽シャツに合うオーダースーツを作りたい方はこちら。

■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~

***
いかがでしたでしょうか?


シャツの襟型にも様々な種類があり、テイスト別でみると分かりやすいです。スーツと合わせはもちろん、シャツ一枚での着こなし方をワンランクアップさせてみましょう。

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Supervisor - この記事の監修者

Global Styleクリエイティブ・ディレクター
江森義信

大学卒業後、アパレルメーカーにてミラノコレクションにも参加するイタリアブランドのデザイナーとして11年のキャリアを積む。チーフデザイナーを歴任後、フリーとなり、オリジナルブランドのセレクトショップや百貨店での展開。大手アパレルや小売店、商社など、様々なプロジェクトのデザインやディレクションを手掛ける。

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