両家顔合わせは、結婚準備の大事な一歩。最近ではかっちりとしたスーツではなく、カジュアルな服装を選ぶ方も増えています。堅苦しさを避けるためには、品のあるカジュアルスタイルを心がけると良いでしょう。

そこで今回は、『両家顔合わせの服装はカジュアルでもいい？』『両家顔合わせのカジュアルな服装の選び方』『親族は新郎新婦に合わせてカジュアルな服装を選ぶ』『服装以外にも決めておくべき両家顔合わせの段取り』について見ていきながら、大事な顔合わせの服装を新郎新婦・親族別に紹介していきます。

 

両家顔合わせの服装は
カジュアルでもいい？

両家顔合わせは、フォーマルな服装をイメージする方が多いかと思いますが、カジュアルな服装でもいいのかについて解説していきます。

カジュアルにしたいなら両家の認識を合わせる

両家顔合わせの服装は、必ずしもフォーマルである必要はありません。ただし、カジュアルな服装にしたい場合は、事前に両家で服装の認識をすり合わせることが重要です。どちらがカジュアルな服装で、もう片方がフォーマルな服装だと、その場の統一感がなく、服装の違いによって気まずい雰囲気になってしまう可能性があります。顔合わせをする前に、カジュアルにするのかフォーマルにするのかを確認し、両家で統一感を持てるように心がけましょう。

▽カジュアル感のあるスーツコーデについて知りたい方はこちら。

■ 関連ページ：カジュアルスーツとは？おすすめコーデ30選！おしゃれな着こなし方・選び方も解説

場所に合わせた服装を選ぶ

顔合わせをお店で行う場合は、お店の雰囲気も確認しておく必要があります。高級レストランや老舗の高級店などを選ぶ場合は、カジュアルな服装では場にそぐわないことがあります。そのため、高級店で顔合わせをする際は、フォーマルまたはセミフォーマルな服装を選ぶことをおすすめします。しかし、カジュアルなレストランやなじみのお店を選ぶ場合は、カジュアルな服装で問題ないでしょう。どちらの場合も、事前にお店の雰囲気を確認し、服装とお店の雰囲気が合うようにすることが大切です。

 

両家顔合わせの
カジュアルな服装の選び方

新郎新婦が両家顔合わせの際に着用するカジュアルな服装は、清潔感が重要です。どのような服装が相応しいのか見ていきましょう。

男性（新郎）の服装

カジュアルといっても両家顔合わせということを忘れてはいけません。清潔感を与えつつ、カジュアルさを意識した男性の服装から見ていきましょう。

■スーツの着用が一般的

カジュアルな雰囲気の両家顔合わせの場合でも、スーツの着用が一般的となります。カジュアルさを出すためには、ネクタイなしのスタイルやジャケパンスタイルを選ぶと良いでしょう。普段から着用しているスーツを着る場合には、シワや汚れがないように、事前にクリーニングに出しておくことが重要です。スーツが整っていることで、カジュアルな服装きちんとした印象を与えることができます。また、服装が整っていると、相手方に良い印象を残すことができるでしょう。

■清潔感を意識した服装選びがポイント

清潔感を意識して、服装だけでなくヘアスタイルやひげの手入れにも気を付けましょう。普段使っている革靴は、そこのすり減りやつま先の汚れがないか事前に確認しておくことが大切です。靴下も、ほつれや破れがあるとだらしない印象を与えてしまうため、チェックしておくと良いでしょう。また、夏に顔合わせを行う場合は、ジャケットなしのスタイルも可能ですが、ジャケットを着ない場合は、事前に両家でノージャケットでも問題ないか確認しておくことが必要です。服装の統一感と相手方への敬意を払うためにも、事前に確認しましょう。

女性（新婦）の服装

ここからは、男性のカジュアルとは違った、女性ならではのカジュアルさがある服装の選び方を見ていきましょう。

■ワンピースが定番

女性の服装の定番はワンピースタイルです。ひざ丈やひざ下丈の長さで、胸元があまり開いていない露出が少ないタイプが品良く清楚に見え好感度が高いです。ワンピースは素材やデザインによって、フォーマルさもカジュアルさも演出できます。また、パンツスタイルにする場合は、上品でエレガントさのあるオフィスカジュアルに近しいスタイルにしましょう。色を選ぶ際には、ピンクや白、ベージュ、レモンイエロー、ライトブルーなどの明るめで優しいパステルカラーがおすすめです。場を華やかなものにするために、明るめの色の服を選ぶのが良いでしょう。

■過度な露出や派手さを抑えた服装選びがポイント

お祝いの席でカジュアルな服装が許可されていても、過度な露出や派手な色・柄の服装は避けましょう。このような服装は、お祝いの場にふさわしくないためNGです。また、外が暑くても室内は空調が効いて寒い場合があるため、温度調整ができるような服装選びも大切です。ロングヘアーの場合は、基本的に髪をまとめることで、清潔感のある印象になります。アクセサリーはつけすぎないようにし、小ぶりのピアスやイヤリング、ワンポイントのネックレスがおすすめです。アクセサリーなどのワンポイントを加えることで、カジュアルさと華やかさをプラスします。

▽両家顔合わせにふさわしい定番の服装について知りたい方はこちら。

■ 関連ページ：両家顔合わせにふさわしい服装とは？ 男女別の定番やドレスコード別の装例をご紹介！

 

親族は新郎新婦に合わせて
カジュアルな服装を選ぶ

顔合わせの主役はこれから結婚しようとするふたりですが、親族の服装も重要です。どのような服装を選ぶべきか事前に確認しましょう。

父親（新郎新婦の父）の服装

父親の服装は、ブラックスーツかダークスーツが基本ですが、新郎や相手側の父親とスタイルを合わせることが大切です。カジュアルな服装に関して、ノーネクタイでよいのか、ジャケットは必要なのかなど、認識が異なる場合もあるため、迷ったときは事前に相談しておくと安心です。また、カジュアルを意識した服装の場合、ジャケパンスタイルやジャケットにチノパンなど、上下をあえて揃えない服装がおすすめです。これにより、かっちりとしたスーツよりも柔らかい印象を与えることができます。

母親（新郎新婦の母）の服装

女性の服装はワンピースが基本ですが、男性同様に、新婦や相手側の母親とスタイル合わせることが重要です。カジュアルな服装を選ぶ際には、固くなりすぎないワンピースやツーピース、セレモニースーツ、ブラウスなどを選ぶと良いでしょう。これらのアイテムを使えば、上品で落ち着いたカジュアルコーデを楽しむことができます。さらに、小物やアクセサリーでアクセントをつけると、華やかさを加えることができ、全体のバランスも整います。

 

服装以外にも決めておくべき
両家顔合わせの段取り

両家顔合わせを実施するにあたり、事前に進行の段取りを決めておくことが重要です。

まずは、両家の出席者を確認し、日程や場所、時間帯を決めます。一般的にはランチタイムが多いですが、ディナーでも問題ありません。参加者全員にとって都合のいい時間でアクセスしやすい場所を選びましょう。
日程や場所が決まったら、料理の内容（コース料理など）や支払方法についても事前に決めておくことをおすすめします。どのように支払うのかを事前に話し合っておくことで、当日の進行がスムーズになります。
次に、簡単にでも良いので当日のプログラムを組んでおくと良いでしょう。段取りを決めておくことで、食事会がだらだらと進行することを避け、充実した顔合わせの時間を過ごすことができます。
しっかりとした事前準備を行うことで当日がスムーズに進行し、良い思い出になる顔合わせとなるでしょう。

 

カジュアルな雰囲気で
両家の親睦を深めよう

両家顔合わせは、参加する全員にとって大切な会です。清潔感のあるカジュアルな服装を着用することで相手側からより良い印象を持ってもらえるでしょう。
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■ 関連ページ：オーダースーツならGlobal Style（グローバルスタイル）｜1着2万円台～

 

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