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スーツのカラー・デザイン

スーツの色や柄の与えるイメージとは~誰でも印象度がアップする選び方~

(最終更新日:2024.11.01)2020.10.30 # スーツのカラー・デザイン

スーツの選び方~与えたい印象~

皆さんは普段、どんな基準でスーツを選んでいますか。色や柄、デザインなど選び方も人それぞれありますよね。また、“オフィシャルなシーン”や“カジュアルなシーン”で着用するスーツは少なからず違うイメージになるのではないでしょうか。

そこで今回は、色柄の持つイメージや与えたい印象で見る!『スーツはコミュニケーションツール』『スーツの色が与える印象~色が持つイメージ』『スーツの柄が与える印象~柄が持つイメージ』について見ていきながら、スーツ選びの新しい視点、今までとは違うスーツの見方をご紹介していきます。

 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  スーツはコミュニケーションツール
2.  スーツの色が与える印象
2-1.  ①ダークネイビー
2-2.  ②ブライトネイビー
2-3.  ③チャコールグレー
2-4.  ④ライトグレー
2-5.  ⑤ベージュ
2-6.  ⑥ブラウン
2-7.  ⑦ブラック
2-8.  ⑧ダークグリーン
3.  スーツの柄が与える印象
3-1.  ①シャドーストライプ
3-2.  ②ストライプ
3-4.  ③ウインドペーン
3-5.  ④グレンチェック
3-6.  ⑤シャドーチェック
4.  自分の理想の姿を作り上げるには

 

1. スーツはコミュニケーションツール

スーツは、ビジネス上での人間関係を円滑にするコミュニケーションツールとしてとても大事なモノ。だからこそ、表面的な部分だけではなく色や柄が人に与えるイメージを知ることで、スーツ(ビジネス・カジュアル)それぞれに意志持って戦略的に着る事が可能になります。

▲ご紹介のモデルは、オーダースーツ専門店『Global Style』のデザイン例です▲

まずはじめに、上の表を御覧下さい。この記事では「カラーや柄」「スーツやジャケットのイメージ」「与える印象」とそれぞれのスタイルについて見ていきます。

2. スーツの色が与える印象~色が持つイメージ~
① ダークネイビー :「知的」「真面目」「信頼感」

ビジネススーツの定番「ダークネイビー」。一番多くのビジネスマンが着用していますが、このダークネイビーには「知的」「真面目」「信頼感」などのイメージがあります。

勤勉な日本人にとって一番好まれているのもその色が持つイメージから納得出来る気がします。仕事において初対面の人などにまず好意的な印象を持ってもらう上でも選択すべき基本になる色です。

 

② ブライトネイビー:「若々しさ」「活動的な」

同じネイビーでも少し青みや明るさの強い「ブライトネイビー」ここ数年で若い人を中心に非常に人気になっている色です。色の持つ華やかさからも「若々しさ」「活動的」なイメージを与える事が出来ます。

若いビジネスマンの方に好まれるのも納得の理由です。逆にもし年配の方が着用するときはこういった色の持つイメージを理解しておくことが「自分を演出する」上でとても大切になります。

 

③ チャコールグレー:「品格のある」「洗練された」

ネイビーの次にビジネスマンに多く着用されている色が「チャコールグレー」です。この色の持つイメージは「品格」「洗練」などです。日本ではネイビーが定番色とされていますが、欧米ではこのグレーこそがエグゼグティブなビジネスマンが着る色とされています。

スーツを制服としてではなく「自分を表現するもの」として考えている欧米人にとって、「品格」を表すことが出来るこのチャコールグレーを選ぶ事は必然なのかもしれません。海外へ出張が多いビジネスマンの方には、初対面の相手に好印象を持ってもらうためにはおすすめの色です。

 

④ ライトグレー:「冷静な」「慎重な」「クールな」

どちらかというと春夏のイメージがある「ライトグレー」ですが、この色は「冷静」「慎重」「クール」などのイメージがあります。

切れ者で仕事が出来る印象を作りだしたいという人には最適な色になります。

▽グレースーツの着こなし方を知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:グレースーツの着こなし方!魅力やお洒落なおすすめコーデ10選

 

⑤ ベージュ:「柔和な」「柔軟な」

黒髪の日本人では着こなしが難しいとされている「ベージュ」ですが、この色の持つイメージは「柔和さ」「柔軟さ」です。

暖かみを感じる色の持つ雰囲気が優しいイメージを表現してくれます。人にそういった柔らかい印象を与えたい場合は最適な色と言えるでしょう。

▽ベージュスーツのおすすめコーデを知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:ベージュスーツのおすすめメンズコーデ~魅力や着こなしのコツ~

 

⑥ ブラウン:「落ち着き」「堅実」「余裕」

ここ数年のトレンドの流れもあり多くなってきているのが「ブラウン」です。この色持つイメージは「落ち着き」「堅実」「余裕」などです。

トレンド色のイメージとは裏腹にとても大人っぽい印象を与えてくれることになります。役職にあるようなビジネスマンの方や若くてもシックで落ち着いたイメージを表現したい人にはおすすめの色になります。

 

⑦ ブラック:「高級感」「ストイック」

昔はフォーマルな場など冠婚葬祭に着る色だった「ブラック」も若い人を中心にビジネスで着る人も増えました。「ブラック」の持つイメージは「高級感」「ストイックさ」です。黒には人を惹きつけるイメージがあり、また着ると何となく身の引き締まる気持ちになります。

ただ一つ注意点があり、欧州などの海外では黒のスーツは「喪服」でありオフィシャルなビジネスシーンでは着用しないのがルールなのです。海外出張などに行かれる機会がある方はぜひ憶えておいて下さい。

 

⑧ ダークグリーン:「重厚な」「緻密」「穏やかな」

この最近の流行色の「ダークグリーン」の持つイメージは「重厚」「緻密さ」「穏やかさ」です。この色も流行とは違い、大人っぽさを表現しています。

まさに大人の男性がきて似合う色でもあります。また若くても自分の年齢よりもしっかりとした落ち着きのある雰囲気を与えたい人は、ぜひトライしてみて下さい。

▽自分の好みの生地・デザインのスーツを作りたい方はこちら。

■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~

 

3. スーツの柄が与える印象~柄が持つイメージ~
① シャドーストライプ:「誠実な」「論理的な」

ビジネススーツの柄の中で定番になっているストライプ。その中でもシャドーストライプの持っているイメージは「誠実さ」や「論理的」なイメージです。

こういった仕事に対して有能なイメージを与えられることも無意識に選ばれている人気の理由の一つかもしれません。

 

② ストライプ:「力強さ華やかさ」「自信がある」

シャドーストライプより間隔が広い「ストライプ」のイメージは「力強さ」や「華やかさ」「自信」です。同じストライプでも主張が強くなるとそれだけ相手に強い印象を与えることになります。

年齢的にも仕事のキャリアを積んでよりステップアップしていきたい人や自分自身の個性を打ち出していきたい人などには最適な柄なのです。無地などに比べて目立つ分、シーンやTPOなども踏まえて着ることも大切です。

 

③ ウインドペーン:「カジュアル感」「親しみやすい」

「ウインドペーン」の持つイメージは「カジュアル感」や「親しみやすさ」です。チェックの中でもウインドペーンは大きな格子柄でカジュアルで若々しい印象を与えるのが特徴です。

柄のインパクトが強いので、この柄のスーツを着用するときはシャツやネクタイを無地で合わせることで全体をスッキリとまとめるのがポイントです。

 

④ グレンチェック:「上品な」「知性的」

根強い人気を持つ「グレンチェック」。この柄の持つイメージは「上品さ」や「知性的」です。紳士の国である「英国」の伝統的な柄でもあります。

ウインドペーンの持つ若々しさとは対照的に知的で大人の男性を演じたい人に最適であり、例え若い方でも育ちの良さや品のある印象を人に感じさせたい人にはオススメの柄になります。

 

⑤ シャドーチェック:「品の良さ」「洗練さ」

チェックにはその他にも「シャドーチェック」があります。「シャドーチェック」とは柄がハッキリしているのではなく、一見無地に見えるが、光線の具合によってチェックが浮き立ってる織り柄のことです。

チェック柄の中でも最近特に人気になっています。細かいシャドーチェック柄には、「品の良さ」や「洗練さ」などを感じさせる事が出来ます。無地やストライプに飽きたり、今までとは違う印象を相手に与えたい人におすすめの柄です。

 

オーダースーツ専門店『Global Style』公式YouTubeでは、スーツの色で変わる印象【世界一わかりやすい図と全身コーデで紹介】と題して動画を公開中。気になる方はこちらをクリック▼※動画の概要欄からこちらの記事に戻れます。

 

自分の理想の姿を作り上げるには

色や柄だけでなくデザインにも意味があります。皆さんのイメージに合ったスーツを着る上では、スーツ専門店のスタッフ(スタイリスト)とのカウンセリングを通して生地やデザインなどを自分で選び理想のスーツを一から作り上げるオーダーは最適です。色・柄ともに豊富にご用意のあるオーダーは好みのデザインにも出会えることが多く着こなしの幅も広がります。是非、こだわりのスーツを1着つくってみては。


***
いかがでしたでしょうか?

普段何気なく選んでいるスーツの色や柄には、それぞれが表現しているイメージがあります。そういった知識を得ることで、あなたの仕事における環境や対人関係の中で、ビジネス上の自分を演出することも可能になります。

▼▼▼今回ご紹介したスーツをはじめ、豊富な生地・色から選べるオーダースーツ体験はこちら。

オーダースーツ専門店「Global Style (グローバルスタイル)」とは?

“オーダースーツを、ビジネスマンの皆様にもっと気軽に楽しんでほしい。オーダースーツの新しい在り方を提案していきたい。”

そんな想いから生まれた、オーダースーツ専門店のグローバルスタイル。


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Supervisor - この記事の監修者

Global Styleクリエイティブ・ディレクター
江森義信

大学卒業後、アパレルメーカーにてミラノコレクションにも参加するイタリアブランドのデザイナーとして11年のキャリアを積む。チーフデザイナーを歴任後、フリーとなり、オリジナルブランドのセレクトショップや百貨店での展開。大手アパレルや小売店、商社など、様々なプロジェクトのデザインやディレクションを手掛ける。

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