NEWスーツに色違いベスト（オッドベスト）はアリ！合わせ方やおすすめコーデを紹介！

スーツの中に着用するベスト。スーツに色違いのベストを着用するコーデは、おしゃれ度が上がるアイテムのひとつです。ジャケット、ベスト、スラックスが同じ生地で仕立てられたスリーピースとは違った魅力があり、オッドベストを着用するとこなれ感を演出できます。

そこで今回は、『スーツに色違いのベスト（オッドベスト）はアリ！』『スーツと色違いのベストの合わせ方』『ベストを着るなら知っておきたいポイント』『【シーン別】色違いスーツ×ベストのおすすめコーデ』『スーツ×色違いベストでワンランク上の着こなしを』について見ていきながら、スーツと色違いのベストの合わせ方のコツを紹介します。

 

スーツに色違いのベスト（オッドベスト）はアリ！

スーツに色違いのベストを取り入れることは問題ありません。1960年前後に流行していたファッションの一つでもあり、色違いのベストの組み合わせはコーデとしても人気があります。近年ではスーツとベストを同じ色で揃えるスリーピースが主流になっていますが、色違いのベストを着こなすことができれば、スタイリングの幅が広がります。周りとは一味違ったおしゃれを楽しむことができます。

▽スリーピーススーツの特徴について詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ：スリーピーススーツの種類・特徴や着こなしのポイントを徹底解説！

 

スーツと色違いのベストの合わせ方

スーツと色違いのベストを合わせるときには、色柄の組み合わせなど意識したいポイントがあります。ベストはスーツと違って見えにくい部分ではありますが、少しの工夫で全体の印象が変化します。ここからは、スーツとベストの組み合わせ方を紹介します。

同系色でまとめる

全く同じ色ではなく、色の濃さや薄さが異なるベストを選ぶとスーツに合わせやすくなります。例えば、ジャケットがネイビーなどの濃い色なら、ベストはライトグレーなどの薄めの色が良く、ジャケットがベージュなどの淡い色なら、ベストはダークブラウンなどの濃いめのカラーを選ぶと、落ち着いた雰囲気が演出できます。また、グレー、ネイビー、ブラウンといったベーシックなカラーは、スーツと相性が良いためベストにも最適です。ベースの色を変えるだけで、いろいろなスタイルに変化します。

柄や素材の違いでメリハリをつける

ジャケットが無地の場合は、アクセントとして柄物のベストを取り入れる合わせ方もあります。チェックやストライプなどの定番柄は、程よい個性を演出しつつ着こなしやすいため、初心者でも挑戦しやすいデザインです。定番柄は派手すぎず上品な印象を与えられるため、ビジネスシーンでも活躍します。また、ベストの素材も多様にあるため、素材の違いにこだわるのもポイントのひとつです。季節感を意識した素材選びは、ワンランク上のおしゃれを演出することができます。

全体の色数を意識する

スーツとベストを違う色にする場合は、全体の色数が多くなり過ぎないよう意識することが大切です。使う色は3色以内に抑えると全体のまとまりが良くなります。色数を3色以内に抑えれば、ベストが目立つような明るめの色でも自然に着こなすことができます。靴やネクタイ、ポケットチーフなどの小物の色も含めて全体のバランスを考えることで、洗練された着こなしになります。スーツやシャツをシンプルなカラーでまとめると、ベストを主役にしたコーデを楽しむことができます。

 

ベストを着るなら知っておきたいポイント

ベストには、着用する際のポイントがあります。ポイントを抑えておくことで、ベストを着た際のこなれ感を増すことができます。ここからは、着用する際に知っておきたいポイントを紹介します。

ベストは形によって種類が異なる

ベストには襟付き、襟なし、シングル、ダブルなど、デザインの違いによって様々な種類があります。 最もオーソドックスなのは、襟なしのシングルベストで、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。また、襟付きのベストやダブルタイプのベストはクラシカルな雰囲気、シックな雰囲気を演出できます。フォーマルなシーンではもちろん、ジャケットなしでも存在感があり、洗練された大人のコーデが完成します。シーンや好みに合わせてベストの形をこだわることで、より上級者らしい着こなしができるでしょう。

ベストの一番下のボタンは外す

一般的なマナーとして、ベストの一番下のボタンは外すのが基本とされています。一番下のボタンを外すことで、窮屈さがなくなり、適度な抜け感が生まれます。また、ボタンの数が多いベストの場合でも、外すのは基本的に一番下のボタンのみで良いでしょう。全てのボタンを留めてしまうと、動作のたびにシワが寄って型崩れの原因となり、生地に負担がかかります。細部に気を配ることで、きれいな状態を保ち、長く愛用することができるでしょう。

ジャケットのボタンは基本的に外す

ベストを着用する際には、基本的にジャケットのボタンは外しておきましょう。ジャケットのボタンを外すことで、ベストのデザインが引き立ち、全体のバランスが良くなります。ただし、フォーマルなシーンではジャケットのボタンは止めておいた方が良い場合もあるので、TPOを意識することが重要です。格式の高い式典やビジネスシーンでの重要な会議では、ジャケットのボタンを留めることできちんとした印象を演出できます。

体型に合わせたサイズにする

ベストを着こなすには、色や形だけでなく、体とのフィット感を意識することが大切です。ウエスト部分に余裕がありすぎると、シルエットが悪くなってしまいます。胸周りやアームホールのサイズを正しく選ぶことがコツです。丈の長さは、パンツのベルトループが隠れる長さがあるときれいに見えます。サイズ調整が難しい場合は、オーダーベストがおすすめです。シルエットをきれいに着こなすために、体型に合わせたサイズ選びをしましょう。

▽体型に合わせたオーダーベストを検討中の方はこちら。

■ 関連ページ：オーダースーツならGlobal Style（グローバルスタイル）｜1着2万円台～

 

オーダースーツ専門店『Global Style』公式YouTubeでは、【ベスト・オッドベスト】スーツ・ジャケパンに合わせるベストの選び方とは？と題して動画を公開中。

 

【シーン別】色違いスーツ×ベストのおすすめコーデ

どの場面でベストを着用するかによって選ぶ色柄は変わります。マナーを守りつつ、おしゃれ感を増すことのできるおすすめコーデを紹介します。

ビジネスシーンでの組み合わせ

グレースーツ×グレーチェック柄ベストは、ビジネスシーンで活躍します。スーツは、温かみのあるグレーカラーのフランネル生地にシンプルな無地スタイルです。ベストには、ジャケットの厚みに負けないツイード素材のチェック柄を合わせ、秋冬に最適なオッドベストコーデです。清潔感のある大人っぽい雰囲気を演出できます。

カジュアルシーンでの組み合わせ

グリーンスーツ×グリーンストライプ柄ベストは、カジュアルシーンで活躍します。スーツは、織りが美しいグリーンの無地で、春夏シーズンに最適です。薄い印象になりがちなアースカラーのジャケパンスタイルに、特徴的な襟付きのラペルドベストを合わせたメリハリのあるコーデです。堅苦しさがなく、気軽な雰囲気を楽しめます。

フォーマルシーンでの組み合わせ

ブラックスーツ×グレー無地ベストは、フォーマルシーンで活躍します。結婚式やパーティーなど特別な日をより華やかにするタキシードスーツです。ブラックスーツに、オッドベストを着用することで、色のコントラストを表現しています。礼服・パーティー用スーツとして重宝するコーデです。

▽ビジネスシーンやフォーマルシーンでベスト着用コーデについて詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ：結婚式やビジネスでベストを着用するメリットは？～着こなし方やおすすめコーデ～

 

スーツ×色違いベストでワンランク上の着こなしを

スーツに色違いのベストを合わせることで、ワンランク上の着こなしを実現します。スリーピーススーツとは違ったおしゃれ感があり、スーツスタイルにアクセントを加えることができます。しかし、シーンによってはそぐわない可能性もあるので、TPOに考慮して着用するようにしましょう。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、ベスト単品のオーダーも可能です。自分の体型のクセに合わせたオーダーベストを着用することで、すっきりとした印象になります。スーツだけでなくベストもオーダーして、自分だけのスーツスタイルを楽しみましょう。

 

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