スマートカジュアル・オフィスカジュアル
ビジネスカジュアルとは?アイテムの選び方やコーデのコツを解説!
最近良く聞くようになった「ビジネスカジュアル」という言葉。今回はその言葉の定義や具体的な着こなし方について徹底的に解説していきたいと思います。
< 目次 > -クリックすると各内容に飛びます-
1. ビジネスカジュアルとは
2. ビジネスカジュアルの定義とポイント
3. ビジネスカジュアルで重要なアイテム
3-1. ジャケットの選び方
3-2. シャツの選び方
3-3. パンツの選び方
3-4. シューズの選び方
3-5. ネクタイの選び方
4. ビジネスカジュアルの着こなしに関する注意点
5. 【ジャケパン×ネクタイあり】ビジネスカジュアルコーデ4選
6. 【ジャケパン×ネクタイなし】ビジネスカジュアルコーデ4選
7. 【シャツ×パンツ】ビジネスカジュアルコーデ4選
8. 【ベストorニット×シャツ×パンツ】ビジネスカジュアルコーデ4選
そもそもビジネスカジュアルとは?
クールビズの浸透や熱帯化する気候の中でも快適に仕事をするために、昨今のビジネスシーンでは軽装化やカジュアル化が進んでいます。一部の会社でもビジネスカジュアルを積極的に奨励していますが、今までスーツを着ていたビジネスマンの中には、「何を着ていいか分からない」「何が正解か分からない」というお悩みをお持ちの方も多いと思います。でも、ビジネスカジュアルにはスーツの着こなしのような基本的なルールや正解はありません。スーツよりはカジュアルな服装という曖昧な基準の中であえて定義などをご紹介していきます。
ビジネスカジュアルの定義とポイント
ビジネスカジュアルの定義としては、仕事で取引先や社外の人に会う時に失礼にならない服装と言えます。もう少し分かりやすく言うと、取引先への訪問や社内でお客様を迎える際に不快感を与えない服装であることが大事になるのです。それでは具体的にどんな点に注意をすればいいのでしょうか?以下の3つのポイントが大事になります。
◆ポイント1:ジャケットやシャツなどの襟付きアイテムを基本にする。
◆ポイント2:派手目な色ではないベーシックカラーを基本にする。
◆ポイント3:シワや汚れのない清潔感ある着こなしを基本にする。
これらのポイントを押さえつつ、具体的にそれぞれのアイテムの選び方について解説していきます。
ビジネスカジュアルで重要なアイテム
ビジネスカジュアルを着こなす上でアイテム選びはとても重要になります。適度なカジュアル感はありながらも、仕事をするお相手に対して失礼にならない服装とはどんなものなのでしょう?具体的に見ていきましょう!
♦ジャケットの選び方
ビジネスカジュアルの浸透にしたがって最近はジャケパンスタイルのビジネスマンが多く見受けられます。ビジネスカジュアルでは欠かせないアイテムの一つジャケット。まずは征服すべき重要なアイテムになります。それではどんな選び方をすれはいいのでしょうか?選び方のポイントは3つあります。
・ポイント①:パットや内容物の薄い、軽く着られるものを選ぶ
・ポイント②:素材はカジュアル過ぎないものを選ぶ
・ポイント③:ネイビーやグレーのベーシックカラーなものを選ぶ
▼① パットや内容物の薄い、軽く着られるものを選ぶ▼
ジャケパンスタイルを品良くカジュアルに見せるにはジャケットの仕立てがとても重要です。スーツのように肩パットのしっかり入ったカッチリとした仕立てではなく、肩パットや芯地など内容物の薄いタイプを選ぶ事をオススメします。肩パットの薄いタイプやアンコンジャケットと呼ばれる肩パットの入っていないタイプであれば、カッチリとしたイメージはなくなり、品の良いカジュアルなイメージを人に与えることが出来ます。
▼② 素材はカジュアル過ぎないものを選ぶ▼
最近では様々な素材のジャケットが店頭で販売されています。そんな中でどれを選べばいいか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。もしあなたがビジネスカジュアル初心者ならば、最初の1着はウールタイプを購入する事をオススメします。ウールタイプであれば誰が着てもカジュアル過ぎない見え方になりますし、スーツからジャケパンスタイルに不安を感じる人も違和感なく入ることが出来るので安心ですね。素材もウール100%だけでなく、機能性やストレッチ性を持たせたウールポリエステルタイプなどもありますので用途やイメージに合ったものを選んでみて下さいね。
▼③ ネイビーやグレーのベーシックカラーなものを選ぶ▼
品の良いカジュアル感ある印象を与えるにはネイビーやグレーなどのベーシックな色を選ぶ事が重要です。特にネイビーはアメリカントラッドの着こなしに「紺ブレ」スタイルがあるようにジャケパンスタイルの王道の色です。ネイビーは信頼感や真面目な印象を与えてくれるのでビジネスマンには最適な色になります。それ以外の色ではオススメはグレーです。グレーは品格や洗練されたイメージを与えてくれるので、これも仕事で人に良い印象を与えるには最適な色になります。ライトグレーやミディアムグレーなど濃すぎないグレーを選ぶ事をオススメします。
♦シャツの選び方
今やクールビズの着こなしでは主役アイテムであるシャツ。もちろん、ビジネスカジュアルの着こなしでも重要ですが、やはり選び方のポイントは3つあります。
・ポイント①:タイドアップやノータイ、それぞれに適した襟型を選ぶ
・ポイント②:白やブルーのベーシックカラーを選ぶ
・ポイント③:シルエットは適度にフィットしたものを選ぶ
▼① タイドアップやノーネクタイ、それぞれに適した襟型を選ぶ▼
クールビズの着こなしではノータイが中心ですが、ビジネスカジュアルの着こなしではタイドアップの場合もあります。シャツの襟型も着こなしの違いによって使い分けるのがスマートです。例えばタイをする場合はセミワイドやボタンダウンなど、ノータイの場合はボタンダウンやカッタウェイなどの襟型がオススメになります。
▼② 白やブルーのベーシックカラーを選ぶ▼
シャツの色も白やブルーのベーシックカラーが基本になります。ジャケットのネイビーやグレーとの相性も良く、またこの2色は清潔感のあるイメージを与えてくれるのです。基本は無地ですが、色がベーシックであるならばブルー系のストライプや細かいチェックなどでも品のある印象を与えることが出来ます。
▼③ シルエットは適度にフットしたものを選ぶ▼
ビジネスカジュアルの着こなしではシャツのシルエットもとても重要です。行き過ぎたタイトシルエットは相手に不快感を与えることになりますし、ゆったり過ぎるワイドシルエットではカジュアル過ぎる印象を与えてしまいます。ビジネスカジュアルでは自然に体にフィットする中庸なシルエットが最適なのです。
♦パンツの選び方
ビジネスカジュアルを征服する上で欠かせないアイテムのパンツ。パンツの選び方のポイントも3つあります。
・ポイント①:太腿から裾にかけて細くなるテーパードシルエットのものを選ぶ
・ポイント②:ウールやコットンなどの素材でストレッチ性のあるものを選ぶ
・ポイント③:グレーやネイビー、ベージュなどのベーシックカラーなものを選ぶ
▼① 太ももから裾にかけて細くなるテーパードシルエットのものを選ぶ▼
パンツのシルエット選びは重要です。極端に太すぎればだらしなく見えてしまい、細すぎれば動きにくくなります。オススメしたいのはテーパードシルエットのパンツです。太腿の程よい太さから裾にかけて細くなっているので脚のラインがスッキリ、スポーティーに見えるのです。裾幅が細くなっていることで、レザーシューズだけでなくレザースニーカーなどにも合わせやすく全体がバランスよくまとまります。
▼② ウールやコットンなどの素材でストレッチ性のあるものを選ぶ。▼
パンツは見え方と同時に動きやすさや履き心地もとても大事。なので、ウールやコットンなどの天然素材でストレッチ性のあるものを選ぶことをオススメします。ストレッチ性があれば美しいシルエットをキープすることが出来ますし、何よりシワになりにくいメリットもあるのです。ストレッチ性があれば、ある程度の細身のシルエットでも動きやすいので、見栄えと機能性を両立することも可能になります。
▼③ グレーやネイビー、ベージュなどのベーシックカラーなものを選ぶ▼
パンツのカラ―は合わせやすいグレーやネイビー、ベージュなどの色を選ぶ事をオススメします。ジャケットのネイビーやグレーとも相性が良く、コーディネートしても品の良い印象を与えてくれるのです。春夏では明るめのトーンを秋冬では少し暗めのトーンを選ぶ事で季節感を表現することも出来ます。
♦シューズの選び方
スーツの場合はヒモ付きの革靴を履いていれば安心でしたが、ビジネスカジュアルではどんな靴を選べばいいのでしょうか?ポイントはやはり3つあります。
・ポイント①:ヒモ靴だけではなくローファーやレザースニーカーを選ぶ
・ポイント②:ソールは革底よりもゴムやラバーなどを選ぶ
・ポイント③:艶のある表革だけでなくスエードなどを選ぶ
▼① ヒモ靴だけではなくローファーやレザースニーカーを選ぶ▼
スーツの着こなしではヒモで結ぶクラシックな革靴を履いている人が多いと思いますが、ビジネスカジュアルな着こなしでは、少しカジュアルなローファーやレザースニーカーもオススメです。ジャケパンスタイルの足元にローファーやレザースニーカーをチョイスすることで品の良いカジュアルスタイルが完成します。
▼② ソールは革底よりもゴムやラバーなどを選ぶ▼
スーツの着こなしではソールもクラシックな革底が多いのですが、ビジネスカジュアルの着こなしでのソールは、ゴムやラバーなどの方が相性がいいでしょう。レザースニーカーはもちろん、ヒモ靴やローファーなどでもソールがゴムやラバーになるだけで軽くスポーティーに履けるのでぜひ試してみて下さい。
▼③ 艶のある表革だけでなくスエードなどを選ぶ▼
スーツの着こなしでは艶のある表革を履いている人が多いと思いますが、ビジネスカジュアルな着こなしでは、光沢のある表革だけでなく表面を起毛したスエードもオススメです。スエードは表革に比べて少しカジュアルな見え方になるので、ジャケットやパンツの素材感に合わせてチョイスしてみて下さい。
♦ネクタイの選び方
ビジネスカジュアルな着こなしではネクタイをすることはマストではありません。仮にネクタイをするとしてもスーツとは違いジャケパンスタイルに合う見え方の素材感や柄を選ぶことが大事になります。スーツとは違うネクタイ選びの3つのポイントは下記になります。
・ポイント①:柄はレジメンタルや無地などのシンプルなものを選ぶ
・ポイント②:光沢があまりないマットな素材感なものを選ぶ
・ポイント③:ニットタイなどの見た目にもカジュアルなものを選ぶ
▼① 柄はレジメンタルや無地などのシンプルなものを選ぶ▼
スーツの着こなしではVゾーンのポイントがネクタイの為、プリントやジャガード(織柄)など様々な柄を選ぶことが多いと思いますが、ビジネスカジュアルな着こなしではシンプルなものを選ぶ事をオススメします。無地やレジメンタルなど主張過ぎないものであればジャケパンスタイルにも溶けこんで全体が品良くまとまった印象を与えることになります。ネクタイが目立ってしまうのでなく全体の中の一部であることが理想的なのです。
▼② 光沢があまりないマットな素材感のものを選ぶ▼
スーツの着こなしではドレッシーさを表現する為に光沢のあるネクタイをするのが一般的ですが、ドレスカジュアルの着こなしでは光沢のないマットなタイプの素材感を選ぶ事をオススメします。光沢がなければドレッシーさはなくなり、仮にネクタイを締めたとしても適度なカジュアル感を表現する事が出来るのです。
▼③ ニットタイなどの見ためにもカジュアルなものを選ぶ▼
ドレッシーなスーツの着こなしではあまりすることのないニットタイは、ビジネスカジュアルのジャケパンスタイルとの相性は抜群です。見た目も素材感も普通のネクタイとは違うカジュアルなイメージで、これならネクタイを締めたとしても品が良く少しカジュアルなジャケパンスタイルが完成するのでオススメです。
ビジネスカジュアルの着こなしに関する注意点
ここまではビジネスカジュアルに重要なアイテムそれぞれの選び方について説明して来ましたが、それでは着こなしに関する注意点はどうでしょう。以下の3つの点に注意をして下さい。
★上下組のスーツをばらしてジャケパンとして着るのはNG
★カジュアルといってもシャツのシワやパンツの折り目を気にしないのはNG
★カジュアルといっても休日に着るようなカジュアル過ぎる服はNG
上下組のスーツをばらしてジャケパンとして着るのはNG
クラシックなスーツを上下でばらしてジャケパンとして着るのはNGです。セットアップのように必ずしも上下で着ることのない軽くてカジュアルなタイプなら大丈夫なのですが、クラシックなスーツの場合は肩パットがしっかり入っていたりするのでビジネスカジュアルのジャケットとしては向いていないのです。手持ちのスーツで間に合わせたりせずにジャケパンやセットアップなどを新しく購入するようにして下さい。
カジュアルといってもシャツのシワやパンツの折り目を気にしないのはNG
カジュアルな着こなしでは洗いざらしのシャツやパンツでもOKなのですが、ビジネスカジュアルの着こなしの場合は違います。仕事上で品が良く相手に失礼にならない印象である事を前提に考えると、シャツがシワシワだったりパンツのセンタープレス線がヨレヨレになっていてはだらしなく見えてしまいます。シワやセンタープレス線にも注意する。例えカジュアルな着こなしと言っても相手への気遣いが大事になるのです。
カジュアルといっても休日に着るようなカジュアル過ぎる服はNG
(引用: https://tplcomplete.makeshop.jp)
スーツのようにルールのないビジネスカジュアルのドレスコード。だからといって何でもありではありません。例えば休日に着るようなダメージデニムやプリントTシャツなどは仕事上の相手に不快感を与えかねません。カジュアルといってもTPOや、会社や取引先の雰囲気に合わせたスタイルを選択する事がとても大事なことなのです。ここからは具体的にビジネスカジュアルのコーディネート例を見ていきましょう!ジャケパンスタイル、シャツパンスタイル、ネクタイのありなしなど、様々なスタイルがありますのでそれぞれ紹介していきます。
【ジャケパン×ネクタイあり】ビジネスカジュアルコーデ4選
コーデ1
アメリカントラッドの王道スタイル。紺ブレを使った品の良さを感じるジャケパンスタイル。
メタルボタンのネイビージャケットにライトグレーパンツを合わせたスタイル。レジメンタルのネクタイをチョイスすれば
世代を問わず誰からも好印象のアメリカントラッド王道の紺ブレスタイルが出来上がります。ビジネスカジュアル初心者の方に最適で入門編としてオススメしたいスタイルです。
コーデ2
定番の紺ブレスタイルをよりカジュアルに仕上げた爽やかさを感じるジャケパンスタイル
定番のメタルボタンネイビージャケットにコットンの白パン、Vゾーンはブルーのシャツにチェックタイを合わせて王道の紺ブレスタイルをよりカジュアルに爽やかなイメージに仕上げています。紺ブレの着こなしにも慣れて、もう少し若々しく個性を出したい人にオススメしたいスタイルです。
コーデ3
淡いブルーのダブルチェックJKにニットタイを合わせた大人っぽいジャケパンスタイル
グレンチェックのライトブルーダブルジャケットに同系色のダークネイビーのパンツを合わせています。Vゾーンを白シャツにタイをニットタイにすることで重たくなりがちなダブルのコーディネートが軽いイメージの印象になります。カジュアルさの中にも大人っぽいイメージを与えたい人にオススメしたいスタイルです。
注意点として、ダブルジャケットは肩パットのないアンコン仕立てを選ぶことがポイントです。ダブルへの苦手意識もなくなり軽くカジュアルな見え方になるのでトライしてみて下さい!
コーデ4
リネンのブラウンチェックにネイビーパンツを合わせた夏らしいジャケパンスタイル
リネン混のブラウンチェックジャケットに同じリネン混のネイビーパンツを合わせています。ネクタイも素材感のあるベージュのレジメンを選んで全体を夏らしいトーンでまとめています。
ジャケパンスタイルの着こなしに大分慣れたビジネスカジュアル上級者向けのスタイルです。
【ジャケパン×ネクタイなし】ビジネスカジュアルコーデ4選
コーデ1
シアサッカーにネイビーパンツを合わせた夏らしい爽やかなジャケパンスタイル
薄いブルーのコットンコードレーンジャケットにネイビーパンツを合わせています。アメリカントラッドの王道のスタイルであり誰からも好感度の高いのが特徴です。ブルーのグラデーションが暑い夏の時期でも涼しげな印象を与えてくれます。品の良さと爽やかさを感じさせたい人にオススメしたいスタイルです。
コーデ2
グレーチェックにダークネイビーを合わせたシックなジャケパンスタイル
グレーのチェックジャケットにダークネイビーのパンツを合わせています。コーディネートの難しいチェック柄ですが、インナーにシンプルな白シャツを合わせることで品良くまとめています。少し大人っぽい落ち着いた印象を与えたい人にオススメしたいスタイルです。
コーデ3
リネン混のカーキジャケットにベージュのパンツを合わせた上級者向けのジャケパンスタイル
リネン混のカーキジャケットにコットンベージュのパンツを合わせてインナーもサックスブルーのボタンダウンで爽やかにまとめています。ネイビーやグレーのジャケットに飽きて、もう少し個性を表現してみたいビジネスカジュアル上級者の人にオススメしたいスタイルです。
コーデ4
ブルーのセットアップにニットを合わせた機能的でスポーティーなイマドキなスタイル
ジャケパンスタイルではありませんが、機能素材を使ったブルーのセットアップスタイルです。インナーにストライプシャツとVネックの白ニットを合わせたことで清潔感とスポーティーな印象を与えることが出来ます。動き易いジャージー素材を使っているのでストレッチ性や防シワ性などにも優れています。出張なども多くアクティブに活動するビジネスマンの方にオススメしたいスタイルです。
【シャツ×パンツ】ビジネスカジュアルコーデ4選
コーデ1
ロンドンストライプにネイビーパンツを合わせた清潔感を感じるスタイル
ブルーのストライプシャツに同系色のネイビーパンツを合わせています。太めのピッチのストライプ柄と若々しさを感じる青みがかったネイビーパンツのスタイリングがスッキリとしてスマートな印象を人に与えることが出来ます。スマートな印象を作りだすには、程良いフィット感のシャツのサイズと、裾に向かって細くなるテーパードシルエットのパンツの組み合わせがとても大事になります。
コーデ2
ブルーのチェックにベージュのコットンパンツを合わせた若々しさを感じるスタイル
細かいチェックシャツにベージュのコットンパンツを合わせています。カジュアル感のあるチェック柄と明るいベージュの組み合わせが、清潔感と若々しさを感じさせてくれます。サイズ感もゆったりし過ぎない程良いフィット感に注意する事で、カジュアルさの中にも適度なドレッシーさも感じるビジネスカジュアルスタイルが完成します。
コーデ3
ブルーのクレリックシャツにグレーパンツを合わせた品の良さ感じるスタイル
サックスブルーのクレリックシャツにネイビーのパンツを合わせています。シャツの衿とカフスに部分的に使われた白が品の良さと清潔感ある印象を与えてくれます。ビジネスカジュアルのシャツ×パンツのスタイリングの中ではキレイめなイメージをキープした好感度の高いスタイルです。
コーデ4
ジャージーシャツにネイビーパンツを合わせた機能的でスマートさを感じるスタイル
サックスブルーのジャージーボタンダウンシャツにテーパードシルエットのネイビーのパンツを合わせています。伸縮性のあるジャージー素材であれば体にフィットしたサイズ感でも動きやすいので無理なく着る事が出来ます。上下をブルー系のグラデーションでまとめれば、機能的でスマートな印象を感じさせるスタイルが完成します。
【ベストorニット×シャツ×パンツ】ビジネスカジュアルコーデ4選
コーデ1
ストライプシャツにネイビーを合わせた上品さを感じるベストスタイル
ストライプシャツに青みがかったネイビーのベストとパンツを合わせて、ピンクのレジメンタルタイをポイントにしています。誰もが軽装になりがちなクールビズスタイルと違い、ベストを着る事で適度なドレッシー感を表現する事が出来るのです。ビジネスカジュアルと言えども品格ある印象を与えたい人にオススメしたいスタイルです。
コーデ2
ストライプシャツにダークネイビーを合わせた少しカジュアルなベストスタイル
ピッチ(幅)の太いブルーストライプシャツにダークネイビーのベストとパンツを合わせています。ドレッシーになりがちなベストスタイルですが、太めのストライプ柄を合わせることで適度なカジュアル感を表現しています。人とは違うちょっと個性的な印象を与えたい人にオススメしたいスタイルです。
コーデ3
ストライプシャツに白ニットを合わせた清潔感を感じるベストスタイル
ストライプシャツにVネックの白ニットを重ねてブルーのパンツを合わせています。コーディネート自体はごくシンプルですが、白とブルーの色の組み合わせによってクリーンで若々しいイメージを醸し出しています。カジュアルさの中にも清潔感のある印象を与えたい人にオススメしたいスタイルです。
コーデ4
白シャツにブルーのクルーネックニットを合わせた品の良さを感じるカジュアルスタイル
白シャツにロイヤルブルーのクルーネックニットをライトグレーのパンツに合わせています。カジュアルさの中にも品の良さと清潔感を感じさせてくれます。ブルーとライトグレーの色の相性も良く、このコーディネートはカジュアルさの中にも洗練された印象を与えたい人にオススメしたいスタイルです。
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いかがでしたでしょうか?
ビジネスカジュアルとは何か、着こなしのポイントやコーディネートをご紹介しました。各アイテム選びのポイントを参考に、間違いのないビジネスカジュアルスタイルを楽しみましょう。
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Supervisor - この記事の監修者
大学卒業後、アパレルメーカーにてミラノコレクションにも参加するイタリアブランドのデザイナーとして11年のキャリアを積む。チーフデザイナーを歴任後、フリーとなり、オリジナルブランドのセレクトショップや百貨店での展開。大手アパレルや小売店、商社など、様々なプロジェクトのデザインやディレクションを手掛ける。