NEWスーツは後ろ姿で決まる！かっこよく見せる4つのポイントを解説

スーツの後ろ姿は人の目に付きやすく印象を残します。背中やシルエットに自信を持つためには、いくつか重要視するポイントがあります。後ろ姿の美しさを磨くことで周囲に良い印象を与え、スーツスタイルを高めることができます。

そこで今回は、『スーツの後ろ姿が重要な理由』『スーツの後ろ姿を決める重要な要素』『スーツの後ろ姿をかっこよく見せるポイント』『後ろ姿までこだわるならオーダースーツ』について見ていきながら、スーツの後ろ姿をかっこよく見せる方法を紹介します。

 

スーツの後ろ姿が重要な理由

スーツの着こなしは、相手へ与える印象を左右させます。相手に良い印象を与えられるような着こなしができれば、相手との良好な関係の構築やビジネスの成功などにも繋がりやすいでしょう。前から見たスーツ姿は鏡などを使って自分自身で確認することができますが、後ろ姿は見えづらく、あまり確認していない方は多くいるかと思います。チェックしづらい後ろ姿まで気を配ることで、清潔感を与えることができます。

 

スーツの後ろ姿を決める重要な要素

スーツの後ろ姿を決める要素には、細かな部分がいくつかあり、少しの違いを意識することで見た目の印象をアップすることができます。ここからは、後ろ姿を決める重要な要素を5つ紹介します。

1.襟

スーツスタイルでは、後ろ姿から見える首回りも重要視されています。首回りのシャツは、ジャケットの襟からシャツが2cm程度出ている状態が適切です。しかし、既製シャツではネクタイ着用時に襟が下がってしまうため、2cmを保つことが難しくなります。長さを保つためには、襟が下がらないオーダーシャツがおすすめです。また、オーダースーツなど自分の肩の癖に合わせた仕立てをしているスーツは、襟の部分がバランス良く作られています。ビジネススーツはダークカラーなど落ち着いた色味のものが多いため、襟部分からシャツが少し見えることでメリハリのついた着こなしをすることができます。

2.袖口

スーツの後ろ姿を良くするには襟だけでなく、ジャケットの袖口から適切な長さでシャツの袖口が見えていることが重要です。ジャケットの袖丈は、腕を下したときに袖口が手首の骨を隠す程度にすると良いでしょう。シャツの袖丈は、ジャケットの袖口から1.5cm程度見える長さが適切です。ジャケットとシャツの長さを適切な長さにすることで、清潔感のあるスーツスタイルにすることができます。

3.ベント

ベントとは、上着の動きやすさを求め、裾に切り込みを入れたものになります。ベントには「シングルベント」「サイドベンツ」「ノーベント」のデザインがあり、選ぶタイプによってスーツのシルエット、見た目の印象が変わってきます。

■センターベント
センターベントとは、後ろ身頃の中央に切れ込みが入っているのが特徴です。多くのスーツに取り入れられている定番のタイプで、細身のスーツや丈が短めなスタイリッシュなスーツ・イメージが好きな方におすすめです。すっきりとした後ろ姿になり、年齢やスーツの種類を問わず合わせやすくなっています。また、動きに合わせてサイドに広がるのを抑えられるため、シンプルな着こなしとなります。

■サイドベンツ
サイドベンツとは、左右に2本の切れ込みが入っているのが特徴です。ダブルスーツや着丈が長めのスーツとの相性が良く、クラシックなイメージが好きな方におすすめです。また、英国調のスーツに使われていることが多く、優雅で重厚感のあるスタイルを作ることができます。サイドベンツは、動きや風の流れに合わせて大きくなびくため、エレガントな着こなしとなります。

■ノーベント
センターベントやサイドベンツと違い、ベントに切れ込みが入っていないのが特徴です。冠婚葬祭で着用する礼服(タキシード・フォーマル)スタイルが主流となります。ノーベントは、ビジネスシーンではあまり見かけませんが、落ち着きのある上品なイメージが好きな方におすすめです。動きやすさより見た目を重視したデザインなので、運動量をそれほど必要としないジャケットなどに最適です。

▽センターベントとサイドベンツの違いや特徴について詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ：センターベントとサイドベンツどっちがおすすめ？デザインの由来から分かる選び方！

4.着丈

着丈とは、ジャケットの襟元から裾の一番下までの長さを指します。着丈はスーツのシルエットや着こなしのバランスに大きく影響します。男性が着用する際の一般的な着丈の長さは、ヒップラインが丁度見え隠れする程度の長さとなります。短めにするとスマートに見せることができますが、短すぎると大人らしい落ち着きが欠けてしまいます。また、長すぎるとスーツに着せられている感が強くなり、全体がだらしなく見えるため、適度な長さを心掛けましょう。

▽スーツの着丈によって変わる印象について詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ：スーツは「着丈」が重要！目安や長さで変わる印象、ポイントを紹介

5.パンツ

パンツは、長さや太さなどのシルエットを意識しましょう。パンツの一般的な長さは、パンツの裾が靴に軽く触れる程度とされています。一般的な長さにすることで、ビジネスからカジュアルまで幅広い場面で着こなすことができます。太さは、ジャケットの長さとのバランスを見て検討すると良いでしょう。綺麗なシルエットを保つためには、パンツのジャケットに物を入れすぎないことも大切です。

 

スーツの後ろ姿をかっこよく見せるポイント

スーツの後ろ姿をかっこよく見せるためには、着用時などにポイントがあります。相手に良い印象を与えるために気を付けたいポイントを紹介します。

1.シワをつくらない

▲(左)体型に合っていないスーツ(右)オーダースーツ▲

ジャケットの背中部分やパンツのヒップ部分にシワがつかないように気を付けましょう。シワがつきやすいスーツの特徴として、自分の体型に合っていないスーツだとシワがつきやすいとされています。また、巻き肩やいかり肩、ストレートネックなど、体型や姿勢によってスーツにつくシワも異なります。シワを作らないためには、オーダースーツなどで自身の体型に合わせたスーツにすることが重要です。

2.正しい姿勢を保つ

スーツのサイズ感に加えて、着用時の姿勢も見た目の印象を大きく左右します。正しい姿勢を保つことで、後ろ姿をより美しく見せることが可能です。また、姿勢が悪いことでスーツのシルエットが変形し、シワもつきやすくなります。できるだけ正しい姿勢を保ち、座っている際も姿勢に気を付けることを心掛けましょう。 正しい姿勢を意識することで、スーツの魅力を引き立てることができます。

3.センターベントかサイドベンツを選ぶ

ベントを選ぶ際には、センターベントもしくはサイドベンツを選ぶことがポイントです。センターベントやサイドベンツであれば動きやすさがあり、ジャケットにもシワがつきづらくなります。ただし、ベントがめくれた状態が続くと、シワが起こりやすいため注意が必要です。着用後はジャケットをしっかりとハンガーに掛けて形を整え、ベントの部分は折れ曲がらないように保管しましょう。

4.体にフィットするスーツを選ぶ

体にフィットするスーツであれば、後ろ姿も綺麗に見せることができます。スーツ全体のバランスが良いことによって、スタイリッシュな着こなしとなり、相手へも好印象を与えることができます。また、体にフィットするスーツはシワもつきづらく、長く愛用することができるでしょう。体にフィットしたスーツを購入したい場合は、体型の特徴に合わせてスーツを作ることができるオーダースーツがおすすめです。

▽体にフィットしたオーダースーツを検討中の方はこちら。

■ 関連ページ：オーダースーツならGlobal Style（グローバルスタイル）｜1着2万円台～

 

後ろ姿までこだわるならオーダースーツ

自分自身のスーツの後ろ姿は意識していないとあまり見る機会がありません。しかし、周りからは後ろ姿が目に入りやすいため、着用時には注意が必要です。着用時のポイントを抑えることで、シワがつきにくく美しい状態を保つことができます。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、豊富な生地の中から自身の体型に合わせたオーダースーツを作ることができます。オーダースーツで後ろ姿まできれいに着こなしてみてはいかがでしょうか。

 

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