スーツの種類
スーツの印象を2割増し!!~『Vゾーン』の効果を高める着こなし方~
●Vゾーンとは・・・ジャケット×シャツ×ネクタイから成る、上半身のV字のゾーンのこと。
「胸から上で、7割は決定する」と言われている、人の印象ですが、Vゾーンはその人の個性を表す場所でもあります。Vゾーンを理解することで、着用シーンに合わせた最適なスーツの着こなしが可能になります。
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. 定番カラー3色のスーツの印象
2. 『Vゾーン』①基本的なカラー配色
3. ②ビジネスの鍵を握る!大事なシーンでの配色
4. ネクタイの色柄が与える印象の違い
『Vゾーン』の効果を上げる前に知っておきたい!定番カラー3色のスーツの印象
1.ネイビースーツ
ビジネススーツの定番カラーが、ネイビー(紺色)です。特に濃紺のスーツは、経営者や政治家も好んで着るカラーで、知的、上品、誠実といった印象を与えます。ただし、ブルーに近い薄い紺色は若々しさやカジュアルな印象を与えやすいです。ストライプの太さやカラーによってもかなり印象は変わるので、実際に着用して印象がどう変わるか確認するとよいでしょう。ビジネススーツの色選びに迷ったら、紺色を選びましょう。
2.グレースーツ
グレー(灰色)のスーツも定番のカラーです。グレーは、濃淡によって与える印象が変わります。濃いめのグレーは落ち着いた印象を与え、薄いグレーはカジュアルで若々しい印象を与えます。ただし、紺色や黒色のスーツと比べてワイシャツ、ネクタイ、靴などのコーディネートが難しいです。
3.ブラックスーツ
無難なのが、ブラック(黒色)のスーツになります。ブラックには「フォーマルな印象を与えやすい」というメリットがあります。ただ、ブラックといっても、リクルートスーツや冠婚葬祭のシーンで着用される濃ブラックや、生地の織り方や柄によって少し明るめに見えるブラックなどがあります。
スーツのカラーによって、全体の雰囲気が変わってくるのですが、カジュアルな服装とは違い、ビジネスの場での正装として着用するスーツは、ちょっとした色柄の違いでガラリと雰囲気を変えてしまうことがあります。そのため、“Vゾーン”の整え方を知ることが大変重要になります。
ここからは、そんなスーツの印象を変える“Vゾーン”を整える方法と題して、「基本的なカラー配色」と「ビジネスの鍵を握る!大事なシーンでの配色」の2つに分けてご紹介していきます。
~『Vゾーン』を整える方法~ ①基本的なカラー配色
■ネイビースーツにおすすめのVゾーン
ビジネスマンの基本カラーであるネイビー。清潔感や知的さを感じさせるVゾーンで好感度アップ。
【1】ネイビースーツ×白シャツ×ネイビータイ
【2】ネイビースーツ×サックスシャツ×ネイビードット柄タイ
【3】ネイビースーツ×白シャツ×ブラウンタイ
~ポイント~
ポイントはネクタイ。「悪い意味で目についてないか?」を軸に選びましょう。ネイビーのスーツはカラーのコントラストが付きやすいので要注意。
スーツの生地のカラーとグラデーションにすれば、失敗は少なくなります。ネイビーとブラウンを制するイタリア人男性は、ブラウンのネクタイをエレガントに合わせるのが好きですが、下手に小紋などにすると老ける危険があります。無地のブラウンやワインが合わせられると、ワンランク上のお洒落さんになれます。
■グレースーツにおすすめのVゾーン
落ち着いた印象のグレースーツは、Vゾーンにさまざまな色モノを持ってこれる点が特徴です。
【1】グレースーツ×サックスシャツ×千鳥格子タイ
【2】グレースーツ×ホワイトシャツ×ボルドードット柄タイ
【3】グレースーツ×白シャツ×レジメンタルタイ
~ポイント~
シャツは、白だけでなく、薄い水色、多少濃いめの水色でも相性が良く、グラデーションのように綺麗に決まるのがポイントです。ネクタイは、ブラウン~ボルドーまでの赤ベースも相性がいいです。柄モノも合わせやすいのが特徴。ただ、貫禄が出て若々しさが控えられるので、老けがちな人はネイビーのネクタイを合わせるなどして、フレッシュさを出してあげても良いかもしれません。
■ブラックスーツにおすすめのVゾーン
ビジネスの場においても、しばしば着用されるブラック。フォーマルな印象を与えてくれる分、色彩の強いシャツ・ネクタイを合わせてしまうと、逆に安っぽく見えてしまう可能性があるので要注意。
【1】ブラックスーツ×白シャツ×無地ブラックタイ
【2】ブラックスーツ×ピンクシャツ×無地ブラックタイ
【3】ブラックスーツ×白シャツ×ドット柄タイ
~ポイント~
ブラックスーツは、程よい光沢感や、うっすら柄が見えるような、上品な質感のものを選びましょう。シャツは白が基本ですが、薄いピンク・ブルーも合わせて問題ないでしょう。シャツの襟は、コンパクトなものを選ぶと、スタイリッシュです。一番のポイントは、ネクタイをモノトーンでまとめることです。無地、小さいドット柄などがおすすめ。全体のバランスを意識して、あまりカラーを盛り込まないようにすることが大切です。
~『Vゾーン』を整える方法 ②ビジネスの鍵を握る!大事なシーンでの配色
ここからは、よりビジネスの場面において大切な商談やプレゼンで使える、「Vゾーン配色①」「Vゾーン配色②」「NGスタイル」の3つを見ていきましょう。
【1】 商談の成功率UP? チャコールグレーのスーツに活動的な赤をプラス
ビジネスマンにとって重要な事は、相手の信頼感を得て商談を成功させることです。スーツは、チャコールグレー(「シャドーストライプ」と呼ばれる、薄めのストライプ柄などがおすすめ)でこなれた印象を与えましょう。そこに、赤ネクタイを追加することで、フレッシュで活動的な印象もプラス。
【2】 プレゼンで説得力と誠実さを演出する!ネイビースーツの威力をグラデーションで魅せる
プレゼンはいかに人を説得するかがカギですよね。ネイビースーツは、清潔感があり、知的かつ誠実・真面目なイメージも与えてくれます。説得力のある風貌と、清潔感あふれる雰囲気をつくりだせるのは、ネイビースーツの特徴といえます。そこで、肝心なVゾーンには細目のソリッドタイ×ブルーカラーを持ってきて、全体をグラデーションカラーでまとめましょう。そうすることで、ネイビーカラーの知的な雰囲気をそのまま残すことができます。
【3】 大事なビジネスシーンでは、チェック柄のネクタイはNG!
チェック柄は、お洒落で親しみのある印象を与えてくれます。ただ、「カジュアル」や「可愛らしい」印象を受ける方も多いため、大事なビジネスのシーンでは、あまり適しません。
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商談を成功に導くためには、「信頼感」を得ることが必要不可欠になってきます。プレゼンの内容や話し方に気を配る前に、まずは「見た目」を意識し、「不信感」を与えない服装で商談に臨むことが大事ですね。
知っておくと、「Vゾーン」の効果が倍増!
ネクタイの色・柄が与える、印象の違い
カラー面積が限られているスーツだからこそ、色の配色は重要で、その人の印象を左右する大きなポイントです。そこで最後に、色柄が与える印象の違いを、簡単にご紹介します。
▼ネクタイの柄: おすすめの3つの柄
【無地】 一番無難な柄。色の印象が強く出やすい
【小ドット】 フォーマルな印象を与える。比較的堅い業界が良い
【ストライプ】 流線型のストライプが、洗練された知的な印象を与える
上の3つの柄なら、基本的には印象は良いでしょう。あまり派手な柄を避け、上記の3つの柄から好きな物を選びましょう。
▼ネクタイの色: おすすめの3色
【赤・オレンジ】 フレッシュで活動的な印象をあたえる。就活に向いている
【青・寒色系】 知的で洗練されている、誠実な印象。堅い業界(金融・インフラ)に最適
【グリーン】 落ち着いた印象を与えられる。派手になりづらく、無難な印象
これらの色を適切に使い分ければ、失敗しないでしょう。
いかがでしたでしょうか?
王道のスーツカラーの印象をさらに整えるために重要なVゾーンは、ベースとなるスーツの色が与える印象と、そのVゾーン効果を高めるテクニックを知っておくことで、よりシーンに合わせたスーツスタイルを楽しむことができますよね。
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