スマートカジュアル・オフィスカジュアル
メンズのオフィスカジュアルの基本ルール!アイテムの選び方やおすすめコーデを紹介!
仕事でのカジュアルスタイル、悩んでいませんか?
ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルという言葉を目にする機会が増えているが「実際に何を着ればいいのか」「スーツ以外で取引先に行くときに失礼にならない格好はどんな組み合わせなのか」「シャツとパンツの着こなしは合っているのか」と不安になりやすい “クールビズシーズン” や、これからのカジュアルな装いに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. ビジネスカジュアル・オフィスカジュアルとは
2. オフィスカジュアルを着こなすための色・アイテム選びのポイント
3. オフィスカジュアルの着こなしで注意したいNGポイント
4. ビジネスカジュアル編
① 紺ブレジャケパンスタイル
5. ビジネスカジュアル編
② シアサッカージャケパンスタイル
6. ビジネスカジュアル編
③ チェックジャケパンスタイル
7. ビジネスカジュアル編
④ ジャージージャケパンスタイル
8. ビジネスカジュアル編
⑤ セットアップスタイル
9. オフィスカジュアル編
① ベスト(ジレ)&長袖シャツ&パンツ
10. オフィスカジュアル編
② 長袖シャツ&シャツ
11. オフィスカジュアル編
③ 半袖シャツ&パンツ
12. オフィスカジュアル編
④ ポロシャツ&パンツ
ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルとは
クールビズの定着や、コロナ感染症によるリモートワークの普及など、昨今ビジネススタイルの軽装化やカジュアル化が進んでいます。しかし、今までスーツを着るという明確だったドレスコードがなくなり何が正解なのかわからなくなっているのも事実ではないでしょうか。そんな中で最近良く聞かれるようになった「ビジネスカジュアル」「オフィスカジュアル」とは一体どんなものなのかについて詳しく解説していきます。
●ビジネスカジュアルとは・・・仕事で取引先など社外に人に会う時に失礼にならない服装の事を指します。分かりやすく言うと取引先への訪問やお客様を迎えるのに相応しい服装なのかが基準になり、ある程度はキッチリ感のあるジャケパンスタイルなどが最適と考えられます。
オフィスカジュアルを着こなすための色・アイテム選びのポイント
ジャケットやシャツで「きちんと感」を出す
オフィスカジュアルの装いは、“ジャケット” もしくは “襟シャツのトップス” を着る事できちんと感を出すことが大切です。特にビジネスシーンではきちんとした服装を心掛けていきたい。また、カットソーやTシャツなどの襟無しのトップスでも、ジャケットを羽織るだけでビジネス感が演出でき重宝するのでマストで持っておきたい。
ネイビーやグレーは迷った時の定番
カジュアルな装いを選ぶ時は色選びに迷う方も多いようです。色で迷った時は、“ネイビー“ や “グレー” をベースに選ぶようにしましょう。どちらも、清潔感がありながら落ち着いた色味なので、あらゆるオフィスの雰囲気にも合います。カジュアルなカラーを取り入れる場合は、ベージュやブラウン、カーキなどがオススメです。
着用だけでなくお手入れしやすい素材・機能を選ぶ
最近ではお手入れしやすい素材・機能を重視したアイテムが増え注目されています。ビジネスシーンで着用されるウール素材以外にも、コットン素材やポリエステル素材も取り入れてみるのも良いでしょう。それぞれがウール素材と混紡されている生地も多くあります。
■主な素材■
●コットン・・・ハリコシが強く丈夫、カジュアル感を演出しやすい素材
●ポリエステル・・・ウォッシャブルやストレッチ性の優れたジャージー素材など着心地や機能性に優れた素材
清潔感も意識する
オフィスカジュアルと言うと、ビジネスシーンの装い。来客対応なども考えられるため、清潔感・爽やかな装いが求められます。注意したいのが、シワや汚れが目立つ服、カジュアルすぎるアイテムは避けるようにしましょう。また、シルエットやデザインなども、個性的なものではなく定番のアイテムをチョイスするのが無難です。
勤める会社の雰囲気に合わせる
実はオフィスカジュアルの装いは “コレ!” といった明確となる定義はありません。その為、企業によって服装のOK・NGの基準が違います。例えば、IT系やクリエイティブ系は、ジーンズやスニーカーが許容されているケースもあります。服装に迷った時は、先輩や同僚の着こなしを参考にしつつ職場の雰囲気にあったスタイルを心掛けるようにしましょう。
オフィスカジュアルの着こなしで注意したいNGポイント
汚れた服装・くたびれたアイテムは避ける
基本的にビジネスシーンには変わりは無く “清潔感のある装い” はマストです。汚れや生地がヨレヨレの服装は注意が必要です。ノーアイロンのモノも増えていますが、シャツはアイロンがけを欠かさず、きちんとセンタープレスを入れておくことをオススメします。なるべく使い込みくだびれたシャツなどのアイテムを避けるのがベターです。
派手な色ではなくベーシックカラーで
基本的に派手な色使いのモノもビジネスシーンでは敬遠されます。定番カラーを中心に控えめな装いを心掛けましょう。また、冠婚葬祭のイメージが強いブラックスタイルもNGです。
トップスは襟がついたものを選ぶ
トップスは襟をついたモノを選ぶ。Tシャツやカットソーなど、襟のない服装ではカジュアルな印象になり過ぎる可能性があります。夏場の装いでは、シャツやポロシャツを着用するように心掛けるようにしましょう。カットソーは企業によってOKな場合があるので確認が必要です。
カジュアルになりすぎないように気を付ける
ボトムスはジーンズ、靴はスニーカーのようなカジュアルすぎるアイテムもNGです。ただし、企業やオフィスによってはOKとされるケースもあるので確認が必要です。
スーツにカジュアルスタイルを合わせない
スーツのジャケットにチノパンを合わせるという具合に、スーツにカジュアルアイテムを合わせるスタイルもおすすめは出来ません。素材感の違いは、チグハグな印象を与え周りへの影響も考えられます。ジャケットにチノパンを合わせる場合は、ニット素材のジャケットやカジュアルな質感のあるものを合わせるのが良いでしょう。
オフィスカジュアルで揃えておきたいアイテム
ジャケット編
ジャケットを羽織る場合は、シンプルな無地、艶や光沢が無く落ち着いた表情の生地を選びたい。色は、ネイビーやグレーなどがオススメ。芯地や肩パットが無くソフトで軽快な着心地が特徴的な“アンコンジャケット”も持っておくと便利です。ビジネス・フォーマル・カジュアルと着用シーンも広がります。
トップス編
トップスでは、襟付きのシャツはマストアイテムです。夏場はカジュアルなボタンダウンシャツでも良いでしょう。ジャケット羽織る場合は、カットソーなど首回りがスッキリとしたアイテムとの合わせもアリです。あまりデザイン性の強いモノはカジュアルになりすぎるので注意が必要です。シャツの上からも着れるニット揃えて置くのも良いでしょう。
パンツ・シューズ編
パンツは、無地のスラックス。裾の長さは“ノークッション”デザインでシルエット良くまとめたい。シューズは、先端が丸い革靴、ローファーやスニーカーを用意しておきましょう。
ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルをわかりやすく表にしてみました
ここまで、オフィスカジュアルの着こなしを中心に見てきましたが、混在しやすいビジネスカジュアルとオフィスカジュアルを、5段階評価『★』の数でカジュアル度を表してみました。是非、参考にどうぞ。ここからは、1つ1つのスタイルの特徴や着こなし方を見ていきます。※オフィスカジュアルでも、ジャケットや紺ブレなどの装いはOKとなります。
ビジネスカジュアル編
①紺ブレジャケパンスタイル
◇カジュアル度 ★ 紺ブレスタイル◇
ビジネスカジュアルの中で一番ドレス度が高いのが紺ブレスタイルです。紺ブレはアメリカントラッドの王道スタイルで、元々は大学生のカレッジスタイルとして発祥したという歴史もあってネクタイをしていても適度なカジュアルさを表現出来るという特徴があります。
ビジネスカジュアル編
②シアサッカージャケパンスタイル
◇カジュアル度 ★★ シアサッカー◇
紺ブレと並んでアメリカントラッドの代表的アイテムがシアサッカーのジャケパンスタイルです。夏に着るサマーコットンジャケットとして定番的アイテムで爽やかさがあります。
●シアサッカーとは・・・凹凸のある表情が特徴的で、波のような縞模様は体に接する面積が少なくサラッとした肌触りになります。夏になると人気が集まる素材の1つで、涼し気な装いかつカジュアルにまとめたい方にオススメ。
ビジネスカジュアル編
③チェックジャケパンスタイル
◇カジュアル度 ★★★ チェック◇
スーツとは違う見た目のカジュアル感を求めるあなたにはチェックのジャケパンスタイルがオススメです。
ビジネスカジュアル編
④ジャージージャケパンスタイル
◇カジュアル度 ★★★ ジャージー◇
最近特に多く見かけるようになったのが、このジャージー素材のジャケパンスタイルです。ジャージー素材はストレッチ性や吸収性などもあるので快適さを求められるクールビズにおけるスタイルには最適なアイテムです。
ジャージージャケパンスタイルは素材自体に特性があるので色はネイビーやグレーなど無地のベーシックカラーでも十分引き立ちます。ジャケットとパンツをジャージー素材にするのも良いですし、どちらか片方をジャージーにするだけでも動きやすくとても快適です。スタイリングもインナーにボタンダウンシャツを合わせるだけでちょっとスポーティーなビジカジスタイルが完成します。
年々高温多湿化している日本の夏の気候では暑さ対策などの機能性が重要になっています。そういった意味では様々な機能性を持ったジャージ素材はこれからのビジネスカジュアルスタイルでは定番になっていくアイテム。
ビジネスカジュアル編
⑤セットアップスタイル
◇カジュアル度 ★★★★ セットアップ◇
ビジネスシーンのカジュアル化によって新しく生まれたのがこのセットアップスタイルです。既にIT系などを中心としたスーツにネクタイをしなくてもいい職種では当たり前のスタイルにもなっています。
オフィスカジュアル編 ①ベスト(ジレ)&長袖シャツ&パンツ
◇オフィスカジュアル度 ★★ ベスト(ジレ)&長袖シャツ&パンツ◇
オフィスカジュアルの中でドレス度が高いのがベストを合わせたスタイル。シャツ&パンツのスタイリングが一般的なクールビズにおけるオフィスカジュアルスタイルですが、ベストを合わせることでエレガントさが増します。またデスクワークでの室内の冷房が利いた空間に長時間いることでの体温調節効果にも活用できます。
画一的になりがちなクールビズにおける着こなしですが、ベストを追加することで人と差別化出来るオフィスカジュアルスタイルが完成するのでオススメです。
オフィスカジュアル編
②長袖シャツ&パンツ
◇オフィスカジュアル度 ★★★ 長袖シャツ&パンツ◇
クールビズにおけるオフィスカジュアルの定番スタイルが、長袖シャツ&パンツです。今や誰もがしているスタイルなのですが、着こなしには大事なポイントがあります。まずシャツですが、ボタンダウンシャツ以外にカッタウェイなどの襟型もノータイには適しています。
オフィスカジュアル編
③半袖シャツ&パンツ
◇オフィスカジュアル度 ★★★ 半袖シャツ&パンツ◇
高温多湿化の影響で半袖シャツも年々増えています。数年前までは半袖シャツと言えば時代遅れの象徴とされていましたが、最近ではカジュアルシャツとしての半袖シャツが若い人を中心に人気があります。
ただカジュアルな半袖シャツはゆったりとしたオーバーサイズが人気ですがビジネスシーンでは適してはいません。オフィスカジュアルとして着用するものは適度にフィット感あるシルエットをオススメします。半袖シャツの選び方としては身頃のフィット感だけではなく袖口のフィット感も重要です。袖口が広すぎると野暮ったく見えてしまうので注意して下さい。
オフィスカジュアル編 ④ポロシャツ&パンツ
◇オフィスカジュアル度 ★★★★★ ポロシャツ&パンツ◇
ビジネスシーンのカジュアル化によって大きく変化したのがこのスタイリング。環境省など官公庁も筆頭にポロシャツがOKな職場もかなり増えてきています。ただ、こちらもカジュアルでの着こなしとは差別化する上での大事なポイントがあります。
まずポロシャツの襟ですが、シャツのように台衿(写真下)が付いたタイプが襟元がシャープに見えます。サイズ感も適度にフィットしたシルエットで着丈も長すぎない丈がバランスがよく見えます。
パンツに関しても折り目のあるスラックスタイプでスタイリングすることでカジュアルさの中にも適度なドレス感が表現されるのでだらしなく見えることがありません。どちらにしてもポロシャツスタイルは一歩間違うと限りなくカジュアルになってしまうのでサイズ感やディテールにこだわることが大切です。
ビジネス・オフィスカジュアルコーデ【年代別】
カジュアルな装いは、スーツよりも選択肢が多いがパターンが決まると着こなしが一辺倒になりがちに。年齢を重ねると共に変化をつけていくと、節目のお洒落が確立されていきます。
フレッシャーズ(新入社員~入社2年目)におすすめのコーデ
入社間もない時期や研修期間中は、会社からの指定がない場合は “スーツ” で問題ないでしょう。そして、職場の雰囲気や先輩の装いを見ながら、少しずつカジュアルダウンしていくのが良いでしょう。
アラサー(入社3年目~30代前半)におすすめのコーデ
入社3年目くらいになると、オフィスの雰囲気にも慣れてきます。社会人としてのマナーはもちろん、アイテム選びにはセンスを問われるようになります。また、生地の素材など “質の良いもの” を選ぶようにしましょう。後輩のお手本になるようなコーデを意識していきましょう。
アラフォー(30代後半~40代)におすすめのコーデ
40代が近づくと会社での立ち位置も変わり管理職になる方も増えてきます。中には、社外との関係性も多くなります。オフィスカジュアルな装いにも場をわきまえた服装が求められます。ニットアイテムを活用し上品な装いも良いでしょう。
**********
<季節別コーデのポイント>
春夏は、ジャケットを脱ぐことを考え “襟シャツ” をチョイス。ジレ×長袖シャツスタイルも良いでしょう。年齢と共に、品質の良いモノをセレクトし、シックな色柄のモノを選んでいきましょう。秋冬は、ニット(セーター)などを使い、きちんと感を出しながら程よくラフに落ち着いた印象のコーデがオススメです。
***
いかがでしたでしょうか?
▼▼▼ビジネスシーンやオフィスでのカジュアルな装いにこだわりたい方はこちらでどうぞ。
オーダースーツ専門店「Global Style (グローバルスタイル)」とは?
“オーダースーツを、ビジネスマンの皆様にもっと気軽に楽しんでほしい。オーダースーツの新しい在り方を提案していきたい。”
そんな想いから生まれた、オーダースーツ専門店のグローバルスタイル。
グローバルスタイルの6つの特徴
【1】上質なスーツをリーズナブルな価格で!
【2】選べるスーツ生地が豊富!
【3】選べるスーツモデルが豊富!
【4】スタイリストによるカウンセリング
【5】ご家族や友人と一緒に“ENJOY ORDER!”
【6】充実の安心保証!
⇒ ⇒ 店舗一覧
(札幌・仙台・東京・横浜・埼玉・千葉・静岡・名古屋・大阪・奈良・京都・神戸・広島・福岡)
⇒ ⇒ 「ご来店予約」はこちら
⇒ ⇒ 毎月変わる!最新のフェア情報へ
⇒ ⇒ オンラインオーダーサービスへ
⇒ ⇒ Global Style 公式サイト
Supervisor - この記事の監修者
大学卒業後、アパレルメーカーにてミラノコレクションにも参加するイタリアブランドのデザイナーとして11年のキャリアを積む。チーフデザイナーを歴任後、フリーとなり、オリジナルブランドのセレクトショップや百貨店での展開。大手アパレルや小売店、商社など、様々なプロジェクトのデザインやディレクションを手掛ける。