スーツの種類
モダンブリティッシュVSモダンクラシック ~スーツモデルの2つの一体どっちがいいのか?~
自分にとって最適なスーツ選びとは
あなたは自分にとって最適なスーツを選ぶために、デザインや仕立ての違いを理解する事が重要である事を知っていましたか?ビジネス上での成功やコミニュケーションツールとして、人に与える印象の大きな部分になるからこそ、どんなスーツを着るかがとても大事です。
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. イギリスとイタリアのスーツの違い
2. イギリス・イタリアの仕立てをベースにつくられている
2-1. モダンブリティッシュの特徴
2-2. モダンクラシックの特徴
3. モダンブリティッシュとモダンクラシックの与えるイメージ
4. モダンブリティッシュとモダンクラシックのオススメしたい人のタイプ
4. 国別のスーツをオーダーで自分好みのスタイルを形に
モダンブリテッシュとモダンクラシック
●そもそもイギリスとイタリアのスーツの違いは?
●モダンブリティッシュとモダンクラシックのそれぞれの特徴
●人に与えるイメージの違いは?
●どんな印象を与えたい人にオススメなのか?
それぞれのテーマについて、図解も交えて詳しく説明していきます。
イギリスとイタリアのスーツの違い
スーツの源流は大きく分けて、イギリスとイタリアの2つに分かれます。グローバルスタイルで人気の2つのモデルもこの2つの影響を大きく受けています。それではイギリスとイタリアのスーツとは、そもそもどこが違うのでしょうか?詳しく見ていきます。
<イギリススーツ>
紳士の国と称される真面目でプライドの高い国民性で、他者への礼儀のためにスーツを着るという文化から生まれたイギリスのスーツは、雨が多く湿度の高い気候風土もあって構築的でしっかりとした仕立てが特徴です。見た目もシンプルでベーシックなスタイルが多く万人向けで安心出来るスーツになります。
<イタリアスーツ>
陽気で楽天的なラテン系の国民性で、異性への関心を惹くためにスーツを着るという文化から生まれたイタリアのスーツは、カラッとした地中海気候の影響もあって軽くてソフトな仕立てが特徴です。丸みがあって曲線的でデザインにも装飾性や華やかさがあります。まさにスーツを着る事にこだわりを持って楽しむという人向けのスーツになります。
▽イタリア・イギリスのブランド別にスーツを紹介。気になる方はこちら。
■ 関連ページ:ビジネス向上心を高めるスーツ!イタリアとイギリスのブランド4つで見る~ストライプ柄特集~
イギリス・イタリアの仕立てをベースにつくられている
モダンブリテッシュの特徴
<モダンブリティッシュの特徴>
イギリスの仕立てをベースにしているので、内部に入っている毛芯がしっかりしていて全体的にカッチリとしています。パットも少し厚めで張りがあり直線かつ構築的なショルダーラインが特徴。衿のキザミのゴージラインがやや低めですが、ボタン位置やウエストのシェイプ感もあくまでスタンダードでVゾーンも標準的な深さになっています。誰が着てもクセがないのでスーツ初心者の方にもオススメしたいモデルです。
モダンクラシックの特徴
イタリアの仕立てをベースにしていて、内部に入っている毛芯も薄いので全体的に柔らかく軽いのが特徴です。またパットも薄いタイプを使用しているので、ショルダーラインもナチュラルな雰囲気になっています。衿のキザミのゴージラインが高く、ボタン位置やウエストのシェイプラインが少し低い位置にあることでVゾーンが少し深くなる見え方になっています。万人向けと言うよりも少しクセがあるタイプので、人と少し差別化したい人やスーツを着るのをより楽しみたいという人にオススメしたいモデルです。
◇モダンブリティッシュとモダンクラシックの比較◇
それぞれの特徴を見ながら並べて比較してみると、Vゾーンの位置・ボタンの配置・ウエストのシェイプラインと違いがあるのが分かりやすいかと思います。是非、お好みのスーツに合わせて選んでみてください。
イギリス・イタリアの仕立てをベースにつくられている
~モダンブリティッシュとモダンクラシックの与えるイメージ~
<モダンブリティッシュの与えるイメージ>
全体的にカッチリとしてシャープなイメージから、誠実さや真面目、知的で仕事が出来て有能そうな印象を与える事が出来ます。その反面、スーツ自体が直線的なイメージになるので、冷たそうな印象や堅い印象を与える事にもなります。
<モダンクラシックの与えるイメージ>
全体的にソフトで軽いイメージから、洗練さやセンスの良さ、考え方にも柔軟性がありそうな印象を与える事が出来ます。その反面、スーツも曲線的でモダンなイメージなので、遊び慣れたイメージや何事にも細かくこだわるような印象を与える事にもなります。
イギリス・イタリアの仕立てをベースにつくられている
~モダンブリティッシュとモダンクラシックのオススメしたい人のタイプ~
<モダンブリティッシュをオススメしたい人>
人に対して真面目さや知的さ、誠実な印象を与えたい人にオススメです。また、全体的に肩や胸周りが構築的でしっかりとしていてVゾーンも標準の深さの為、なで肩気味の人や華奢な人、胸板が薄い人などは、体型の弱点をカバーしてくれる効果があるのでオススメしたいモデルです。
<モダンクラシックをオススメしたい人>
人に対して洗練さやモダンさ柔軟性のある印象を与えたい人にオススメです。また、全体的に肩パットが薄く肩のラインもナチュラルなので、いかり肩気味の人に向いています。また胸周りも柔らかくVゾーンも深いので、鍛えていて胸板が厚い人や細マッチョな人の体型がより綺麗に美しく見えるのでオススメしたいモデルです。※マッチョな人の体型でも個人差があり、胸周りや腕周りへの筋肉の付き方によっては、モダンブリティッシュの方が体型に合う場合もあります。
グローバルスタイルのオーダースーツ
~体型・印象に合わせたスーツへのこだわりを形に~
皆さんのイメージ・体型に合ったスーツを着る上では、オーダースーツ専門店のスタッフ(スタイリスト)とのカウンセリングを通して生地やデザインなどを自分で選び理想のスーツを一から作り上げるオーダーは最適です。今回ご紹介したモダンブリティッシュやモダンクラシックは、お客様が選ばれるモデルとして人気があります。さらに、色・柄ともに豊富にご用意のあるオーダーは好みのデザインにも出会えることが多く着こなしの幅も広がります。是非、こだわりのスーツを1着つくってみては。
ベーシックな色柄から、素材感のあるスーツ。落ち着きがあり紳士的な装いを楽しみたい方にオススメ。
<モダンクラシック、イタリアスタイルイメージ>
華やかな色柄のスーツが似合うモダンクラシック。ストライプ・チェックとデザインにこだわったスーツにもオススメ。
■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~
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いかがでしたでしょうか?
オーダースーツ専門店「Global Style (グローバルスタイル)」とは?
“オーダースーツを、ビジネスマンの皆様にもっと気軽に楽しんでほしい。オーダースーツの新しい在り方を提案していきたい。”
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Supervisor - この記事の監修者
大学卒業後、アパレルメーカーにてミラノコレクションにも参加するイタリアブランドのデザイナーとして11年のキャリアを積む。チーフデザイナーを歴任後、フリーとなり、オリジナルブランドのセレクトショップや百貨店での展開。大手アパレルや小売店、商社など、様々なプロジェクトのデザインやディレクションを手掛ける。