<おススメビンテージ生地 ドーメル>オーダースーツ東京・銀座
こんにちわ。
今日はいい天気ですね~日差しも暖かくお出かけ日和です!!
さて、今日はまさに1点もの!ビンテージ生地からこれは!?っというものをご紹介します。
DORMEUIL(ドーメル)※ネット調べ
1842年に設立された現存する最古参メーカです。高品質で英国の伝統的な生地を生産し続けています。
当初はオーダー用の生地専門でした。Dormeuil との社名は1863年から使われます。
1880年代の初期からニューヨークに店舗を構え始め、1960年には既製服市場に参入し始めます。
日本ではバブル期以前、紳士服は「英国のもの」という認識から、オーダー用生地メーカとしてはドーメルが他を圧倒していたと言っても過言ではありません。
特に、1957年に発明された Tonik が白眉です。
以前、三杢ポーラ, 3 ply poral がかつての夏服の定番だったと書いたことがありましたが、これはウール地です。
当然、これよりも軽く上質のモヘア(Mohair, アンゴラ山羊毛)で作れば更に快適なのですが、モヘアを撚ることができませんでした。
これに初めて成功したのが Tonik です。
Tonik には極めて根強いファンが多く、一昔前、テーラーは「お米と同じ」とまで呼んでいました。
変な言葉ですが、要するに「出来る限り値打ちに仕入れるべき必需品」という意味です。
歴史も深く非常に高品質な物だけを取り扱う会社の一つですね。
現在では最も有名なのは「アマデウス」というシリーズでしょうか!?
(GSでも取り扱いはあります。)
今回はそんなDORMEUILの中でも「SUPER BRIO」という生地がございまして…
スーパーブリオは、現在でもドーメル社のサマーモヘアのトップラインとして展開されています。
ただ現在展開されているスーパーブリオと、1958年デビュー当時の生地を比較すると、
光沢感や、触った感じが全くの別物。。
この最大の要因となっているのが、使われているモヘア糸にあります。
現在のモヘア糸は高速紡績機を使用したリング紡績モヘアが使われていますが、
オリジナルのスーパーブリオでは、TONIK同様フライヤー紡績モヘア糸が使用されています。
ちなみに、フライヤー紡績の特徴は、非効率な超低速で撚るため、撚りが均一に入り、
むっくりとした、滑らかで張りのある糸に撚り上げられることです。
因みに…アフリカの国家元首もスーパーブリオを愛用し個人的に柄を別注するほどでした。
さてさて、説明はこれくらいにして…
私個人的なおススメスーパーブリオはこちらです。↓
いかがでしょうか?このドーメルらしい柄とこのざっくり感。。。
しかもブラックのチェックなんてちょっと珍しいですね。。「今」らしさも出せます。
現在主導権を握る光沢系生地にはない「味」を楽しめる1品です!!
勿論、ナチュラルな光沢感はばっちりありますのでご心配なく!
そしてこの生地でお仕立てするなら…
GSビンテージクラシックモデルがおススメです!
仕立てもパリッとしますからね~
さてさて、気になるお値段ですが…
多分出るとこに出れば10万以上どころではないこの生地…
10万以下で買えます!!
1点しかないので早い者勝ち!!気になる方はご来店して頂いた際に「スーパーブリオ!」と
仰って下さいねw
売り切れ御免で宜しくお願い致します!!
では今日はこの辺で…
Global Style銀座外堀通り店
佛圓