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スーツの種類

スーツとジャケットの6つの違いについて徹底解説!

(最終更新日:2024.11.01)2022.03.18 # スーツの種類

スーツとジャケット

突然ですが、“スーツ” と “ジャケット” の違いを知っていますか。着用シーンによっては曖昧にしておくと失敗する可能性も…特に、スーツを着るようになりはじめの方や、実際のアイテムを選ぶ時にモヤモヤした経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、6つの違いで分かる!『スーツとジャケットってないが違う?』『スーツとジャケットの違い~素材・着丈・パンツなど~』『スーツの上をジャケットとして使うのはOKなの?』『ジャケットのみ買うのはあり?』について見ていきながら、スーツとジャケットの違い・着こなし方についてご紹介していきます。

 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  スーツとジャケットって何が違う?
2.  スーツとジャケットの違い
2-1.  ①生地・素材
2-2.  ②着丈
2-3.  ③パンツ
2-1.  ④ポケット
2-2.  ⑤肩パット
2-3.  ⑥使用シーン
3.  スーツの上着をジャケットとして使うのはOKなの?
4.  ジャケットのみ買うのはあり?
5.  スーツとジャケットのお洒落な着こなし方のポイント

 

スーツとジャケットって何が違う?
~スーツとジャケットの歴史・由来~

まずはじめに、“スーツ” と “ジャケット” の歴史や由来について簡単に見ていきます。直接的な違いとはなりませんが、歴史や由来を知ることで、選び方や見せ方に一工夫違いを取り入れられるかもしれません。


<スーツの由来>
由来には様々な説がありますが、スーツの起源は16世紀頃の英国と言われています。現代のスーツは、英国で19世紀後半に誕生し、ジャケット・ベスト・シャツの全てが同じ生地で作られた “ラウンジスーツ” と言われています。また、その時は正装の上着は丈の長いフロックコート(イブニングコート)でしたが、ラウンジでくつろげるように裾を短くカットし、現在のジャケットに近いデザイン、パンツを合わせるスーツと変化してきました。


<ジャケットの由来>
一般的に上着を意味し、背広型と言われることも。ジャケットには、カーディガン・パーカー・ボレロといた型などがある。ジャケットの語源は、13~15世紀に着られた「ジャック」といわれる兵士の胴衣を小ぶりにしたモノを意味するフランス語の「ジャケット」からといわれている。現在のジャケットが、今のデザインで男女の衣服として定着したのは19世紀になってからのこと。

 

スーツとジャケットの違い
~スーツとジャケットの違い ①生地・素材~

素材の違いについては、まず1つあるのが “艶感” の違い。写真のように、並べて比較すると分かりやすいです。スーツの生地は「ウーステッド(梳毛)」で織った織モノとなり、ビジネススーツの最も一般的な生地といえます。少し専門的な内容ですが、毛羽が少なく艶のある丈夫な糸を使用し表面がツヤツヤしています。その他、織目がはっきり、コシが強くシワになりにくい、張りがあるなどが特徴。※もちろん、艶がほとんどないモノもあります。

▲(左)スーツ生地(右)ジャケット生地▲

2つ目は、ジャケットは “カジュアルな素材” を使用することが多いという事。いくつか例をあげると、綿や麻、季節素材のツイードやフランネルなどがあります。また、スーツで使用されるウールでも、混紡された生地もあり、シルクや麻が入っているモノをカジュアルジャケットとして使用されています。

注意したいのが “ウール100%=スーツ” ではなく、ジャケットとして存在しているモノもあります。パッと見での違いは素材で判断できますが、選ぶ時は、柄や合わせた時の雰囲気を含めて見ると良いでしょう。

 

スーツとジャケットの違い ②着丈

着丈の違いについては、スーツを初めて羽織る時に違いを感じる方も多いのではないでしょうか。プライベートでよくカジュアルなジャケット着る方は「少し長いような…」と感覚的にも分かるかも知れません。スーツの着丈は、ジャケットよりも長めに作られており、ヒップがちょうど隠れる長さが正しいスーツの着丈とされています。とはいえ、現代ではそれよりもやや短めが主流となりつつあり、お尻と脚の境目が1~2cmくらい見える長さがちょうど良いといえます。それよりも短い着丈だと子供っぽい印象を与えてしまいます。

ジャケットの着丈は、ヒップまで全部隠れることは少ないです。スーツのフォーマルなイメージとは違い、軽快で軽やかなイメージを出しやすくしています。着丈の違いは、実際に羽織って確認してみると分かりやすいです。

 

スーツとジャケットの違い ③パンツ

パンツの違いについては、キーワードとして覚えておきたいのが “上下セット” なのかということ。基本的にスーツは、上下がセットになっています。ジャケットは、上着のみでの取り扱いがほとんどです。例外として、ジャケットとパンツをセットで取り扱っているなど販売の仕方の違いもあります。

また、「セットアップ」と呼ばれるアイテムもあります。セットアップは、“同一生地で作られている揃いの服” のこと。同じ上下同生地でもスーツとは異なり、ほどよいラフさ・カジュアルな雰囲気が特徴です。中には、スーツのように着れるモノもあるので、用途を確認して選ぶことをオススメします。ジャケット単体で購入した場合は、合わせるパンツを持っておく必要があります。

 

スーツとジャケットの違い ④ポケット

ポケットの違いについては、スーツとジャケットの場合でも、胸部分、両サイド部分とポケットがついている事は変わりありません。ポケットデザインの違いとして、スーツは表面の生地に切り込みを入れているセットインポケットが主流なのに対して、ジャケットは外側から縫い付けられているアウトポケットが主流といえます。スーツのウエストポケットは、 “上蓋” が付いているフラップポケットが基本的です。

▲スーツのポケット(胸部分はセットインポケット、ウエストの両サイドはフラップポケット)▲

ポケットの仕様は、オーダー専門店の場合、カジュアルジャケットに多い “アウトポケット” や “上蓋の有無” を選べるので一概には言えません。細かい部分ですが、ポケットの違いを見ることで、スーツとジャケットの区別できるということを知っておくと良いでしょう。

▲ジャケットのポケット(胸部分はセットインポケット、ウエストの両サイドはアウトポケット)▲
 

スーツとジャケットの違い ⑤肩パット

肩パットの違いについては、見た目の印象、シルエットに大きな違いが生まれます。基本的にスーツには肩パットが入っており、立体的なフォルムに見せることができます。ビジネスシーンに着られることが多いスーツ、カッチリとしたイメージには欠かせません。ジャケットの場合は、肩パットが入っていないモノがほとんどです。着丈の違いの時の印象と同様に、軽快に着れるようにデザインされています。

▲スーツの基本的な形・肩パッドあり▲

既に着た事がある方もいるかも知れませんが、スーツの場合でも、肩パットを入れないモノもあります。肩パットがないモノを “アンコンジャケット(アンコンストラクション・ジャケット)” 。スーツとは違い、肩パットをはじめ、芯地や裏地などを使用せず、ソフトで軽快な着心地を楽しめるモノ。ビジネスにもカジュアルにも着たいと考えている方は、選択肢の一つとして参考にどうぞ。

▲ジャケットの基本的な形・肩パッドなし▲
 

スーツとジャケットの違い ⑥使用シーン

使用シーンの違いについては、スーツは、ビジネスシーンでの着用が基本となります。また、フォーマルなシーン(式典)、冠婚葬祭など、相手に与える印象・マナーのある場面にも多く着られます。

ジャケットは、着用シーンのメインがプライベートとなり、普段着として利用することが多いです。ですが、ビジネスカジュアルなど、仕事環境によって服装が変わり、スーツではなくジャケットを着られる方も増えています。スーツとジャケットを選ぶ場合は、事前に使用シーンをしっかりと把握しておくことが大切です。

 

スーツの上着をジャケットとして使うのはOKなの?

ここまで、スーツとジャケットの違いについて見てきましたが、よく使用面で気になる方が多いのか「スーツの上をジャケットとして使えるのか」という疑問を多く見かけます。特に、ジャケットは持っていないが、ビジネスマンなどスーツを着る機会が多い方に多いようです。

結論、スーツのデザインや種類によって変わりますが、基本的にはスーツの上着をジャケットとして使用するのは避けた方が無難です。一般的に多いビジネス用のスーツは、カッチリとした印象になり、カジュアルな雰囲気には合わないと考えるのが良いでしょう。着丈の長さも違うので、コーディネートのバランスを整えるのも難しいと言えるでしょう。

最初からカジュアル向きなスーツである場合は、ジャケット変わりに使用することも可能です。カジュアルな場で着る機会が多い方は、カジュアル用にジャケットを持っておくことをオススメします。

 

ジャケットのみ買うのはあり?
<1>ビジネスカジュアルには向いている

ビジネスカジュアルとは、企業を訪れる場合にも、相手に失礼にあたらない程度のカジュアルな装いを表す言葉です。ジャケットに襟付きのシャツ、ボトムスにはチノパンツ(スラックス)といったコーディネートが、ビジネスカジュアルとして多いです。選ぶ際は、あまり派手目なモノではなく、ビジネスシーンに相応しい色や柄にするのがポイントです。

 

<2>セットアップならコーデの幅が広がる

スーツとジャケットの中間に位置する “セットアップ” は、スーツとは異なり、必ずしも上下セットで着る・購入する必要がなく、別々に着ることも考えられ作られている為、他のアイテムと自由にコーディネートを楽しめます。また、体格に合わせてサイズ違いで選ぶこともできバランスを整えやすいと言えます。

 

<3>プライベートでも活躍機会が多い

プライベートでも、ドレスコードのある場所や、イベント会場での装いのような、かしこまった場に参加する場合に、着る服がないと困ったことありませんか。スーツだと堅苦しい印象になり、カジュアルに寄り過ぎるラフな印象を与えかねません。そんな時は、ジャケットを着用することで、カジュアルさがありながらもフォーマルな印象も出せるため重宝します。

 

スーツとジャケットのお洒落な着こなし方のポイント

スーツとジャケットの違いが分かると、着こなしの幅も広げていきたい所。最後に、“スーツ”と“ジャケット”のお洒落な着こなし方のポイントについて簡単にご紹介。


<スーツの着こなしポイント>
スーツを着る場合は、着用シーンが明確にあることがほとんどです。その為、ビジネスシーンには、ネイビーやグレー、ブラックといった定番のスーツを選びたい。柄は、無地やシャドー系(ストライプ)がオススメです。また、スーツの場合は、自分に合ったサイズのモノを選びたい。シルエットの違いで見た目の印象が大きく変わってしまうので意識したい。カジュアルシーンには、ストライプやチェック柄のスーツで、差をつけれる装いも良いでしょう。無地でも、中に着るシャツやネクタイの色柄にこだわることで、カジュアルに見せることもできます。


<ジャケットの着こなしポイント>
ジャケットを着る場合は、ビジネス・カジュアル・プライベートと着れる用途が多くあります。ですが、ある程度マナーやかしこまった場では、シンプルなデザインのジャケットを選び、スマートな装いを心掛けたい。プライベートで着る場合は、お気に入りのパンツに合わせたり、普段のビジネススーツとは違った雰囲気でオシャレを楽しむのも良いでしょう。

スーツとジャケットの両方に言えることですが、季節に合わせて装いを変えて見るのもアリです。季節素材に特化させた装い、色やデザインでアクセントをつけるなど、季節をイメージさせることで格好良さが上がり、周りからの印象も変わるかも知れません。

 

 

***
いかがでしたでしょうか?

スーツとジャケットは、比較的きる機会が多いアイテムの1つ。違いを把握することで、より着用シーンに合った選び方や着こなし方に繋がります。
 
 
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