シーン別スーツ(春夏秋冬・クールビズ)
暑い夏のスーツを爽やかに!「Vゾーン」の着こなしまとめ
春夏のスーツの着こなしとは?
普段スーツを着用するビジネスマンの場合、四季のある日本では季節に合ったスーツを着用することになります。近年では、春夏の風物詩『クールビズ』(※1)“シャツにノーネクタイ”のスタイルも多くなってきていますね。
しかし、企業によってルールも異なるため、営業マンなどの場合は“スーツにネクタイ”が無難との声もあります。
そこで今回は、ジャケット+ネクタイありでも涼しげに見える「Vゾーン」スタイルをご紹介していきます。
▼(左から)ネクタイあり×スーツ ⇒ ノーネクタイ×ジャケパン ⇒ ノーネクタイ×シャツ(一般的なクールビズ)▼
このように、写真で比較すると、涼しさの違いは歴然ですが、ビシッとスーツスタイルでも、涼しく見せられると、それだけでオシャレに見えますよね。
環境省が提唱する環境対策で生まれた言葉。温室効果のガス削減のために、冷房時の室温を28℃で快適に過ごせる軽装や取り組みを促すライフスタイル。継続的な呼びかけにより、現在のクールビズの認知度が約9割、実施率5割弱と社会的にも定着している。
▽クールビズについて詳しく知りたい方はこちらをチェック。
■ 関連ページ:クールビズはいつから?今後の服装やマナー、夏のおすすめビジネスコーデを紹介!
スーツの見た目や印象が変わる
お洒落をつくれる「Vゾーン」とは?
スーツにおいて、見た目や印象は大切。そしてその印象は「Vゾーン」と呼ばれる、ジャケット、シャツ、ネクタイの組み合わせでガラリと雰囲気を変えることができます。
“Vゾーン”とは、ジャケット×シャツ×ネクタイから成る、上半身のV字のゾーンのこと。「胸から上で、7割は決定する」と言われている、人の印象ですが、Vゾーンはその人の個性を表す場所でもあります。
特に、季節はずれの服装をしていると、印象も悪くなってしまいます。春夏は、秋冬と違い色味のバランスが重要になります、春夏らしい明るい色を取り入れて季節感のある爽やかなスタイルを心掛けましょう。
スーツカラーから考える「Vゾーン」スタイル
【1】ネクタイの色柄をメインに楽しむ-ネイビースーツ-
ビジネススーツの定番カラーとして年齢を問わず人気のネイビーと、落ち着いた印象を与えるグレー、渋さと春夏らしさを楽しめるベージュ、3つのスーツカラーでつくる“Vゾーン”を見ていきます。
♦清潔感や知的さを感じさせる“Vゾーン”で好感度もアップさせていきましょう。春夏らしく、ネイビーやサックスカラーのシャツで爽やかに、ストライプや小紋柄のネクタイで品よくみせるスタイルがオススメ!
▲ネイビージャケットは、カラーの濃淡の違いだけでもお洒落に見えます。なので、無地のシャツをベースに、ネクタイに柄モノを持ってくるとより幅広い「Vゾーン」スタイルを楽しむことができます。▲
▲シンプルながらセンスの良さが問われる同色系のスタイルも、つくりやすいのがネイビースーツの特徴でもあります。どちらかというと秋冬のイメージが強い、ブラウン・レッドとの相性もよく、万能色として楽しめます。▲
スーツカラーから考える「Vゾーン」スタイル
【2】落ち着いた印象に爽やかさをプラスできる-グレースーツ-
♦全体的な落ち着いた印象のグレーは、濃淡によってVゾーンのみせ方を変えていきましょう。
濃い色は大人っぽく、薄い色は若々しくなど、テーマをきめるとのがオススメ。また、シャツカラーの中でも人気のホワイト・サックスの両方と合わせやすいのが特徴です。
▲グレーのスーツは、うっすらとしたチェックデザインが良く似合います。シャツの色味を明るく、清涼感のある「Vゾーン」を演出したり、同色系でシックにまとめるのもオススメです▲
▲このように、白と黒の混合、無彩色のグレーは、色の組み合わせが苦手な方でも、安心して楽しめます。ビジネスシーンでのグレーは、はずさないスーツカラーとして1着あると便利です。▲
スーツカラーから考える「Vゾーン」スタイル
【3】色の組み合わせ次第でお洒落を格上げ-ベージュスーツ-
♦ネイビーやグレーと比較すると、淡いカラーになるので、特に色合いには気をつけていきましょう。ベージュ自体のカラーに渋い印象があるので、組み合わせひとつで雰囲気を変えることができます。
▲落ち着いた印象を崩さないように、シャツは無地がオススメです。ネクタイに、赤や黄色のネクタイで胸元にも視線を集めるスタイルでまとめると春夏らしさを感じさせることができます。▲
シャツ×ネクタイから考える「Vゾーン」スタイル
【1】ストライプシャツ×ストライプネクタイ
春夏の印象をつくるシャツスタイルは「ストライプ柄」や「青シャツ」が、白シャツもいいですが、今回は、首元のお洒落さをより引き出せる、色柄をメインに見ていきます。
ネクタイの柄には、「無地」「ドット」「ストライプ」が一般的ですが、配色のバランスによって印象が大きく変わってきます。一般的なビジネススタイルのネクタイの柄は、ストライプシャツとの相性が良い「レジメンタル」がオススメです。
今回は、特に清涼感のある“Vゾーン”を中心に紹介していきます。
ストライプの幅は狭いタイプがオシャレでスタイリッシュで綺麗に見えます。太目のストライプやライン色の派手なシャツは控えると、ビジネスシーンでの基本になります。
シャツ×ネクタイから考える「Vゾーン」スタイル
【2】青無地シャツ×ストライプネクタイ
色の効果でみると、爽やかさ・知的・誠実さを表す色として人気の青シャツは、春夏にピッタリ。
オーダースーツ専門店のスタイリストが選んだ!
グローバルスタイル・スタイリストの「Vゾーン」
季節感のあるスタイルをはじめ、ジャケットの素材感で魅せる「Vゾーン」や、色柄にとらわれないカジュアルな合わせは、個性的でお洒落に見えます。
♦麻ジャケットでつくる「Vゾーン」スタイル♦
夏と言えば、麻のジャケットは外せないという方も多い人気の組み合わせは、青系のカラーを取り入れるのがオススメです。
♦ストライプのネクタイでつくる「Vゾーン」スタイル♦
ストライプのネクタイは、配色のバランスをやカラー部分の大きさの違いでガラリと印象が変わります。ブラック×レッドの組み合わせは、クラシカルな雰囲気にピッタリです。
♦挿し色でつくる「Vゾーン」スタイル♦
「Vゾーン」をつくるにあたり、楽しみ方の1つに“トレンド”を取り入れることにあります。春夏にオススメのシアサッカーのジャケットで、爽やかに。ブラウンやペイズリーのネクタイで、ヴィンテージ感のあるスタイルが人気です。挿し色としてのお洒落さも良い感じです。
■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~
ご紹介した写真はどれも「グローバルスタイル」公式インスタグラムにて、随時アップされています。
★★ Instagram – 公式アカウント
アカウントID @globalstyle_jp
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【補足】
ビジネスマンが暑い夏を乗り切るためにやっておきたい熱中症対策
地球温暖化の影響もありますが、ヒートアイランド現象を含む都市温暖化の傾向が、顕著に現れている今、どうしても暑さを我慢できない時の、熱中対策のご紹介です。
・ジャケットやネクタイは、営業先や先方に合う直前で身に着ける
・着替え用のシャツを持つ(デオドラント・速乾性のあるアイテム)
・首回りの冷やす保冷アイテムやスプレーを使う(瞬間冷却)
・扇子を持つ
ちょっとしたことでも、感じる体感温度を下げることができるので、是非、実践してみてください。
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いかがでしたでしょうか?
毎日のスーツスタイルに変化をつけたい、いつもと違った雰囲気を作りたい時に「Vゾーン」は重要な部分になります。季節感や好きな色との組み合わせを軸に考えるのも楽しみ方の一つになります。
暑さの厳しくなる春夏は、より爽やかな色柄で、ビジネスシーンでも好印象にみせるスタイルが良いでしょう。まずは、明日の「Vゾーン」から始めてみてはいかがでしょうか?